公開日 2018/05/22 08:00

激増中の高画質配信コンテンツ、大画面ならもっと楽しく! BenQの4K HDRプロジェクター「HT2550」で体験

ストリーミングデバイスをつなぐだけ
プロジェクターは「本格的なホームシアター愛好家が映画を鑑賞するために設置するもの」とハードルを高く捉えがちだが、いま、その活用シーンは広がっている。4K/HDRの最高画質ソースはUltra HD Blu-rayというのは揺るぎないが、いまや映像業界を席捲しつつある映像配信サービスにも4K/HDR配信タイトルが多数あるからだ。

そこで今回は、BenQの実勢価格16万円台というハイコスパ・DLPプロジェクター「HT2550」を使って、Netflixで配信されている4K/HDRの注目タイトルを鑑賞してみよう。

「HT2550」

HT2550は0.47インチのDMDデバイスによって「4K UHD」の高画質を実現したモデル。HDR信号にも当然対応し、ランプ出力は2,200ルーメンとパワフル。100インチの投写を3.25-3.90mで実現する、ホームシアターからリビングまでをカバーするスペックを備えたモデルだ。

なお、本体には5Wのスピーカーを内蔵し、「CinemaMaster Audio +2」エンジンを搭載。さすがにホームシアターのサウンドシステムのような過度な期待は禁物だが、音響特性の異なる様々なサウンドモードの搭載やそのパワフルな出力など、力の入った仕様となっている。今回はシンプルなシステムを想定し、この内蔵スピーカーで作品を鑑賞した。

スピーカーを内蔵するため、本体だけで映像・音声出力が可能

視聴ソースにはGoogleのストリーミングデバイス「Chromecast Ultra」を用意した。Netflixの4K/HDR対応デバイスであるというだけでなく、超小型なのも特徴だ。BD/DVDプレーヤーなどでは設置や配線に悩みがち。背面のHDMI端子に直結できるこうしたデバイスは、プロジェクターとの組み合わせにうってつけだ。

あとは同一のWi-Fiネットワーク内に両機を置き、登録すれば、僕も常用しているスマートフォンのNetflixアプリから “キャストする” 簡単な操作で視聴開始できる。なお、4K/HDR対応のストリーミングデバイスは「Air Stick 4K」など様々な製品が登場し、選択肢が増えているのも嬉しい。

「ChromeCast Ultra」や「Air Stick 4K」といったストリーミングデバイスを用いれば、配線もスッキリした大画面システムが構築できる

Netflixの高画質タイトルを大画面視聴

HT2550 + Netflixでまず視聴したのが、Netflixオリジナル作品で僕のお気に入りタイトルでもある『ベター・コール・ソウル』。本作は大ヒット海外ドラマ『ブレイキング・バッド』の前日譚と呼ぶべきスピンオフ作品で、大人気悪徳弁護士 “ソウル・グッドマン” が主役だ。本作は僕がNetflixで視聴している限り、オリジナル作品でも屈指の超高画質タイトル。

『ベター・コール・ソウル』

シーズン3の第一話、本作の主要登場人物の一人であるマイクが車のスクラップ場で車内を捜索するシーン。HT2550で鑑賞すると、極めて高精細な映像の抜けの良さ、マイクの顔の皺や染みまで描く表現力、4K UHDの映像によって抉るように描写されるフォーカスに圧倒される。

映像モードは「Bright」「Vivid TV」「Cinema」「Sport」の4種類で選択できるが、本作は映画並の映像美で作り上げられているため、照明を落として鑑賞するなら「Cinema」の落ち着いた質感がよく馴染む。映像配信の作品とは思えない、静止画の写真を鑑賞するような高画質体験を届けてくれる。

鑑賞の際に照明をつけたままにするなら、ややビデオライクな映像になるが「Vivid TV」設定で十分通用するだろう。HT2550は「CinemaMaster Video+」エンジンで画質調整もできるが、『ベターコール・ソウル』ほどオリジナル画質が良ければ過度な調整は不要だ。

次ページ『GODZILLA』『ロスト・イン・スペース』も視聴

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