公開日 2017/11/29 10:00

VGP審査員も太鼓判! ドルビーアトモス搭載ノートPC「HUAWEI MateBook X」常識外れの音質

[PR]VGP 2018 金賞の実力に迫る
鴻池賢三・折原一也(構成:編集部)
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HUAWEI(ファーウェイ)が発売している「HUAWEI MateBook X」が、VGP 2018のPC部門で「金賞」を受賞した。

HUAWEI MateBook Xは同社初のクラムシェル型ノートPCなのだが、初めてとは到底思えないほど、細部を含めた完成度が高い。また驚くべきは、そのサウンド。ドルビーラボラトリーズとの協業により、音質に徹底的に磨きをかけた製品なのだ。VGP受賞によって、その実力が認められた格好だ。今回、VGP審査員の鴻池賢三氏と折原一也氏に、音質を中心としたインプレッションを寄稿いただいた。

「HUAWEI MateBook X」

両氏のインプレッションの前に、かんたんにHUAWEI MateBook Xのプロフィールを紹介しよう。

まず外観から眺めてみる。画面は13インチのIPS液晶で、解像度は2,160×1,440ピクセルだ。厚さは約12.5mm、質量は約1.05kgと、薄型・軽量だ。特筆したいのはベゼルの狭さで、約4.4mmしかない。画面のまわりに余計なものがないから、ビジネスでもプライベートでも、画面に集中できる。

キーボードの右上には、指紋認証センサーと電源ボタンを兼用した2 in 1ボタンを装備。スマホなどで慣れた指紋認証操作で、手軽かつ安全にPCを立ち上げられる。

薄型筐体で細部のカッティング、仕上げも非常に美しい

キーボードの右上に電源と指紋認証の2 in 1ボタンを装備する

薄型・軽量でありながら、プロセッシングパワーも申し分ない。最上位モデルは第7世代のCore i7で、ストレージは512GB SSD、メモリは8GB。もっとも安価なモデルでも、同じく第7世代のCore i5を採用している。

CPUが強力だから重い処理もサクサクこなせるが、薄型モデルだけに、気になるのは発熱だ。これに対しても、航空宇宙グレードの放熱素材を用いた技術「スペース・クーリング・テクノロジー」を採用することで、全モデルでファンレス構造を実現している。

手に持ったところ。A4サイズで約1kgなので持ち歩きは楽々だ

航空宇宙グレードの放熱素材を用いた技術「スペース・クーリング・テクノロジー」を採用

全体的な仕上げも美しい。これだけ細部までこだわって仕上げられたノートPCは稀だ。聞けば、同社の人気スマートフォン「HUAWEI P10」と同一のサンドブラスト処理、ダイヤモンドカットエッジを採用しているのだという。本体カラーは、i7モデルはプレステージゴールド、i5モデルはスペースグレー、ローズゴールドが用意されている。

端子はUSB Type-Cが2端子。1端子だけでは使いづらい場面もありそうだが、2端子なので安心だ。そのほか、アナログのヘッドホン端子も装備している。

ここまででノートPCとしての基本性能が非常に高いことがご理解いただけただろうか。だが、本機の売りはこれだけではない。冒頭でご紹介したとおり、この薄い筐体から発せられているとは到底信じられないほど音質が良いのだ。

HUAWEI MateBook Xは、ノートPCとして初めて「ドルビーアトモスサウンドシステム」を搭載している。HUAWEIとドルビーが共同開発したソフトウェア、内蔵スピーカー、制振材により、大音量で高解像度、かつ包み込むようなサウンドを実現する。さらに、人の声を明瞭に聞かせる機能も備えている。

ノートPCとしての基本性能が高いことはもちろん、ドルビーアトモスサウンドシステム搭載で音質を高めたことも本機の大きな特徴だ

いよいよ次ページから、鴻池賢三氏と折原一也氏のインプレッションをお届けしよう。

次ページ鴻池賢三氏は「常識を超えたマシン」と絶賛

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