HOME > ニュース > ファーウェイ、デザイン重視“若者向け”スマホ「honor 9」。最上位「Mate 10」も年内日本発売へ

ダブルレンズカメラは明るさ2倍に

ファーウェイ、デザイン重視“若者向け”スマホ「honor 9」。最上位「Mate 10」も年内日本発売へ

公開日 2017/10/10 18:15 編集部:成藤正宣
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
ファーウェイ・ジャパンは、15層に及ぶ鏡面デザインを採用し、デザインにこだわったスマートフォン「honor 9」を10月12日より発売する。価格は53,800円(税込)。

「Huawei honor 9」

honor 9 前面

本日行われた発表会では、ファーウェイ・ジャパンのデバイス・プレジデントを務める呉波氏が登壇し、「2017年のデザイン・フラグシップ」と語るhonor 9 について特徴を解説した。

ファーウェイ・ジャパン呉波氏

honorはファーウェイのスマートフォンラインナップでも「若者向け」と位置づけられる、デザインとカメラ性能に重点を置いたシリーズ。呉氏はこの「若者」という言葉の定義について「実年齢を指しているわけではなく、若々しく、活動的な人という意味合い」とした。

鏡面に加え手になじむ曲面デザインを採用

ボディーは従来モデル「honor 8」から引き続き15層のレイヤーによる鏡面仕上げがされており、見る角度に応じて複雑に光を反射。それに加えて縁が滑らかに丸みを帯びた曲面デザインを採用。保持した際、より手に馴染みやすい形状となった。

ダブルレンズにより暗所に強く、撮影機能も豊富

背面メインカメラは約1,200万画素のカラーセンサーと約2,000万画素のモノクロセンサーによるダブルレンズ仕様。F値2.2と暗所にも強く、従来モデルhonor 8 の搭載カメラと比較して明度は100%向上したとする。なお同じくダブルレンズの同社「P10」「mate 9」とは異なり、ライカは関わっていないとのこと。

食事の撮影に適した「フードモード」、一眼レフのようなボケを再現する「ポートレート」、撮影後にフォーカスを調整できる「ワイドアパーチャ」、光学ズームに匹敵する2倍ズーム機能など豊富な撮影機能を搭載し、SNSへの投稿写真などクリエイティブな撮影を支援。4K動画撮影にも対応する。

音響面では独自の音響効果「HUAWEI Hiten Audio Algorithm」を搭載。スピーカー再生時はもとより、ヘッドホン/イヤホン接続時にもサラウンドによる臨場感あふれる音声を体感できるとしている。

ホームボタンには指紋センサー、その左右にタッチ式のハードウェアキーを内蔵。ハードウェアキーは左右を入れ替えや無効化が設定可能。ディスプレイは5.15型のフルHD(1920×1080)。プロセッサーはオクタコアのKirin 960、RAMは4GB、ROMは64GBを搭載。honor 8に比べ、CPU性能は18%、画像処理性能は180%向上しているという。

ホームボタンが指紋センサーを兼ねる

本体下部にUSB Type-Cとヘッドホン端子、スピーカーを搭載

呉氏は「honorシリーズはファーウェイの他のシリーズ(Pシリーズ、novaシリーズ、mateシリーズ)とは別の独立したブランド」とし、日本では楽天モバイル、gooモバイル、イオンモバイル、IIJのMVNO 4キャリアで独占供給すると発表。通常カラーはサファイアブルー、グレイシアグレーの2色だが、楽天モバイルでは限定色ミッドナイトブラックが用意されるという。

honor 9 と共に写る呉氏

また発表会の終わりには、同社フラグシップ「mateシリーズ」についても言及。最新機種「mate 10」を年内には発表するとした。

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE