公開日 2020/01/07 11:58

<CES>ソニーが自動車「VISION-S」の試作車公開。クルマの“エンタメスペース”化目指す

車載用CMOSイメージセンサーなどアピール
編集部:押野 由宇
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
ソニーは、モビリティーの安全性、快適性、そしてエンターテインメント性を追求する取り組みとなる「VISION-S(ビジョン エス)」を、「CES 2020」にて発表した。

ソニー「VISION-S」発表。試作車も公開

同社が有するテクノロジーによって、モビリティの環境向上を目指すというもの。5G時代の到来や、自動運転の実現によるエンターテインメント需要を見据えた取り組みとなる。

自動運転では車内外の情報取得が重要となる。ソニーではこれに対して、広ダイナミックレンジを誇る車載用CMOSイメージセンサーや、カメラ、レーダー、LiDARを組み合わせ、それぞれの特徴によって相互補完する「センサーフュージョン」といった技術をアピール。

また会場では「安全性のみならず、クルマをリファインして、新しいエンターテインメントスペースにする」と述べられ、VISION-Sのプロトタイプ車両も披露された。

プロトタイプ車両では、エンターテインメントを楽しむための技術として、「360 REALITY AUDIO」を搭載。ヘッドレストに内蔵されたスピーカーからイマーシブ再生が行えるよう設計されている。またパノラマスクリーンを採用し、運転に必要な情報とともに、映像鑑賞なども行えるという。

アダプタビリティーも追求。クラウドサービスなどへの接続や、システムのアップデートなども可能としている。新たなプラットフォームには様々なアプリケーションも用意される。

なおプロトタイプ車両の開発には、マグナ・インターナショナルやクアルコムといったメーカーが参画している。

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
クローズアップCLOSEUP
アクセスランキング RANKING
1 レコードの音楽を読み取って光るターンテーブル。オーディオテクニカ「Hotaru」一般販売スタート
2 ダイソンとPORTERがコラボした特別デザインのヘッドホンとショルダーバッグ。全世界380セット限定販売
3 LUMINの進化は終わらない。初のディスクリートDAC搭載「X2」の思想を開発担当者に訊く!
4 Spotif、2025年に最も聴かれた邦楽は「ライラック」。国内外で最も聴かれた楽曲・アーティストの年間ランキング発表
5 DUNU、7ドライバー/トライブリッド構成を採用したイヤホン「DN 142」
6 カセットテープとともに過ごすカフェ「CASSE」。12/17渋谷でグランドオープン
7 Vento、3次元特殊メッシュを採用したハイブリッド拡散パネル「DAP180 / DAP120」
8 AVIOT、最大120時間再生と小型軽量を両立したオンイヤー型Bluetoothヘッドホン「WA-G1」
9 サンワサプライ、省スペース設置できる木製キャビネットのサウンドバー「400-SP120」
10 アイレックス、ALBEDO/AUDIAブランド製品の価格改定を発表。2026年1月1日より
12/5 10:47 更新
音元出版の雑誌
オーディオアクセサリー199号
季刊・オーディオアクセサリー
最新号
Vol.199
世界のオーディオアクセサリーブランド大全2025
特別増刊
世界のオーディオアクセサリーブランド大全2025
最新号
プレミアムヘッドホンガイドマガジン vol.23 2025冬
別冊・プレミアムヘッドホンガイドマガジン
最新号
Vol.23
プレミアムヘッドホンガイド Vol.33 2025 SUMMER
プレミアムヘッドホンガイド
(フリーマガジン)
最新号
Vol.33(電子版)
VGP受賞製品お買い物ガイド 2025年冬版
VGP受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2025年夏版(電子版)
DGPイメージングアワード2024受賞製品お買い物ガイド(2024年冬版)
DGPイメージングアワード受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2025年冬版(電子版)
WEB
  • PHILE WEB
  • PHILE WEB AUDIO
  • PHILE WEB BUSINESS
  • プレミアムヘッドホンガイド
  • ホームシアターCHANNEL
  • デジカメCHANNEL
AWARD
  • VGP
  • DGPイメージングアワード
  • DGPモバイルアワード
  • AEX
  • AA AWARD
  • ANALOG GPX