• ブランド
    特設サイト
公開日 2017/05/14 11:45

<OTOTEN>Bricasti Design、RoonReady対応予定のネットワークブリッジ「M5」など初公開

エミライブース/OPPO Digital Japanの模様をレポート
編集部:小澤貴信
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
5月13日(土)・14日(日)開催の「OTOTEN 2017」。本記事ではエミライ/OPPO Digital Japanの模様をお伝えする。

エミライ/OPPO Digital Japanのブース

エミライが取り扱うBricasti Designからは、現時点で未発表の製品が多数出展された。会場には製品開発を手がけるブライアン・ゾルナー氏も登場。各製品の詳細を伺うことができた。

ブライアン・ゾルナー氏

M12

参考出展となる「M5」は、同社製品はもちろん他社DACとも組み合わせられネットワークブリッジ(トランスポート)となる。UPnP準拠のネットワーク再生機能を備えるほか、RoonReadyにも対応予定となる(Roon Lab社での認証段階まで進んでいるとのこと)。

出力はUSB、AES/EBU、S/PDIF(BNC端子)を備え、USB-DACを含むD/Aコンバーターと組み合わせることができる。再生はPCMが192kHz/24bitまで、DSDが5.6MHzに対応する予定。専用ドングルを使ってのWi-Fi対応も可能だ。

M5

ブライアン・ゾルナー氏によれば、M5の特徴は、同様の製品と比べて非常に強力な電源を搭載したこと。各部への電源供給を全てリニアパワーサプライ化したという。なお、本機はネットワーク再生機能を備えたDAC/プリ「M12」(関連ニュース)で開発されたネットワーク基板がベースになっているという。

「M1SE mk2」は、デュアルモノラルD/Aコンバーター「M1SE」のマークIIモデル。変更点は、上述のM12の開発資産を活かしたネットワークボードの追加で、M12に準じたネットワーク再生に対応する。本機の登場に伴ってM1SEは終了予定で、M1SEからのアップグレードにも対応するという。

M1SE mk2

なお「M5」に加えて、「M1SE mk2」「M12」もRoonReadyに対応予定。同様に現在認証プロセスの段階とのことだった。

また「M1SE mk2」「M12」については、USB-DACが5.6MHz DSDまでの対応となっているが、近い将来、11.2MHz DSDへの対応も可能になる見込みだという。

ステレオ・パワーアンプ「M15」は、モノラル・パワーアンプ「M28」の基本構造を継承しつつサイズを抑えてステレオ化したモデル。AB級アンプで、M28と同様に大規模な低ESRコンデンサーバンクを用いた強力な電源部を備えている。出力は500W/2Ω、250W/4Ω、125W/8Ω。

M15(写真中央)とM28(写真両端)

ゾルナー氏によれば、Bricasti Designのパワーアンプは徹底したフルバランス構成や大容量電源などの特徴を備えるが、いずれの技術も「MHz帯域まで増幅可能な超広帯域設計」を実現するための手段なのだという。「200kHzまでフラットで、MHzまで伸びていること」を目指して、10kHzの矩形波をオーバーショートやリンギングなしに正確に再現することを可能にしていると同氏は説明してくれた。結果として、音楽表現にとって重要な正確な過渡特性の再現ができるというわけだ。

同ブースでは、話題のOPPO「Sonica DAC」のデモも実施。exaSoundのUSB-DAC、Aurenderのネットワークトランスポートなどの試聴デモや、各製品を取りあげたイベントも実施された。また、Mr Speakears「AEON FLOW」やSonoma Acoustics「Model One」をはじめ、両社が取り扱うヘッドホン関連製品の音を聴くこともできた。

「Sonica DAC」

Sonica DAC


AurenderやexaSoundの製品もデモ

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
クローズアップCLOSEUP
アクセスランキング RANKING
1 Apple Musicも聴ける高コスパ ネットワークプレーヤーeversolo「DMP-A8」。音質と使いこなしを徹底検証
2 Amazon Prime Videoの人気8チャンネルが2ヶ月間99円に!GW期間中キャンペーン
3 アップル製品がAmazon/ヨド/ビックなどで最安値級セール。どこが一番安い?
4 コンパクトでハイコスパ、そして音が良い! Kanto Audio「YU2」がデスクでのスピーカー再生を楽しくする
5 ソニー、4スピーカーで立体音響を実現するシアターシステム「HT-A9M2」。新スピーカーで高音質化
6 Netflixで「ご利用世帯の登録」画面が表示された場合の対処法は?
7 クリプトン、内部配線材と吸音材を強化したピアノ仕上げ・密閉型スピーカー「KX-0.5P II」
8 『鬼滅テレビ -柱稽古編放送直前SP-』5/4 13時25分から無料配信。公開生放送の観覧受付開始
9 ソニー、新フラグシップサウンドバー「HT-A9000」。単体で独自立体音響に対応/約36%の小型化も
10 ネット動画も大画面で手軽に楽しめるREGZA「40V35N」が初登場1位 <AV製品売れ筋ランキング3月>
4/30 11:19 更新
MAGAZINE
音元出版の雑誌
オーディオアクセサリー192号
季刊・オーディオアクセサリー
最新号
Vol.192
オーディオアクセサリー大全2024~2025
別冊・ケーブル大全
別冊・オーディオアクセサリー大全
最新号
2024~2025
プレミアムヘッドホンガイドマガジン vol.21 2023 WINTER
別冊・プレミアムヘッドホンガイドマガジン
最新号
Vol.21
プレミアムヘッドホンガイド Vol.31 2024 SPRING
プレミアムヘッドホンガイド
(フリーマガジン)
最新号
Vol.31(電子版)
VGP受賞製品お買い物ガイド 2024年冬版
VGP受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2024年冬版(電子版)
DGPイメージングアワード2023受賞製品お買い物ガイド(2023年冬版)
DGPイメージングアワード受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2023年冬版(電子版)
音元出版の雑誌 電子版 読み放題サービス
「マガジンプレミアム」お試し無料!

雑誌販売に関するお問合せ

WEB
  • PHILE WEB
  • PHILE WEB AUDIO
  • PHILE WEB BUSINESS
  • ホームシアターCHANNEL
  • デジカメCHANNEL
AWARD
  • VGP
  • DGPイメージングアワード
  • DGPモバイルアワード
  • AEX
  • AA AWARD
  • ANALOG GPX