ウィーンハイエンドでのお披露目品を正式発表

フェーズメーション、MCカートリッジ「PP-2200」9/10発売。磁気回路見直しやチタンボディ新採用で音質強化

公開日 2026/08/06 11:00 ファイルウェブ編集部
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協同電子エンジニアリングは、同社のオーディオブランド・フェーズメーションより、MCカートリッジ「PP-2200」を9月10日(金)に発売することを発表した。定価は693,000円(税込)。

「PP-2200」

同製品は、オーストリア・ウィーンにて6月に開催された「HIGH END Vienna 2026」にて初披露されていたモデル。日本での発売日や価格が正式に明らかになった格好だ。

2015年の発売から10年以上にわたり、他社メーカーやオーディオ媒体各社でもリファレンスとして広く愛用されてきた定番モデル「PP-2000」の後継機となる。

アナログレコードの人気が再燃する一方で、部品加工や供給環境が厳しさを増しており、PP-2000の継続生産が困難となったことを契機に開発がスタートしたという。

音質に直結する構造や各部品を根本から見直し、新たな定番MCカートリッジとなるべく完成させた自信作だと同社はアピールしている。

音質の要となる磁気回路はバランスを徹底的に精査し、効率の良い発電を追求。この高効率発電により、出力の向上とともに聴感上の歪みを減らし、サウンドの細かなニュアンス表現力やステージの臨場感が得られるようになったという。

また、ハウジングも大きく改善された。ボディ材料を従来のジュラルミンからより硬質なチタンへと変更したほか、形状を見直して固定の接点を1カ所に集約。これによって音の滲みを大幅に削減したという。

なお、このチタンボディの加工は、高い加工精度と再生力に定評のあるターンテーブル「AP-01」で知られる(株)由紀精密が手掛けている。そのほかインピーダンスは、 PP-2000の4Ωから、3.8Ωへとわずかに減少している。

シェルリードの接続端子は、先端にテーパーをつけることで接続のしやすさを向上。先端のみが細くなっているため、少々きつめのシェルリードでも容易に装着できるとのこと。これにより、デリケートなカートリッジ取り付け時の負担を軽減している。

カンチレバーにはボロン無垢材を、スタイラスチップには天然ダイヤモンドを採用。適正針圧は1.7〜2.0gで、出力電圧は0.31mV以上(1kHz 50mm/s 水平方向)、コンプライアンスが8.5µm/mN(8.5 x 10-6cm/dyne)、再生周波数範囲は10Hz〜30kHz。

製品を収める化粧箱には寄木細工をモチーフにした木製箱を新採用。また、今回から新たにスタイラスチップ用のクリーニングブラシも付属品として同梱される。

「木製箱」

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