• ブランド
    特設サイト
公開日 2015/10/29 13:23

Cambridge Audio、DAC内蔵プリメイン「CXA80/CXA60」とCDトランスポート「CXC」

サウンドファースト思想を徹底
編集部:小澤貴信
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
ナスペックは、Cambridge AudioはDAC内蔵プリメインアンプ「CXA80」「CXA60」、およびCDトランスポート「CXC」を11月1日より発売する。

CXシリーズのコンポーネント。最上段がCXA80、最下段がCXC

・「CXA80」プリメインアンプ ¥OPEN(市場想定価格160,000円前後)
・「CXA60」プリメインアンプ ¥OPEN(市場想定価格120,000円前後)
・「CXC」CDトランスポート ¥OPEN(市場想定価格80,000円前後)

今回発売される3機種は、現代のオーディオファイルに向けたコンポーネントとして同社が展開するCXシリーズにラインナップされるモデル。従来通りの「サウンドファースト(音質最優先)」の設計思想を掲げながら、新しいアプローチで音質とシンプルなデザインを追求している。

信号経路の最短化を目指したDAC内蔵プリメインアンプ「CXA80」「CXA60」

プリメインアンプ「CXA80」「CXA60」は、同社がこれまでのアンプ製品にも採用してきた高能率のClass A/B級アンプを採用。電源部には、磁束漏れを抑える低ノイズのオーディオグレードの大型トロイダルトランスと、最適な形状に設計されたヒートシンクを配置。基板レイアウトは、トロイダルトランス/ヒートシンクを中心にL/R chが左右対象になり、シグナルパスが互いに干渉しないように配慮されている。

CXA80(ブラック/シルバー)

CXA60(ブラック/シルバー)

上位モデルとなるCXA80のみ、電源部における整流回路とトロイダルトランスからの巻線をL/Rで独立させたデュアル・モノ・デザインを採用。出力を80W×2(8Ω)、120W×2(4Ω)としている。弟モデル CXA60は出力を60W×2(8Ω)、90W×2(4Ω)としている。

CXA80の背面端子

また新たな「サウンドファースト」のアプローチとして、さらにアンプデザインを改良したとのこと。信号の純度向上のために、信号経路上のコンポーネントパーツ数を大幅に削減。CXA80/CXA60の信号経路上を、従来のほぼ半分となる24個の部品で構成した。また、リアルタイムでのバイアス管理による「ダイナミック・サーマル・トラッキング・システム」を搭載。常に安定した動作を行うことができる。

両モデルはDACを内蔵。全てのデジタル入力は、ウォルフソン製DAC「WM8740」でD/A変換される。またオプションのBluetoothレシーバー「BT100」を接続すれば、Bluetooth経由での音楽再生も可能だ。

CXA80のみアシンクロナス対応のUSB-DACも備え、パソコンからの192kHz/24bit PCMの入力に対応。その他、同軸デジタル×1、光デジタル×2(いずれも192kHz/24bit対応)、BT100接続用のUSB-A端子を備える。

CXA80の背面端子

CXA60は、同軸デジタル×1、光デジタル×2(いずれも192kHz/24bit対応)、BT100接続用のUSB-A端子を搭載している。

CXA60の背面端子

CXA80のアナログ入力は、XLRバランス端子を1系統、RCAアンバランス端子を4系統搭載。サブウーファー出力、プリアウト出力も備えている。スピーカー端子は2系統を搭載する。消費電力は750W(スタンバイ 0.5W)。外形寸法は430W×115H×341Dmm、質量は8.3kg。

CXA60のアナログ入力は、RCAアンバランス端子を4系統搭載。サブウーファー出力、プリアウト出力も備える。スピーカー端子はやはり2系統を搭載する。消費電力は600W(スタンバイ 0.5W)。外形寸法は430W×115H×341Dmm、質量は8.3kg。

S3サーボを採用したCDトランスポート「CXC」

CXCは、同軸デジタル出力と光デジタル出力を1系統ずつ備えたCDトランスポート。ドライブの回転制御を行うサーボ回路には同社トップエンドのCDプレイヤー「Azur 851C」に採用された、Cambridge Audio独自のカスタム設計による“S3サーボ”を搭載する。

CXC(ブラック/シルバー)

通常の光学ディスクドライブは、コンピューターで制御されCD以外の様々なディスク再生が可能だが、回転の精度と安定性に欠け、CD再生においては音質を犠牲にしていると同社。CXCはCDの回転速度に特化したS3サーボを採用することで、CDの再生位置に応じて、ディスクの回転速度を常に監視し、高精度のエラー訂正を実施。CDに特化した再生となるが、ジッターを最小限に押さえた、クリーンかつロスのないCDデータの読み取りを可能にしたという。

CXCの背面端子

また各基板に両面実装基板を採用。ケーブルによるジャンパー接続を排し、片面基板以上の信号経路の最短化を実現。信号の劣化を最小限としている。

電源部にはオーディオグレードの大容量トロイダルトランスを搭載。磁束漏れを抑え、低ノイズかつ、クリアで安定した電源を供給を可能としたとのことだ。また、振動対策にも配慮した高剛性メタルシャーシを採用する。

消費電力は25W。外形寸法は430W×85H×315Dmm、質量は4.7kg。

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
クローズアップCLOSEUP
アクセスランキング RANKING
1 Beats、ブランド史上最小の完全ワイヤレス「Solo Buds」。ケースにバッテリー非搭載
2 2023年後期朝ドラ『ブギウギ』の総集編放送。GW期間中にNHK総合とBSプレミアム4Kで
3 Apple Musicも聴ける高コスパ ネットワークプレーヤーeversolo「DMP-A8」。音質と使いこなしを徹底検証
4 オスカー受賞『ゴジラ-1.0』4K UHDをフラゲ!特典盛りだくさんのパッケージ開封の儀
5 女子プロゴルフ「ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ」、5/2からの放送・配信予定
6 英・コード製プリメインアンプの実力恐るべし!「Ultima Integrated」をB&W「800 D4シリーズ」で徹底検証
7 【moraアニソンTOP10】本当に令和? 「ツバサ」「Get Wild」がまさかのランクイン!
8 Amazon Prime Videoの人気8チャンネルが2ヶ月間99円に!GW期間中キャンペーン
9 Dolby Vision&Atmosでゴジラの圧倒的迫力と世界屈指のVFXを堪能!4K UHD BD版『ゴジラ-1.0』徹底レビュー
10 (nb)の耳を塞がないイヤホン「Open+」、発売日が5/17に決定。割引キャンペーンも
5/2 10:40 更新
MAGAZINE
音元出版の雑誌
オーディオアクセサリー192号
季刊・オーディオアクセサリー
最新号
Vol.192
オーディオアクセサリー大全2024~2025
別冊・ケーブル大全
別冊・オーディオアクセサリー大全
最新号
2024~2025
プレミアムヘッドホンガイドマガジン vol.21 2023 WINTER
別冊・プレミアムヘッドホンガイドマガジン
最新号
Vol.21
プレミアムヘッドホンガイド Vol.31 2024 SPRING
プレミアムヘッドホンガイド
(フリーマガジン)
最新号
Vol.31(電子版)
VGP受賞製品お買い物ガイド 2024年冬版
VGP受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2024年冬版(電子版)
DGPイメージングアワード2023受賞製品お買い物ガイド(2023年冬版)
DGPイメージングアワード受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2023年冬版(電子版)
音元出版の雑誌 電子版 読み放題サービス
「マガジンプレミアム」お試し無料!

雑誌販売に関するお問合せ

WEB
  • PHILE WEB
  • PHILE WEB AUDIO
  • PHILE WEB BUSINESS
  • ホームシアターCHANNEL
  • デジカメCHANNEL
AWARD
  • VGP
  • DGPイメージングアワード
  • DGPモバイルアワード
  • AEX
  • AA AWARD
  • ANALOG GPX