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SACD/USB-DACとプリメインアンプ

<HIGH END>マランツ、次期フラグシップ「SA-10」「PM-10」試作機を披露

編集部:小澤貴信
2016年05月10日
独ミュンヘンで開催された「HIGH END 2016」にて、マランツは次期フラグシップモデルとして登場予定のSACDプレーヤー/USB-DAC「SA-10」と、プリメインアンプ「PM-10」の試作機を参考出展した。

「PM-10」(左)と「SA-10」(右)

SA-10においては、入力信号を1bit処理する“イノベーティブ”なDSD変換技術と、専用のデジタルフィルターをマランツが開発。これらにより、全てのソースをDSD変換して高音質再生することが可能になるという。マランツはこれまでもデジタルフィルターの開発実績があるが(関連ニュース)、SA-10においては新規に開発したとのことだ。

「SA-10」

背面端子部

最新のオリジナルSACDドライブメカ「SACD-M3」を搭載。SACD、CDに加えて、ハイレゾファイルを収録したデータディスクも再生が行える。USB-DACについては、384kHz/32bit PCMや11.2MHz DSDの再生に対応。最新のノイズアイソレーションシステムも採用する。

PM-10は、プリメインアンプでありながらセパレートアンプを凌駕するクオリティーを実現するべく企画されたモデル。プリアンプ部については、同社のプリアンプ名機「SC-7」から継承したフルシンメトリカル回路とHDAMを組み合わせた構成を採用する。

「PM-10」

背面端子部

パワーアンプには、モノラル構成のスイッチングアンプを搭載している。

会場では欧州マランツのブランドアンバサダーを務めるKen Ishiwata氏がこの「SA-10」「PM-10」のデモを実施。専用に用意された大型試聴ブースには連日多くの来場者で詰めかけており、マランツの新フラグシップに対する欧州の注目度と期待度の高さが感じられた。

「PM-10」と「SA-10」のデモの様子

欧州マランツのブランドアンバサダーを務めるKen Ishiwata氏がデモを行った

なお出展されたのは前述の通りプロトタイプで、現在も開発段階にあるとのこと。発売時期や価格、日本での展開などについても現時点では未定とのことだ。続報が入り次第、お伝えしていきたい。

ブースでは、USB-DACヘッドホンアンプ「HD-DAC1」やプリメインアンプ「HD-AMP1」に続くコンパクトHi-Fiの新モデルとして、CDプレーヤー「HD-CD1」も披露された。本機はHDAM-SA2によるディスクリートアナログ回路や、シーラス・ロジックの192kHz/24bit対応DAC「CS4398」など、フルサイズHi-Fiクラスの内容を装備。サイズはHD-AMP1とほぼ同じで、サイドパネルをはじめデザインも揃えられている。

HD-AMP1(左)とHD-CD1(右) ※ブラックカラーは日本未導入

エントリークラスの新製品となるCDプレーヤー/アンプ「CD6006」「PM6006」も登場。昨年の本イベントで発表された「SA-14S1」「PM-14S1」のSpecial Editionも引き続き出展されていた。

エントリークラスのCDプレーヤー/アンプも一斉展示

「PM-14S1」と「SA-14S1」のSpecial Edition

その他、現行モデルのトップエンドである11シリーズから、コンパクトオーディオシステム「M-CR611」、AVプリアンプ「AV8802A」まで、マランツの主要製品が一堂に会していた。

「PM-11S3」と「SA-11S3」

「NA-11S1」


M-CR611(左)とM-CR511(右、国内未発売) ※カラーは欧州仕様

「AV8802A」

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