公開日 2018/11/06 06:30

【第217回】行き着いた先の、さらに先へ! 「秋のヘッドフォン祭2018」 超個人的ベスト5

[連載]高橋敦のオーディオ絶対領域
去る10月27日と28日の土日、恒例「秋のヘッドフォン祭」が開催された。初日はpetit miladyオーケストラコンサートと重なっていたため、僕は二日目のみ参加。その二日目だが、今回は主なイベントがメーカー発表会系は初日、よりバラエティ豊かな催しは二日目というように分かれていたこともあってか、適度にゆるい雰囲気が感じられブースも回りやすかった。まあ、その二日目のイベントにもガチ勢が混じっていたが……

その一つ、小岩井ことりさんは完全に“ガチ”。イベント&インタビューからポタオデ愛が溢れ出ていた!



……何はともあれ、今回も編集部レポートとは完全独立型な高橋敦個人の「勝手にベスト5」を紹介させていただこう。キーワードは「再び熱い!」だ。

【第5位】“AKGモニターヘッドホン”が再び熱い!

AKGのモニターヘッドホンというとオーディオファンの印象としてはK702、K612 PRO、K812/K872などのハイエンド機の印象が強いのではないかと思う。しかし、スタジオ等でのモニターヘッドホンとして真のド定番に君臨しているのは240番シリーズと270番シリーズ、現行モデルとしては「K240 MKII」と「K271 MKII」だ。

その両モデルとは別口ではあるが、同じく「240」「270」の番号を背負うニューモデル「K245」「K275」が登場した!

K240 MKII&K271 MKIIよりも現代的に洗練されたソリッドなデザイン

そして今回のポイントはここ!

上の写真でもクローズアップしているように、今回のニューモデルにおける最大のポイントはフォールディング機構「3-AXIS」ヒンジの搭載。キャリングポーチも付属し、コンパクトに折りたたんで収納&携帯できるようになった。

そして、折りたたみできるようになったにも関わらず、ヘッドバンド調整不要のセルフアジャスト機構も維持!なので、折りたたんだ状態からでもそのまんま再びさっと使い始められる。この扱いやすさはプロユースはもちろん、リスナーの普段使い用としても便利なはずだ。

音質や装着感についてはもう「安定のAKGモニター」の一言。あとは、240/270番の伝統通りK245がオープン型、K275がクローズド型となっているので、音の好みや使う場所によって選び分ければ良い。

K245はオープン型。ルックス的にも精密感があってかっこいい!

K275はクローズド型。ルックス的にはソリッド感が際立つ

【第4位】“Bluetoothリケーブル&レシーバー”が再び熱い!

完全ワイヤレスイヤホンも出揃ってきた現在、「手持ちのイヤホンをワイヤレス時代にも使い続けたい!」というこだわりを持ち続けるユーザーも少なくなってきたのだろうか、一時期は新製品が出るたびに話題になっていたBluetoothリケーブルも、今やそれほど話題にはならない。

…の、だが!実はこの「手持ちのイヤホンをワイヤレス時代にも使い続けたい!」に応えてくれる系アイテムは、むしろ今がいちばん充実しているかもしれない。

まず今回の目玉としてはやはりこちら、Shure「RMCE-BT2」だ!

Bluetoothリケーブルとしては珍しい取り回しを採用

ハイエンド機SE846との組み合わせを自らアピール!

遂にaptX HD等の高音質コーデックにも対応!…というのが分かりやすいポイントではあるが、その音質に最大の貢献を果たしているのは、チップセットに標準搭載のヘッドホンアンプ回路をバイパスして増設された独自設計のヘッドホンアンプだ。これが同社イヤホンの力を引き出してくれる。

一方、より手軽にBluetooth対応を!というユーザーに注目してほしいのは、Bluetoothレシーバー機能搭載ポータブルアンプ的な製品。

新製品のFiio「BTR3」。apt X HDにもLDACにも対応

先行するRADSONE「EarStudio」もaptX HDに加え、アップデートでLDACにも対応

ワイヤレス専用で考えるならば、ケーブル部分を最小限にできるリケーブルの方がスマート。しかし一つのイヤホンに対して、DAPとはワイヤード、スマホでラジオ等を聴くときにはワイヤレスと使い分けたい場合、リケーブルでは正直差し替えが面倒だ。そういった使い方にはこのタイプのアイテムをおすすめしたい。

そんなところも含めて、この連載でも近く「Bluetoothリケーブル&レシーバー特集」的な記事を執筆予定。乞うご期待!

次ページワイヤレスだけじゃない、有線(ワイヤード)もまだまだ熱い!

1 2 3 4 次へ

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
クローズアップCLOSEUP
アクセスランキング RANKING
1 Amazon、広告なし新プラン「Prime Video Ultra」。値上げの代わり特典強化
2 オーディオの未来を見据えるオンリーワンなブランド、LINN。CEOに聞くネットワーク再生のこれまでとこれから
3 デノン、カートリッジ/フォノイコ搭載レコードプレーヤー「DP-500BT」。BluetoothはaptX Adaptive対応
4 ティアックストア、マクセルのBluetooth対応CDラジカセ「MXCR-200」を取り扱い開始
5 等身大の大画面とかんたんオンオフで家族の一日に寄り添う110型スクリーン・シアター
6 大事な記録を集めて共有!UGREEN「NASync DH2300」は複数人で使っても便利
7 JBL、小型Bluetoothスピーカー「Grip」に春らしい2色「ピンク」「ターコイズブルー」を追加
8 BeatsとNikeが初コラボ。完全ワイヤレスイヤホン「Powerbeats Pro 2 - Nike Special Edition」
9 光城精工「仮想アース」「電源コンディショナー」「電源タップ」比較試聴会。秋葉原のテレオンで3/28開催
10 オーディオスペースコア、JORMA DESIGNの最上位ケーブル「PARAGON」試聴会を4/4、5に開催
3/19 11:00 更新
音元出版の雑誌
オーディオアクセサリー200号
季刊・オーディオアクセサリー
最新号
Vol.200
世界のオーディオアクセサリーブランド大全2025
特別増刊
世界のオーディオアクセサリーブランド大全2025
最新号
プレミアムヘッドホンガイドマガジン vol.23 2025冬
別冊・プレミアムヘッドホンガイドマガジン
最新号
Vol.23
プレミアムヘッドホンガイド Vol.33 2025 SUMMER
プレミアムヘッドホンガイド
(フリーマガジン)
最新号
Vol.33(電子版)
VGP受賞製品お買い物ガイド 2025年冬版
VGP受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2025年冬版(電子版)
DGPイメージングアワード2024受賞製品お買い物ガイド(2024年冬版)
DGPイメージングアワード受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2025年冬版(電子版)
WEB
  • PHILE WEB
  • PHILE WEB AUDIO
  • PHILE WEB BUSINESS
  • プレミアムヘッドホンガイド
  • ホームシアターCHANNEL
  • デジカメCHANNEL
AWARD
  • VGP
  • DGPイメージングアワード
  • DGPモバイルアワード
  • AEX
  • AA AWARD
  • ANALOG GPX