公開日 2012/02/09 21:34

【CP+】豊富な交換レンズを組み合わせて楽しめるパナソニックブース/ニコンD4・D800・D800Eに熱い注目

ファイル・ウェブ編集部
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
本日2月9日から12日まで、パシフィコ横浜にて開催されるカメラと写真の総合展示会「CP+」。会場には昨日各社からリリースされた新製品が多数登場している。

本稿ではパナソニックとニコンブースの模様をお伝えしよう。

パナソニックブース

パナソニックブースでは、昨年11月に発売されたミラーレス一眼「DMC-GX1」と交換レンズを中心とした展示が行われている。

パナソニックのブース

撮影ゾーンは、レンズをモチーフにした筒にサバンナの動物たちが配された可愛らしいものだった

「DMC-GX1」はコンパクトな中にも上質感ある“ネオクラシックデザイン”を採用。メタル削り出しのモードダイヤルやボタンは質感が高く、クリック時も適度な重みある感触を味わえる。

今回は「GX1」に、魚眼やマクロ、3DなどさまざまなルミックスGXレンズを組み合わせて撮影を楽しめるコーナーが設けられている。ルミックスGXレンズは現在13モデルがラインナップされており、同社説明員は「幅広いラインナップを揃えている当シリーズの魅力を体験してもらいたい」とコメントしていた。

「GX1」と3Dレンズの組合せ

「GX1」と魚眼レンズの組合せ

ブースには、コンバージョンレンズ群も参考出展されていた。いずれも製品化の時期や価格などは未定だという。

そのほか、デジタルカメラを同社の“VIERA”やスマートフォンと連携させる機能も参考展示されていた。どちらも今年中のローンチを目指しているという。

参考出展されたコンバージョンレンズ群

まず、WiFi対応ルミックスから“VIERA”へワイヤレスで写真を飛ばし視聴できるというデモ。ルミックスの「WiFi」ボタンを押すだけで簡単に転送することができ、SDカードの抜き差しといった操作なしにすぐ写真を楽しめるのがメリットだ。開発中のため、まとめて写真を転送して視聴する…といった使い方には現状対応していないが、「CP+でいただいた反応などを元に調整していきたい」(同社説明員)とのこと。

ワイヤレス写真視聴の参考デモ

ルミックスの「WiFi」ボタンを押すだけで簡単に転送可能

次いで、スマートフォンでルミックスを遠隔操作できるというデモ。スマートフォンにインストールしたアプリ「Remote Live View」を使い、離れた場所からルミックスの撮影画面を確認し、シャッターを切ることが可能。ズームなどの操作も行える。「集合写真の撮影時などに便利」(同社説明員)とのこと。さらに、ルミックスに記録されている写真をスマートフォンで確認することもできる。

デモの内容


スマートフォンでルミックスを遠隔操作できるというデモ

アプリ「Remote Live View」を使って撮影画面確認やシャッター操作などを行える
そのほか、カネボウとコラボした「ビューティレタッチ」機能の体験コーナーなども用意されていた。こちらは、撮影した顔写真を「ビューティレタッチ」機能を使ってメイクアップしたあと、カネボウ“コフレドール”のコスメを使って実際にメイクしてもらえるというものだった。

カネボウとコラボした「ビューティレタッチ」機能の体験コーナー

3Dの体験コーナーも


ニコンブース

ニコンブースにも長蛇の列ができていた。フラグシップデジタル一眼レフ「D4」と、「D800」「D800E」のタッチ&トライコーナーが設けられているためだ。

ニコンブース「D4」と、「D800」「D800E」のタッチ&トライコーナーには長蛇の列

こちらも平日とは思えない盛況ぶり(記者が行った14時頃は、なんと90分待ち!)。8台のサンプル機が用意されており、ひとり3分という制限付きで触ることができる。熱心に話を聞きながら実機に触れるファンの姿が見られた。

フラグシップデジタル一眼レフ「D4」

「D800」「D800E」

「D4」と、「D800」「D800E」は、撮影サンプルなどをブース内に大きく展示。さらに、新開発のCMOSセンサーや新画像処理エンジンなど、進化を遂げたこだわりのパーツもアピールされていた。

新開発のCMOSセンサーや新画像処理エンジンなど、進化を遂げたこだわりのパーツもアピール

また、同社初のミラーレス一眼カメラ「Nikon 1」シリーズ(製品ニュースはこちら)も、専用撮影ブースを設けて訴求。昨日発表したばかりのCOOLPIXシリーズ新モデル(関連ニュース)も登場し、実機を触ることができた。

同社初のミラーレス一眼カメラ「Nikon 1」シリーズ

専用撮影ブースを設けて訴求する


昨日発表したばかりのCOOLPIXシリーズ新モデルも早速登場
同社ブースでは製品展示以外にも、著名写真家などによる講演や技術セミナー、体験イベントなど多数予定されている(詳しくはこちら)。

様々なイベントも催される予定だ

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

関連リンク

クローズアップCLOSEUP
アクセスランキング RANKING
1 オーディオ銘機賞「ベストバリュー大賞」受賞! DALIの技術と美学を凝縮した「KUPID」の実力に迫る
2 “スイング式”インシュレーターに薄型モデルが登場!セレニティ 静寂-Shijima-の「SWI-10」使いこなしレポート
3 トップクラスのながら聴きイヤホンにさらなる機能性がプラス!Shokz「OpenFit 2+」レビュー
4 <ポタフェス>SHANLING、水月雨監修のポータブルCDプレーヤー「Crossover」世界初公開/ONIX、超小型DAC「Tocata XM2」初展示
5 <ポタフェス>見た目も音もこだわった、HiBy Digitalの「初音ミク」コラボアイテム展示/FAudio「Major」に後継機か
6 大好きな車とバイクを眺める6畳空間に、4K/100型のホームシアターを実現
7 SHANLING、サブミニチュア真空管をデュアル搭載したポータブルDAC/アンプ「UA7」
8 Oriolus、落ち着いた音色と現代的な機能性を両立したBluetoothアンプ「1795MKII」
9 ピクセラ、テレビを見るとポイントが貯まるワイヤレスチューナー「ポイテレ」
10 <ポタフェス>オーディオテクニカ、フラグシップ機「ATH-ADX7000」「ATH-TWX9M2」を堪能
12/15 11:02 更新
音元出版の雑誌
オーディオアクセサリー199号
季刊・オーディオアクセサリー
最新号
Vol.199
世界のオーディオアクセサリーブランド大全2025
特別増刊
世界のオーディオアクセサリーブランド大全2025
最新号
プレミアムヘッドホンガイドマガジン vol.23 2025冬
別冊・プレミアムヘッドホンガイドマガジン
最新号
Vol.23
プレミアムヘッドホンガイド Vol.33 2025 SUMMER
プレミアムヘッドホンガイド
(フリーマガジン)
最新号
Vol.33(電子版)
VGP受賞製品お買い物ガイド 2025年冬版
VGP受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2025年夏版(電子版)
DGPイメージングアワード2024受賞製品お買い物ガイド(2024年冬版)
DGPイメージングアワード受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2025年冬版(電子版)
WEB
  • PHILE WEB
  • PHILE WEB AUDIO
  • PHILE WEB BUSINESS
  • プレミアムヘッドホンガイド
  • ホームシアターCHANNEL
  • デジカメCHANNEL
AWARD
  • VGP
  • DGPイメージングアワード
  • DGPモバイルアワード
  • AEX
  • AA AWARD
  • ANALOG GPX