公開日 2022/08/16 19:16

NTTソノリティ、独自のPSZ技術を活用した耳を塞がないイヤホン「MWE001」。二子玉川 蔦屋家電で展示開始

GREEN FUNDINGでクラウドファンディング実施中
編集部:川田菜月
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NTTソノリティは、独自の「PSZ」技術により耳を塞がずに音楽や通話を楽しめるとする、オープン型有線イヤホン「MWE001」を、クラウドファンディングサイト「GREEN FUNDING」で展開している。このたび本製品の展示を、二子玉川 蔦屋家電 1Fにあるショールーム「蔦屋家電+」にて開始した。

「MWE001」

MWE001は、同社がコンシューマー向けに展開する第一弾製品。NTTコンピュータ&データサイエンス研究所が開発した、“耳元だけに音を閉じ込める” ことができるという独自のPSZ技術を搭載することで、音漏れを抑えた開放的なリスニングスタイルを実現するとしている。

PSZはPersonalized Sound Zone(パーソナライズドサウンドゾーン)の略。同技術では、ドライバー(音の出口)から一定距離にある、耳周辺の極小さな特定エリアに限定して音を再生し、ある音波(正相)に対して逆相の音波を当てることで音波同士が打ち消し合う作用を活かすことで、360度全ての方向に対してその音が漏れないようにするという。

360度全ての方向に対して音漏れを防ぎつつ、開放的なリスニングスタイルを実現する

MWE001では本技術を活用し、耳元に小さなカプセルのような音の空間を生み出し、搭載するφ12mmドライバーから音声信号をその空間で再生することで、オープン型イヤホンながら、周囲への音漏れを最小限に防ぐことができるとしている。

Personalized Sound Zone(パーソナライズドサウンドゾーン)技術のイメージ

装着方法は耳掛け式。ドライバー部分は耳の上部に配置する形となり、耳穴から離れた位置から音が届くことで、周囲の音との干渉を防ぎ、音楽再生時には音が降り注ぐような体験ができるとしている。

本体部分の質量は両耳あわせて9g。軽量なため、耳に何も付けていない状態と遜色なく周囲の音を聞くことができ、長時間でも快適に使用できるとしている。また、耳へのつけ外しもしやすく、付属のテールチップを併用すれば、フィット感や安定感を向上させられるとのこと。

耳掛け式の装着。付属のテールチップと合わせてフィット感向上も

ケーブル上部にマイクを搭載しており、通話機能にも対応。自分の声がこもることなく、また周囲への音漏れも気にせずに、自然なコミュニケーションが行えることから、リモートワークやオンライン会議での使用に適するとしている。

このほか、IPX4相当の防水性能も装備。ケーブルの長さは約1.2m、プラグはφ3.5mm 4極ミニを採用する。再生周波数帯域は100Hz - 20kHz、出力音圧レベルは84dB、インピーダンスは32Ω。

現在実施中のクラウドファンディングプロジェクトの期間は9月24日まで。すでに目標を1,151%達成している。本稿執筆時点で受付中の購入プランは、28%オフの5,940円(残り212個)、25%オフの6,188円(残り700個)、22%オフの6,435円(残り900個)、10%オフの7,425円(残り499個)。また製品2個セットのプランが39%オフの10,066円(残り204個)で用意される。

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