公開日 2016/08/30 13:06

ソニー、カラバリも揃える手頃な価格の4K/HDR対応テレビ「BRAVIA X8300D」

ブラビアで唯一のカラバリ有りモデル
編集部:小野佳希
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
ソニーは、ブラックに加えてウォームシルバーもカラーバリエーションとして揃える4K/HDR対応液晶テレビ「BRAVIA X8300Dシリーズ」を9月17日に発売する。オープン価格だが、49型の「KJ-49X8300D」が19万円前後、43型の「KJ-43X8300D」が15万円前後での実売が予想される。

X8300D(ウォームシルバー)

X8300D(ブラック)

搭載チューナー数などは同時発表されたフラグシップ「Z9D」同様で、「Backlight Master Drive」や「X1 Extreme」などの高画質機能を省いたモデル。ブラビアのラインナップ中唯一、本機だけがブラック以外のカラーバリエーションも用意している点も特徴のひとつ。

現行のブラビアで唯一カラバリ展開を行うモデル

Android OSを採用し、地上/BS/110度CSデジタルチューナーを視聴専用に1基、USB-HDDへの録画専用に1基の合計2基搭載。スカパー!の4Kチューナーも搭載している。

本機のリモコン

ディスプレイはトリルミナスディスプレイで、4K(3,840×2,160)およびHDRに対応。Netflix、ひかりTV 4K VODのHDR映像が視聴できる(※ひかりTV 4K IP放送には未対応)。Netflix RECOMMENDED TVにも認定されている。

背面端子部

また、スカパー!が開始予定のHDR放送やAmazonビデオでの4K VODにも、後日のアップデートによって対応予定。なお、本機以外の4Kブラビアも2015/2016年モデル(型番末尾に「C」「D」が付くモデル)は同じくアップデートでスカパー!のHDR放送Amazonビデオでの4K VODに対応する予定。

スタンド部

もちろん、Ultra HDブルーレイプレーヤーを接続することで、UHD BDソフトも視聴可能。そのほか4KアクトビラやdTV、YouTubeの4Kコンテンツも視聴できる。

映像エンジンは「4K X-Reality PRO」。同時発表の最上位機「Z9D」搭載の「X1 Extreme」や2016年春モデル「X9350D/X9300D/X8500D」に搭載されている「X1」は本機は採用していない。同社ラインナップのなかでは、これらの上位機よりも手頃な価格で買える4K HDR対応機という位置づけになる。

トリルミナスディスプレイと倍速駆動パネルを採用し、4倍速表示相当の効果を得られるというモーションフローXR240も搭載。なおバックライトはエッジ型で、部分駆動は採用していない。

Android TVとしての機能も強化し、裏番組や各種コンテンツを検索する「番組チェック」機能が進化。現在放送中の番組情報を確認できる「放送番組」列に、現在の番組名に加えて、その次に放送される番組名も表示されるようになった。

また、番組ジャンルでコンテンツをソートできる「ジャンル」列を追加。ユーザー自身の好みで任意のジャンルを項目に追加できる。

そのほか、Wi-Fi機能を内蔵し、リモコンは音声検索機能付き。スマートフォンアプリ「Video & TV SideView」との連携にも対応している。

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
製品スペックを見る
  • ジャンル液晶テレビ(ディスプレイ)
  • ブランドSONY
  • 型番KJ-49X8300D
  • 発売日2016年9月17日
  • 価格¥OPEN(予想実売価格190,000円前後)
【SPEC】●サイズ:49型 ●チューナー:地上/BS/110度CSデジタル×2 ●画素数:3,840×2,160 ●使用スピーカー:フルレンジ×2 ●実用最大出力:20W(10W×2) ●入出力端子:コンポーネント入力×1、ビデオ入力×2、HDMI入力×4、光デジタル音声出力×1、ヘッドホン出力×1、アナログ音声出力×1、USB×3、LAN×1 ●消費電力:131W(待機時0.5W) ●外形寸法:1,093W×686H×216Dmm(スタンド含む) ●質量:14.2kg(スタンド含む)
  • ジャンル液晶テレビ(ディスプレイ)
  • ブランドSONY
  • 型番KJ-43X8300D
  • 発売日2016年9月17日
  • 価格¥OPEN(予想実売価格150,000円前後)
【SPEC】●サイズ:43型 ●チューナー:地上/BS/110度CSデジタル×2 ●画素数:3,840×2,160 ●使用スピーカー:フルレンジ×2 ●実用最大出力:20W(10W×2) ●入出力端子:コンポーネント入力×1、ビデオ入力×2、HDMI入力×4、光デジタル音声出力×1、ヘッドホン出力×1、アナログ音声出力×1、USB×3、LAN×1 ●消費電力:148W(待機時0.5W) ●外形寸法:960W×612H×216Dmm(スタンド含む) ●質量:13.2kg(スタンド含む)
クローズアップCLOSEUP
アクセスランキング RANKING
1 BRAVIAが空飛ぶ時代? 動画コンテンツの楽しみ方に押し寄せた大きな変化を指摘するソニーショップ店長。超大画面はさらに身近に
2 ネットワークオーディオに、新たな扉を開く。オーディオ銘機賞の栄えある“金賞”、エソテリック「Grandioso N1」の実力に迫る
3 Nothing、最大40%オフのウィンターセール開催
4 LG、世界初のDolby Atmos FlexConnect対応サウンドバー「H7」。オーディオシステム「LG Sound Suite」をCESで発表へ
5 「ゴジラAR ゴジラ VS 東京ドーム」を体験。目の前に実物大で現れる“圧倒的ゴジラ”の臨場感
6 衝撃のハイコスパ、サンシャインの純マグネシウム製3重構造インシュレーター「T-SPENCER」を試す
7 AVIOT、“業界最小クラス”のANC完全ワイヤレス「TE-Q3R」。LDAC、立体音響にも対応
8 ソニー「WH-1000XM5」に“2.5.1”アップデート。Quick AccessがApple Music/YouTube Musicに対応
9 「HDR10+ ADVANCED」が正式発表。全体的な輝度向上、ローカルトーンマッピングなど新機能も
10 クリプトン、左右独立バイアンプ機構のハイレゾ対応アクティブスピーカー「KS-55HG」新色 “RED”
12/19 11:02 更新
音元出版の雑誌
オーディオアクセサリー199号
季刊・オーディオアクセサリー
最新号
Vol.199
世界のオーディオアクセサリーブランド大全2025
特別増刊
世界のオーディオアクセサリーブランド大全2025
最新号
プレミアムヘッドホンガイドマガジン vol.23 2025冬
別冊・プレミアムヘッドホンガイドマガジン
最新号
Vol.23
プレミアムヘッドホンガイド Vol.33 2025 SUMMER
プレミアムヘッドホンガイド
(フリーマガジン)
最新号
Vol.33(電子版)
VGP受賞製品お買い物ガイド 2025年冬版
VGP受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2025年夏版(電子版)
DGPイメージングアワード2024受賞製品お買い物ガイド(2024年冬版)
DGPイメージングアワード受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2025年冬版(電子版)
WEB
  • PHILE WEB
  • PHILE WEB AUDIO
  • PHILE WEB BUSINESS
  • プレミアムヘッドホンガイド
  • ホームシアターCHANNEL
  • デジカメCHANNEL
AWARD
  • VGP
  • DGPイメージングアワード
  • DGPモバイルアワード
  • AEX
  • AA AWARD
  • ANALOG GPX