公開日 2014/04/14 13:08

ソニー、ゲームに最適化した5.1chシアターシステム「HT-IV300」

ワイヤレスリア5.1ch機の新色も登場
ファイル・ウェブ編集部
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ソニーは、5.1chホームシアターシステム「HT-IV300」を5月31日より発売する。価格はオープンだが、32,000円前後での実売が予想される。

「HT-IV300」

本機は「HT-SS380」(関連ニュース)の後継モデルとなる、ディスクリート5.1chのホームシアターシステム。部屋の環境に合わせて、リアル5.1ch配置からフロント完結配置まで、様々なセッティングに対応することが特徴となる。また、特にPS4などと組み合わせてサラウンド収録ゲームを楽しむ用途を想定しているという。

テレビ&PS4とと組み合わせたところ。リアスピーカーは撮影のために写真のように置いてあるが、フロント完結で使う場合は本来、L/Rで2個を重ねて設置する

本機はフロントにL/Rとセンター、後方にリアスピーカーを配置する「リアル5.1ch」、センターを除いた「4.1ch」、L/Rスピーカーをそれぞれ2段重ねにしてセンターはそのまま配置した「オールフロント5.1ch」、そこからセンターのみを除いた「オールフロント4.1ch」と4種類の設置方法が可能。部屋の環境に合わせてセッティングを選ぶことができる。

各スピーカーは六角形コンセプトのデザインを採用。水平設置に加え、30度上向き設置も可能だ。壁掛け時には水平設置に加え、30度下向きの設置もできる。各チャンネルの出力はセンター200W、フロント100W×2、リア100W×2、サブウーファー200Wの合計800Wとなる。

スピーカーを水平置きした場合(左)と30度斜め置きした場合(右)

Bluetooth ver3.0対応で、NFCによるワンタッチペアリングも可能だ。さらに「ワンタッチミラーリング」機能も搭載。Miracastに準拠したスマートフォンをHT-IV300にNFC接続することで、スマートフォンの画面を本機を介してテレビに表示することができる。

様々なサウンドモードを搭載するが、新たに「デジタルミュージックアリーナモード」、「サウンドモード自動切替付 GAMEモード」を追加。前者はロンドンの巨大コンサートホール「O2アリーナ」を測定・解析してその音場を再現したライブモード、後者はSCEのサウンドエンジニアの意見を反映したゲーム専用モードで、PS4を接続すると本モードへ自動的に切り替えられる。

本機付属のリモコン

ブラジルのサッカースタジアムを再現する「サッカーモード」、解説者の音声をOFFできる「ナレーションOFF」、深夜などの小音量再生時でもバランス良い再生を可能にする「ナイトモード」なども、引き続き搭載される。

HDMI端子は入力2系統、出力1系統を搭載。本機についてはHDMI 2.0には非対応。DTS-HDマスターオーディオ、ドルビーTureHDのデコードに対応。そのほか、光デジタル音声入力を1系統、同軸デジタル入力を1系統搭載する。

HT-IV300のアンプ部

アンプ部の背面

外形寸法/質量は、フロント・リア・センタースピーカーが約114W×100H×102Dmm/0.41g、サブウーファーが約245W×350H×325Dmm/6.2kg、アンプ部が249W×62.5H×229.5Dmm/1.6kg。

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