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NFCにも対応

ソニー、トゥイーター追加などで高音質化した2.1chワイヤレスシアターシステム

公開日 2013/04/09 13:03 ファイル・ウェブ編集部
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ソニーは、フルデジタルアンプ「S-Master」に加えトゥイーターの新規搭載などで音質を強化した、バータイプのBluetooth対応2.1chフロントサウンドシステム「HT-CT660」を6月1日より発売する。価格はオープンだが4万円前後での実売が予想される。

HT-CT660

実機写真

2012年10月発売の「HT-CT260」(関連ニュース)同様にBluetooth対応のサウンドバーと、アンプ内蔵のワイヤレスサブウーファーがセットになったサウンドバータイプの2.1chサラウンドシアターシステム。スピーカー部分は6角形のスタイリッシュな形状としている。なお、新たにNFCにも対応し、スマートフォンとのBluetoothペアリングがワンタッチで行えるようになった。

六角形デザインを採用

新たにNFCにも対応

メインスピーカーには、CT260に比べてより高音質なユニットを採用。さらに20mm径トゥイーターを新たに搭載し、高音域と中域音を独立させることで、一つ一つの音が明瞭になったとしている。出力はバースピーカーが85W×2、サブウーファーが100Wの総合270W。

サブウーファーもユニットを大型化するなどで高音質化。CT260が13cm径のユニットだったのに対し、本機では16cm径のものを採用している。なお、サブーウーファーの外形寸法は高さのみ2cmアップで筐体サイズはほとんど変えず、設置性にも配慮している。

サブウーファーの底面

本体サイズはほとんど変えずにユニットを大型化

なお、CT260も販売を継続。バースピーカーの幅940mmのCT260を40V型、幅1,030mmの本機を46V型以上のテレビに適したモデルとして展開していく。

HT-CT260(下)とのサイズ比較

使用イメージ

BluetoothはVer.3.0で、前述のNFCに加えて新たにAACコーデックにも対応。圧縮音源で失われた高音域を補間する独自技術「ポータブルオーディオエンハンサー」も従来から引き続き搭載している。

また、フルデジタルアンプ「S-Master」や、セリフ明瞭化技術「クリアーボイス設計」、サラウンド技術「S-Force PRO フロントサラウンド3D」も引き続き採用。スタンドを装着しての通常使用のほか、スタンド無しで30度上向きで設置することによるスピーカー角度調整機能も備え、視聴環境に合わせて最適な角度を選択できるようにしている。

そしてサラウンドのサウンドフィールド(サウンドモード)に「ドラマ」「ニュース」「スポーツ」の3種類を追加。従来までの4種(スタンダード/MOVIE/GAME/MUSIC)との7種類、そして2チャンネルでの2種(STEREO/P AUDIO)との合計9種類を選択できるようになった。

また、CT260では非搭載だったHDMI端子を新たに搭載。入力3系統、出力1系統を備え4Kパススルーにも対応している。そのほか端子類では光デジタルとステレオミニを装備している。

上記サウンドモード追加とHDMI端子搭載に伴い、付属リモコンも変化。サウンドフィールドを選択するための+ボタンと−ボタン、HDMI CEC機能を利用した「スピーカー TV⇔AUDIO」一発切り替えボタンも搭載した。

本機のリモコン

音声フォーマットはドルビーTrueHDやDTS-HD Master Audioなどに対応。上記リモコンのほか、光デジタル音声コード(1.5m)、アナログ音声コード(1.0m)なども付属する。

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製品スペックやデータを見る
  • ジャンルフロントサラウンドシステム
  • ブランドSONY
  • 型番HT-CT660
  • 発売日2013年6月1日
  • 価格¥OPEN(予想実売価格40,000円前後)
【SPEC】総合最大出力:270W(フロント85W×2、ウーファー100W) ●外形寸法:フロントスピーカー→約1030Wx109Hx94Dmm(スタンド装着時)、サブウーファー→約271W×404H×271Dmm ●質量:フロントスピーカー→約3.5kg、ウーファー→約8.6kg