公開日 2012/01/11 13:12

ソニー、大幅な小型・軽量化を実現した新3D“ハンディカム”「HDR-TD20V」

3D撮影機能も進化
ファイル・ウェブ編集部
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
ソニーは、デジタルビデオカメラ“ハンディカム”の新製品7モデルを発売する。ラインナップは下記のとおり。

■HDR-TD20V ¥OPEN(予想実売価格150,000円前後)
■HDR-PJ760V ¥OPEN(予想実売価格140,000円前後)
■HDR-CX720V ¥OPEN(予想実売価格120,000円前後)
■HDR-PJ590V ¥OPEN(予想実売価格100,000円前後)
■HDR-CX590V ¥OPEN(予想実売価格95,000円前後)
■HDR-CX270V ¥OPEN(予想実売価格65,000円前後)
■HDR-PJ210 ¥OPEN(予想実売価格55,000円前後)

本稿では、3月9日より発売される、3D撮影に対応した「HDR-TD20V」についてお伝えする。

HDR-TD20V

上から見たところ


サイドから見たところ。すっきりとしたデザインだ

グリップ部にはシボがあり滑りにくい

■大幅な小型・軽量化を実現した新3D“ハンディカム”

「HDR-TD20V」は、2011年に発売したフルHD 3D撮影対応「HDR-TD10」を進化させたモデル。内蔵フラッシュメモリーは64GB。液晶ディスプレイは3.5型 122万ドットで、裸眼3D表示に対応している。CESで発表されたモデル(関連ニュース)の国内投入が明らかになった形だ。

外形寸法86.5W×74H×148.5Dmm・質量約625gだったTD10から、外形寸法71.5W×63.5H×130.5Dmmと約34%小型化し、質量も460g(バッテリー無し時)と大幅に軽量化した。

旧モデル「HDR-TD10」(左)と新モデル「HDR-TD20V」の比較。かなり小型化したことがお分かり頂けるだろう

サイズは3辺すべてを短縮。しかも軽量化した

ソニー「Gレンズ」を2眼で搭載するほか、撮像素子として1/3.91型、動画有効画素数が3D時で398万画素の裏面照射CMOSセンサー“Exmor R”を2枚搭載、また独自の高速画像処理エンジン「BIONZ」も搭載している。

3D撮影機能も進化している。上記のとおり3D撮影時の有効画素数が199万画素から398万画素へアップしたほか、ズームも光学10倍に加え12倍のエクステンデッドズームが可能に。画角も広角方向へ伸ばし33.4mmとなった。また、前モデルと同様AF/AE連動や光学式の手ブレ補正「アクティブモード」機能の使用もできるほか、新たに3D動画撮影時にもシネマトーンガンマ/カラーを適用できるようになった。

さらに、最短撮影距離を80cmから30cmへ変更。被写体により近づいて撮影することができるようになった。加えて、カメラが自動で最適な3D感を調整してくれる「3D奥行き調整」機能を搭載。自然な3D映像が撮影できる距離に被写体が入っていないことを検知すると、3D感を自動調整する。

自動的に3Dの奥行き調整を行う機能を装備。撮影がよりかんたんに行えるようになった

3D奥行き調整の概要

また、2D撮影機能も進化。最大20.4メガピクセルでの撮影が行えるほか、17倍のエクステンデッドズームが可能。ゼブラ機能やピーキング機能なども備えている。

音の面では、引き続き5.1chマイクを内蔵。自動風ノイズ低減機能や、音声をくっきりさせる機能も搭載している。

そのほか、GPS機能も新たに搭載。USB端子からの充電にも対応している。

なお、同社では本日製品発表会を開催。こちらの模様などは追って報告する。

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

トピック

製品スペックを見る
  • ジャンルメモリームービー
  • ブランドSONY
  • 型番HDR-TD20V
  • 発売日2012年3月9日
  • 価格¥OPEN(予想実売価格150,000円前後)
クローズアップCLOSEUP
アクセスランキング RANKING
1 レコードの音楽を読み取って光るターンテーブル。オーディオテクニカ「Hotaru」一般販売スタート
2 ダイソンとPORTERがコラボした特別デザインのヘッドホンとショルダーバッグ。全世界380セット限定販売
3 LUMINの進化は終わらない。初のディスクリートDAC搭載「X2」の思想を開発担当者に訊く!
4 Spotif、2025年に最も聴かれた邦楽は「ライラック」。国内外で最も聴かれた楽曲・アーティストの年間ランキング発表
5 DUNU、7ドライバー/トライブリッド構成を採用したイヤホン「DN 142」
6 カセットテープとともに過ごすカフェ「CASSE」。12/17渋谷でグランドオープン
7 Vento、3次元特殊メッシュを採用したハイブリッド拡散パネル「DAP180 / DAP120」
8 AVIOT、最大120時間再生と小型軽量を両立したオンイヤー型Bluetoothヘッドホン「WA-G1」
9 サンワサプライ、省スペース設置できる木製キャビネットのサウンドバー「400-SP120」
10 アイレックス、ALBEDO/AUDIAブランド製品の価格改定を発表。2026年1月1日より
12/5 10:47 更新
音元出版の雑誌
オーディオアクセサリー199号
季刊・オーディオアクセサリー
最新号
Vol.199
世界のオーディオアクセサリーブランド大全2025
特別増刊
世界のオーディオアクセサリーブランド大全2025
最新号
プレミアムヘッドホンガイドマガジン vol.23 2025冬
別冊・プレミアムヘッドホンガイドマガジン
最新号
Vol.23
プレミアムヘッドホンガイド Vol.33 2025 SUMMER
プレミアムヘッドホンガイド
(フリーマガジン)
最新号
Vol.33(電子版)
VGP受賞製品お買い物ガイド 2025年冬版
VGP受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2025年夏版(電子版)
DGPイメージングアワード2024受賞製品お買い物ガイド(2024年冬版)
DGPイメージングアワード受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2025年冬版(電子版)
WEB
  • PHILE WEB
  • PHILE WEB AUDIO
  • PHILE WEB BUSINESS
  • プレミアムヘッドホンガイド
  • ホームシアターCHANNEL
  • デジカメCHANNEL
AWARD
  • VGP
  • DGPイメージングアワード
  • DGPモバイルアワード
  • AEX
  • AA AWARD
  • ANALOG GPX