公開日 2026/06/04 16:05

SOULNOTE、世界初を謳う左右GND完全分離フォノイコライザー「E-3MC」。約181万円

「考えうる最高のMC/MM再生」を目指して設計
編集部:原田郁未
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SOULNOTE(ソウルノート)は、フォノイコライザーアンプ「E-3MC」を2026年10月に発売する。価格は1,815,000円(税込)。カラーはプレミアム・シルバーとプレミアム・ブラックの2色を用意する。

 「E-3MC」(プレミアム・シルバー/プレミアム・ブラック)

同ブランドが「考えうる最高のMC/MM再生」を目指して開発したフォノイコライザーアンプ。同社 “3シリーズ” の光カートリッジ専用フォノイコライザー「E-3」で培った技術を投入し、MC/MMカートリッジ再生に特化して設計されたモデルだ。

最大の特徴として、フォノイコライザーとしては世界初だという左右GND完全分離設計を採用。シャーシ、Lch、Rchの3つのGNDを完全分離できる構造となっており、3シリーズのアンプと組み合わせることで、カートリッジからスピーカーまで左右のGNDが一度も接続されない完全分離システムを構築可能。類まれなる広大な音場を再現できるとしている。

なお、ターンテーブルやトーンアームの仕様などにより、左右GNDをシャーシへ接続する必要がある場合は、フロントパネルの「CHASSIS GND」ボタンで切り替えられる。

左右GND完全分離フォノイコライザーを実現

増幅回路には、MC/MM再生専用として新開発した「MC Type-Rサーキット」を搭載。ディスクリート・ハイゲイン対アース増幅によるnon-NFBバランス増幅回路を採用し、すべての回路をGND基準で動作するシングル方式とした。プッシュプル回路やバイアス回路を排除し、極めてシンプルなnon-NFB構成によって優れた過渡応答と音楽信号の鮮度を追求したとしている。

電源部には、左右独立のMC Type-Rサーキット専用大型トランスとリレーコントロール電源用トランスを組み合わせたトリプル電源トランス構成を採用。消費電力25Wのフォノイコライザーでありながら、500W級パワーアンプに匹敵する電源容量を確保したという。さらに、新開発の銅ショートリング付きトロイダルトランスを導入し、リーケージフラックス由来のノイズを抑制。微細な表現力の向上も図っている。

整流部には、高耐圧小容量低倍率箔フィルターコンデンサーと、許容突入電流値を強化した最新仕様のSiCダイオードを採用。「考えうる最強かつハイスピードな電源構成」を目指したとする。また、2基のメイン電源トランスそれぞれに独立した大型パワーリレーを無固定で配置。フロントパネルの電源スイッチはコントロール系サブトランス専用とすることで、大電流接点による音質への影響を低減している。

また、音質に関わるすべてのリレーには、同社オリジナルのリファレンス・ソウルノート・リレー「RSR-2-12D」を全面採用。超低損失ガラス管密封リードリレーをベースにカスタマイズしたもので、ワイヤーと比較しても音質的に遜色ない水準まで追い込んでいるとのこと。

抵抗には、人工衛星グレードの超高精度フォイル抵抗をベースに独自開発した「超高精度ネイキッドフォイル抵抗」を採用。モールドやディップによるダンピングや音色変化を排除し、最高音質を追求した。

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 「RSR-2-12D」
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 超高精度ネイキッドフォイル抵抗

筐体設計では、アンプブロック、各端子、ACインレット、トップカバー、ボトムカバーをすべてフローティング構造かつ無固定化。シャーシにかかるストレスを排除し、自然で開放的な音楽再生を実現したという。

入力端子は、MC入力がバランス×1/アンバランス×2、MM入力がアンバランス×1。出力端子はバランス×1/アンバランス×1を備える。入力感度はMCが0.4mV、MMが4mV。利得はMCが72dB、MMが52dBで、MC負荷抵抗は3Ω/10Ω/30Ω/100Ω/300Ω/1kΩから選択可能。MM負荷容量は100pF/200pF/300pFを用意する。外形寸法が454W×189H×431Dmm、質量が約26kg。

背面の端子部分

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