SOULNOTE、プリメインアンプ「A-2」、DAコンバーター「D-2」、フォノEQ「E-2」を第2世代に進化
SOULNOTE(ソウルノート)は、同社の中核となる“2シリーズ”のプリメインアンプ「A-2」、DAコンバーター「D-2」、フォノイコライザー「E-2」の3機種について、それぞれ「ver.2」を10月に発売する。上位グレード“3シリーズ”の知見を投入して進化させたものとなる。
価格は以下の通り(税込)。
プリメインアンプ A-2 ver.2 682,000円
DAコンバーター D-2 ver.2 748,000円
フォノイコライザー E-2 ver.2 682,000円
A-2 ver.2の出力段には、「A-3」で採用した高速&光出力TO3Pトランジスタによるパラレルプッシュプル構成を採用。またドライバー段にも出力段とおなじTO3Pトランジスタを採用、ドライバーに大電流を流しておくことで、出力段の電流変化によるHFE変動を瞬時に補完し、強力な駆動力を実現するとしている。


電圧増幅段の回路も新規開発、オリジナルから大幅にシンプル化し、バイアス回路も一新している。未含侵大型トロイダル電源トランスを採用、最大出力よりも低インピーダンス時の瞬間的な電流供給能力を優先することで、聴感上のパワー感とグリップ感を格段に向上させたと謳う。またボリューム回路にはオリジナルと同じリレーによる抵抗切り替え方式を採用している。
D-2 ver.2のアナログ回路には、「E-3」用に開発した完全バランス無帰還New Type-R回路をDAC用に最適化して搭載。外部クロック端子には、新型SMA端子を採用することで、クロックジェネレーター「X-3」接続の際に必要だった変換プラグを不要としている。


デジタル入力端子は、USB-Bのほか、S/PDIFの同軸2系統、AES/EBUを2系統。出力はバランスとアンバランスを各1系統ずつ搭載する。またデジタル回路や電源回路などにも3シリーズのノウハウを投入している。
E-2 ver.2は、MM/MCのほか、光カートリッジにも対応。光カートリッジ専用端子には、E-3で採用した電源分離ケーブル用XLR端子を採用している。また光カートリッジ用アナログ回路には、E-3で採用した完全バランス無帰還New Type-R回路をそのまま搭載する。MM/MC回路についても、バイアス回路を一新するなどシンプル化を実現している。


いずれもプレミアム・シルバーとプレミアム・ブラック仕上げを用意。また筐体構造にも3シリーズのノウハウが踏襲されている。
A-2 ver.2のサイズは430W×162H×423Dmm、質量は約20kg。最大出力は80W×2(8Ω)、160W×2(4Ω)、周波数特性は3Hz-240kHz(8Ω/1W)。リモコン、スパイク、電源ケーブルが付属する。
D-2 ver.2のサイズは430W×160H×405Dmm、質量は約17kg。対応最大サンプリング周波数は、USB入力時において768kHz(PCM)と22.6MHz(DSD)。またSMA(50Ω)端子による10MHzクロック入力も搭載。スパイク、電源ケーブルが付属する。
E-2 ver.2のサイズは430W×160H×410Dmm、質量は約20kg。入力感度はMCが0.4mV、MMが5mV、光カートリッジが70mVとなっている。
関連リンク












































