公開日 2019/05/16 16:11

プロ野球“巨人VS阪神”戦で「JBL Day」開催。スタジアムがチーム/ブランドカラーのオレンジに

巨人・丸佳浩選手にJBL製品を贈呈
Senka21編集部・竹内純
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■JBLの文字がスタジアムを埋める

5月15日に東京ドームで行われたプロ野球 “伝統の一戦” 読売ジャイアンツVS阪神タイガースのゲームで「JBL Day」が盛大に催され、ジャイアンツのチームカラーであり、JBLのブランドカラーである “オレンジ” に埋め尽くされたスタジアムが大きく揺れ動いた。

「SURPRISE TIME」にオレンジ色のJBLのシートをいっせいに掲げてアピール。スタジアムがオレンジ色に染まった

伝統の一戦、観客は44,802名

この催しは、ハーマンインターナショナルが読売巨人軍と「オフィシャルサプライヤー契約」を締結したのを記念して行われたもの。同社はヘッドホンをはじめとしたJBLのオーディオ製品を、巨人軍所属選手のオフィシャルプロダクトとして提供。また、読売ジャイアンツ球場や読売ジャイアンツ寮にある巨人軍のトレーニングジムに、各種JBL製品が配備される。JBLサウンドを通じて今シーズンの巨人軍のペナントレースをサポートしていく(関連ニュース)。

ゲーム開始に先立ち贈呈式が行われ、ハーマンインターナショナル 代表取締役社長のトム・メッツガー氏、コンシューマーオーディオ事業部VPのダニエル リー氏からそれぞれ、読売巨人軍・丸佳浩選手にJBL製品が贈呈された。丸選手は製品を手に「JBLのイヤホンやスピーカーを使って、リラックスして試合に臨みたい」と意気込みを示した。

読売巨人軍・丸佳浩選手にJBL製品を贈呈するハーマンインターナショナル(株)代表取締役社長 トム・メッツガー氏

丸佳浩選手にJBL製品を贈呈するハーマンインターナショナル(株)コンシューマーオーディオ事業部VP ダニエル リー氏

「JBL Day」では、巨人軍85周年アニバーサリーロゴをあしらった小型高性能ワイヤレススピーカー「JBL GO2」の限定モデルが購入特典として付いた「JBLシート」を販売。また、観客には入場時に「JBL by HARMAN」の文字が大きくプリントされたA3大のオレンジ色のシートを配布。プレイボール前と5回裏終了時には「SURPRISE TIME」と称し、手にしたオレンジ色のJBLの大きなシートを、ジャイアンツファンの “タオル回し” の応援さながらに振りかざし、スタジアムはオレンジ一色に。パフォーマンスが目立ったお客様にJBL製品をプレゼントされた。

スタジアム正面入り口前の物販エリアに設けられたJBLシート特典引換所

伝統の一戦の大観衆の中で催された「JBL Day」

ゲーム前のグラウンドでは、この日、ハーマンインターナショナルが招待した就労移行支援事業所「ビルド神保町」の子供たちとの記念撮影が行われた。

丸選手から贈られたサイン色紙を手にする、ゲームに招待した就労移行支援事業所「ビルド神保町」の子供たち

ゲーム前にはグラウンドで記念撮影が行われた

■音楽とスポーツが産み出すシナジー

ハーマンインターナショナル代表取締役社長のトム・メッツガー氏は、来日して初めて観戦したプロ野球のゲーム(1997年)がジャイアンツ戦で、以来、「ジャイアンツのサプライヤーになるのが夢でした」と振り返る。

日本で1997年に初めて見たプロ野球のゲームが巨人戦だったというトム・メッツガー氏

今回のオフィシャルサプライヤー契約については、「エンターテインメントとして、ベースボールと音楽はものすごくフィットしている」とその関係性に着目。「ベースボールというスポーツを楽しむ若いスポーツマンへのシナジー、ベースボールと音楽とのシナジーに大いに期待しています。インフルエンサー・マーケティングのひとつ。我々の製品をもっと知ってもらいたい」と訴える。また、ジャイアンツのチームカラーと、JBLのブランドカラーが同じ「オレンジ」であることも、「それもひとつの理由です」(笑)とほほ笑んだ。

JBLが誇る音響技術は、ワールドワイドでスタジアムやアリーナに広く採用されている。「米国メジャーリーグでは、半数以上のスタジアムにJBLのサウンドシステムが導入されています」とアピール。2014年に開催されたブラジルワールドカップサッカーでは全競技場の6割がJBLの製品を採用したという。

音楽とスポーツが産み出すシナジーという視点から、バスケットボールのスポンサーシップにも積極的だ。米国プロバスケットボールリーグNBAの複数のチームおよび選手がJBLとスポンサーシップ契約を締結。今年2月には日本のプロバスケットボールリーグ「B.LEAGUE」の「B.LEAGUEサポーティングカンパニー」にも決定。同リーグのさらなる盛り上がりに向けても様々な形で連携していく構えだ。

日本に来て初めて電車に乗った時、多くの人が耳にイヤホンを着けている光景を目の当たりにして驚きを隠せなかったというダニエル リー氏。日本が米国に次ぐヘッドホン・イヤホンのNo2市場であることを実感した。そして、「すべての世代にいい体験を提供することが大事」と力を込める。JBLでは音量制限付きで耳へ悪影響を及ぼさない、軽量ボディの子ども向けワイヤレスヘッドホン「JR300BT」を用意するなど、すべての世代にリーチできる製品をラインナップする。「すべての世代のお客様が音楽を楽しめること。それはJBLにとっても非常にエキサイティングな時間になります」と身近にある音楽の楽しさをあらゆる世代へ届けていく。

子ども向けポータブルスピーカーを手に語るダニエル リー氏

日本市場において、オーディオを牽引していくリードブランドとして、マーケティング活動にもより積極的な展開を引き続き行っていく。

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