PR 公開日 2022/12/16 06:30

小さな音で大迫力!? 高コスパブランドPolkの2万円サウンドバー「REACT」は“いつもの音量”で試してほしい

テレビの“声”が聞き取りやすい
テレビの音を手軽にグレードアップできるサウンドバーが盛り上がっている。オーディオだけでなく家電やガジェットのメーカーも参入し、価格レンジも広がった。オーディオ評論出身の僕にまでもサウンドバーの依頼がかなり増えており、盛り上がりを実感している。

そこで、筆者のイチオシモデルを1つ紹介したい。アメリカのハイファオーディオブランドである、Polk Audio(ポークオーディオ)の「REACT」(リアクト)だ。

Polk Audio「REACT」

REACTを推す理由はいくつかあるが、1番の理由は “小音量でも音が良く聞こえる” こと。「大音量での迫力が大切じゃない?」と思う方もいるかもしれないが、実際の使用シーンを考えてほしい。普段の “ちょうどいい音量” でより質の高い体験を実現できるのが、このREACTなのだ。

Polk Audioで最も手頃なサウンドバー



2020年に日本に再参入したPolk Audioは、今年で創立50周年を迎えた老舗のオーディオブランド。アメリカのメリーランド州ボルチモアで創業した1972年の当時から「学生でも買える最高のスピーカー」を開発理念に掲げており、 “安価でも音の良い” スピーカーブランドの代名詞となっている。

同社はサウンドバーにも力を入れており、日本で展開しているラインナップは上位モデルから、SIGNA S4、SIGNA S3、REACTの3種類となる。上位2モデルはサブウーファー付きだが、もっとも安価なREACTはサブウーファーのないワンボディタイプで、手頃かつ導入しやすいモデル。実勢価格はなんと約2万円だ。

Polk Audioのサウンドバーラインナップ。サブウーファー付きのSigna S3は約28,000円、Dolby Atmos用イネーブルドスピーカー搭載のSigna S4は約48,000円(どちらも記事執筆時点での実勢価格 )

本機の寸法は864W×57H×121Dmm。小型だけど適度なキャビネット容積と音の広がりを両立した、ちょうど良いサイズ感だ。天板には音量調整ボタンなどがあり、フロントにはLEDのライトバーが装着されている。

搭載するユニットは合計6つ。フロント正面の左右に25mmのアルミ製トゥイーター、上面左右には69x96mmの楕円形ウーファーと100x110mmの楕円形パッシブラジエーターがそれぞれ2基ずつとなる。

REACTには合計4基のユニットと2基のパッシブラジエーターを搭載

注目したのは、パッシブラジエーターの存在だ。Polk Audioは1985年発売の「Moniter 7」から現行の「Monitor XT」まで、多くのスピーカーにパッシブラジエーターを搭載し、知見を積み重ねてきた。他社のサウンドバーでもパッシブラジエーターはよく採用されているが、Polk Audioでは低域の迫力を増長させるのではなく、低域のレスポンスや質感向上を目指すために搭載しているのもポイントだ。

入力端子はARC対応のHDMIおよび光デジタル。音声サービスのAmazon Alexaに対応しており、定額制ストリーミングサービスのAmazon MusicやSpotifyの聴取も行える。Wi-Fiは2.4GHz/5GHz(IEEE 802.11a/b/g/n/ac)で、Bluetooth接続機能もあるのでスマホからの音声も再生できる。

また4つのサウンドモードと、セリフやアナウンスなど声の音量をクリアに聞き取りやすくする「Voice Adjust機能」も搭載(詳しくは後述するが、かなり有用な機能だった)。操作は本体上部のボタンや付属リモコンだけでなく、HDMIのCECに対応するため、テレビのリモコンに連動させることも可能だ。

次ページ初期設定がかんたん、3ステップで完了

1 2 3 次へ

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
クローズアップCLOSEUP
アクセスランキング RANKING
1 レコードの音楽を読み取って光るターンテーブル。オーディオテクニカ「Hotaru」一般販売スタート
2 ダイソンとPORTERがコラボした特別デザインのヘッドホンとショルダーバッグ。全世界380セット限定販売
3 LUMINの進化は終わらない。初のディスクリートDAC搭載「X2」の思想を開発担当者に訊く!
4 Spotif、2025年に最も聴かれた邦楽は「ライラック」。国内外で最も聴かれた楽曲・アーティストの年間ランキング発表
5 DUNU、7ドライバー/トライブリッド構成を採用したイヤホン「DN 142」
6 カセットテープとともに過ごすカフェ「CASSE」。12/17渋谷でグランドオープン
7 Vento、3次元特殊メッシュを採用したハイブリッド拡散パネル「DAP180 / DAP120」
8 AVIOT、最大120時間再生と小型軽量を両立したオンイヤー型Bluetoothヘッドホン「WA-G1」
9 サンワサプライ、省スペース設置できる木製キャビネットのサウンドバー「400-SP120」
10 アイレックス、ALBEDO/AUDIAブランド製品の価格改定を発表。2026年1月1日より
12/5 10:47 更新
音元出版の雑誌
オーディオアクセサリー199号
季刊・オーディオアクセサリー
最新号
Vol.199
世界のオーディオアクセサリーブランド大全2025
特別増刊
世界のオーディオアクセサリーブランド大全2025
最新号
プレミアムヘッドホンガイドマガジン vol.23 2025冬
別冊・プレミアムヘッドホンガイドマガジン
最新号
Vol.23
プレミアムヘッドホンガイド Vol.33 2025 SUMMER
プレミアムヘッドホンガイド
(フリーマガジン)
最新号
Vol.33(電子版)
VGP受賞製品お買い物ガイド 2025年冬版
VGP受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2025年夏版(電子版)
DGPイメージングアワード2024受賞製品お買い物ガイド(2024年冬版)
DGPイメージングアワード受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2025年冬版(電子版)
WEB
  • PHILE WEB
  • PHILE WEB AUDIO
  • PHILE WEB BUSINESS
  • プレミアムヘッドホンガイド
  • ホームシアターCHANNEL
  • デジカメCHANNEL
AWARD
  • VGP
  • DGPイメージングアワード
  • DGPモバイルアワード
  • AEX
  • AA AWARD
  • ANALOG GPX