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公開日 2023/03/31 00:00

Fenderイヤホンが4/7に日本再上陸。第1弾は初完全ワイヤレス「TOUR」&プロ向けIEM「TRACK」

独自開発のダイナミックドライバー搭載
編集部:川田菜月
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Riff Soundworksが展開する「Fender Audio」(フェンダーオーディオ)ブランドが、このたび日本国内での展開を開始。Fender Audioとして、完全ワイヤレスイヤホン「TOUR」、プロフェッショナル・インイヤーモニター「TRACK」の2製品を4月7日に発売する。

「TOUR」

「TRACK」

Riff Soundworksはシンガポールに本社を置く企業。2020年3月に米Fender Musical Instrumentsとの間で、「Fender」ブランドにおけるコンシューマー・オーディオ製品のライセンス契約を締結。「Fender Audio」の名前で、Fenderのロゴを用いたオーディオ製品を展開している。

「Fender Audio」としてオーディオ製品を展開

■完全ワイヤレスイヤホン「TOUR」



「TOUR」は、Fender初となる完全ワイヤレスイヤホン。独自開発の7mmダイナミックドライバーと、カスタムチューニングを施したオーディオ専用DSPエンジンを搭載する。予想実売価格は21,890円(税込)。

Fender初となる完全ワイヤレス「TOUR」は、独自開発7mmダイナミックドライバーを搭載

TOURの内部構造イメージ

サウンドは、クリアで歪みの少ない、パワフルな低域とライブ感溢れるダイナミックさを持つとアピール。また、高域と低域を中心に、Fenderならではのチューニングを施し、広いサウンドステージとアナログライクなウォームさを兼ね備えた、Fenderのシグネイチャー・サウンドを実現するとしている。

本体のシェルは3Dプリンターによって形成し、1,000人以上の耳型データをもとにコンパクトかつ快適なフィット感を追求。さらに最大22dBの遮音性も両立するとしている。

人間工学に基づいたシェルデザインで装着師と遮音性を両立

フェイスプレート部にはタッチコントロールを内蔵しており、再生/停止、音量調整、曲送り/戻しをタップ操作で行える。音声通話にも対応しており、音声品質と明瞭度を大幅に向上するというデュアル・マイクシステムを採用する。

iOS/Android端末対応のTOUR専用アプリを用意。イコライザー機能を備え、7バンドのプリセットと、250Hz - 16kHzの範囲で調節できるカスタマイズモードを用意し、好みのサウンドに調整することができる。

TOUR専用アプリでイコライザー調整も可能。GAINの調整も

Bluetoothはバージョン5.0、コーデックはSBC/aptXをサポートする。連続再生時間は最大5時間、ケース併用で18時間の連続使用が可能。15分の充電で1時間の再生が可能なクイックチャージ機能も備える。

イヤホン本体はIPX4の防水性能を装備。付属品にはシリコンイヤーチップ3サイズ(S/M/L)、充電用USB Type-Cケーブルを同梱する。カラーバリエーションはブラックに加え、数量限定のTOUR-REDの2色をラインナップする。

数量限定カラーのTOUR-RED

■プロフェッショナルIEM「TRACK」



「TRACK」は、独自開発のリキッド・シリコン・テクノロジー、およびカスタム・デュアル・ハイブリット・ドライバーを搭載する有線インイヤーモニター。予想実売価格は43,780円(税込)。

TRACKの内部構造イメージ

9.4mmダイナミック型とBA型を1基ずつ、計2基のドライバーを搭載し、迫力ある低域とクリアな高域、広く自然なサウンドステージを実現。Fenderのシグネイチャー・サウンドを基盤としつつ、ミュージシャン、スタジオエンジニアによってチューニングされ、温かみのある豊かなサウンドに仕上げているという。

本機もまた、人間工学に基づいたフィット感の高いシェルデザインを3Dプリンターにより成形。最大22dBの遮音性を持ちつつ、快適なフィット感を実現する。

リケーブル対応で、イヤホン側コネクターは耐久性に優れる2-Pin端子を採用。付属ケーブルは銀メッキ加工を施した4芯構造のOFC(無酸素銅)ケーブルを採用する。長さは120cm、入力は3.5mmステレオミニプラグとなる。

再生周波数帯域は10Hz - 21kHz、インピーダンスは32Ω、感度は108dB(1mW/1kHz)。付属品にはシリコンイヤーチップをS/M/Lの3サイズ、キャリングケースを同梱。カラーはブラックと、数量限定のTRACK-REDの2色を展開する。

左:ブラック、右:数量限定のTRACK-RED

かつてFender Musical Instrumentsは2016年にイヤホン事業に参入し、2019年まで米テネシー州ナッシュビルにてオーディオ製品の開発/製造を行っていた。日本国内でも展開していたものの、2021年に取り扱いが終了していた。

このたび新たに国内展開されるFender Audio製品は、以前Fender Musical Instrumentsが展開していたオーディオ製品とは、開発・設計担当、および拠点が異なるという。そのため、Fender Audioでは旧製品のアフターサービスは行わないとのこと。

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