公開日 2022/06/03 11:56

ビクター、耳を塞がない新形状の完全ワイヤレス「HA-NP35T」。16mmドライバー搭載で低音強化

新シリーズ“nearphones”を立ち上げ
編集部:川田菜月
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
JVCケンウッドは、ビクターブランドより、耳を塞がない新形状の完全ワイヤレスイヤホン “nearphones”「HA-NP35T」を6月上旬より発売する。価格はオープンだが、税込11,880円前後での実売が予想される。

耳を塞がない完全ワイヤレスイヤホン “nearphones” 「HA-NP35T」

完全ワイヤレスイヤホンの新シリーズ “nearphones” は、昨今イヤホンを使う機会が増えている中で、長時間使用でも耳に負担の少ない商品が求められていることを背景に、「安心感と解放感と共にいつでもストレスフリーでリスニングを楽しめる」「いつもユーザーのそばにある」イヤホンを目指して企画・開発されたという。

開放感があり、長時間でも負担の少ない装着感を実現

第一弾商品となる「HA-NP35T」は、耳にイヤーフックをかけるだけで使用できる新形状デザインを採用。通常のイヤーピースを耳穴にいれるスタイルではなく、耳を塞がないことから、開放感があり、また耳への負担も少ない装着感を実現した。

装着時の支えとなる耳かけ部分(イヤーフック)には、硬さと柔らかさを備えた素材を用いることで自然な耳あたりを追求し、長時間でも快適に使用できるとする。またハウジングの外側には、ブランドの象徴である “ニッパー犬” を刻印する。

イヤーフックには自然な耳あたりを追求した素材を採用

イヤホン外側と同様、ケース天面部にもニッパー犬がプリントされる

本体には大口径16mmドライバーを搭載し、内部にはバスレフ構造を採用する。同社の音質マイスターがスピーカー開発で培ったノウハウを生かして音響設計を最適化したとのことで、周囲の音を取り込みながらも、低音豊かな迫力あるサウンドを楽しめるという。

さらに、指向性を適切にコントロールした音響設計を採用する。 内部構造およびスピーカー開口部の個数や形状に工夫を凝らして、人間の耳が音漏れとして認識しやすい周波数帯域に音圧のピークがこないように設計したとのこと。これにより、高音質と音漏れの低減を両立し、周囲を気にすることなく音楽リスニングを楽しめるとしている。

音漏れを低減する設計を採用し、量感あるサウンドとの両立を図っている

イヤホン左右にそれぞれ2基の高性能MEMSマイクを内蔵する。また独自の通話用ノイズリダクション機能と組み合わせることで、オンライン会議などの通話時には、クリアで高品位な音声を届けられるとする。またマイクミュート機能も装備する。

イヤホンは片側約12gで、左右どちらでも片側のみ使用することもできる。また、イヤホン本体はIPX4の防水性能を備えており、運動時の利用も可能だとしている。

Bluetoothはバージョン5.1に対応し、コーデックはSBCをサポートする。連続再生時間は最大7時間、充電ケースとの併用で最大17時間の使用が可能となる。

そのほか、ペアリングしたスマートフォンの音声アシスタント機能の起動にも対応する。本体色はネイビー、ブラック、ホワイトの3色をラインナップする。

ブラック(左)、ネイビー(右)

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

関連リンク

クローズアップCLOSEUP
アクセスランキング RANKING
1 BRAVIAが空飛ぶ時代? 動画コンテンツの楽しみ方に押し寄せた大きな変化を指摘するソニーショップ店長。超大画面はさらに身近に
2 ネットワークオーディオに、新たな扉を開く。オーディオ銘機賞の栄えある“金賞”、エソテリック「Grandioso N1」の実力に迫る
3 Nothing、最大40%オフのウィンターセール開催
4 LG、世界初のDolby Atmos FlexConnect対応サウンドバー「H7」。オーディオシステム「LG Sound Suite」をCESで発表へ
5 「ゴジラAR ゴジラ VS 東京ドーム」を体験。目の前に実物大で現れる“圧倒的ゴジラ”の臨場感
6 衝撃のハイコスパ、サンシャインの純マグネシウム製3重構造インシュレーター「T-SPENCER」を試す
7 AVIOT、“業界最小クラス”のANC完全ワイヤレス「TE-Q3R」。LDAC、立体音響にも対応
8 ソニー「WH-1000XM5」に“2.5.1”アップデート。Quick AccessがApple Music/YouTube Musicに対応
9 「HDR10+ ADVANCED」が正式発表。全体的な輝度向上、ローカルトーンマッピングなど新機能も
10 クリプトン、左右独立バイアンプ機構のハイレゾ対応アクティブスピーカー「KS-55HG」新色 “RED”
12/19 11:02 更新
音元出版の雑誌
オーディオアクセサリー199号
季刊・オーディオアクセサリー
最新号
Vol.199
世界のオーディオアクセサリーブランド大全2025
特別増刊
世界のオーディオアクセサリーブランド大全2025
最新号
プレミアムヘッドホンガイドマガジン vol.23 2025冬
別冊・プレミアムヘッドホンガイドマガジン
最新号
Vol.23
プレミアムヘッドホンガイド Vol.33 2025 SUMMER
プレミアムヘッドホンガイド
(フリーマガジン)
最新号
Vol.33(電子版)
VGP受賞製品お買い物ガイド 2025年冬版
VGP受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2025年夏版(電子版)
DGPイメージングアワード2024受賞製品お買い物ガイド(2024年冬版)
DGPイメージングアワード受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2025年冬版(電子版)
WEB
  • PHILE WEB
  • PHILE WEB AUDIO
  • PHILE WEB BUSINESS
  • プレミアムヘッドホンガイド
  • ホームシアターCHANNEL
  • デジカメCHANNEL
AWARD
  • VGP
  • DGPイメージングアワード
  • DGPモバイルアワード
  • AEX
  • AA AWARD
  • ANALOG GPX