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公開日 2021/12/10 12:40

final、完全ワイヤレスイヤホン「ZE3000」を12/17発売。新設計ドライバー/新機構を採用

「自信を持っておすすめできる製品が完成」
編集部:伴 修二郎
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finalは、完全ワイヤレスイヤホン「ZE3000」を12月17日より発売する。価格はオープンだが、税込15,800円前後での実売が予想される。

「ZE3000」

「ZE3000」は、同ブランドを代表する有線イヤホン「E3000」をはじめとした “Eシリーズ“ にラインナップされる、ブランド初の完全ワイヤレスイヤホン。完全ワイヤレスイヤホンの開発にあたり「E3000の音質を超える製品をつくりたい」という考えのもと着手し、最新の音響工学や音質設計により、「完全ワイヤレスイヤホンの新たな定番として自信を持っておすすめできる製品が完成した」とアピールする。

一般的な完全ワイヤレスイヤホンの懸念点であった、イコライザーに頼った音質調整からくる聴き疲れしやすい音質などに対応するため、本モデルでは新規開発の6mmダイナミックドライバー「f-Core for Wireless」を搭載した。

新設計ドライバー「f-Core for Wireless」搭載

振動板には、軽さと硬度を併せ持つ特殊樹脂を使用し、振動板の周囲のエッジ部分には、極めて柔軟な特殊シリコンを採用したことでスムーズで歪みの少ない振幅を実現する。また、エッジと振動板を分離したことにより、9mmφ相当の振動板面積を実現し振幅量を減少。加えて、特殊シリコンエッジと振動板は、接着剤を使用せず直接熱圧着することにより、組立精度の向上と重量の大幅な軽減を実現したという。

これらによる徹底的な歪みの低減がなされたことで、従来よりも一音一音の細かな部分を明瞭に聴き分けることが可能で、また残響音が減衰していく過程を最後まで聴き取れることで、音空間の広がりもしっかり感じられるとしている。

さらに、イヤホン筐体内部の音響空間の圧力を最適化することで、筐体外部へのベント(通気孔)無しで有線イヤホンと同等の音響設計を可能にする「f-LINKダンピング」機構を新たに搭載した。

「f-LINKダンピング」機構を搭載

これまでは、各種パーツを筐体内に高い密度で収納する必要があることや、防水性能を備えるため筐体外部に通気孔を開けられず、それによって低域と高域共に強調した派手すぎる音作りや自然さが失われる傾向にあった。

しかし本モデルでは「f-LINKダンピング」機構を採用したことで、通常よりも低域のコントロールを適切に行うことが可能となり、遠くなりがちなボーカルの最適なバランス感や、低域再生において細かな強弱の表情を感じられる質の高さを実現するという。

筐体は、いかに圧迫感を無くせるかという点を重視して設計され、耳のポケット部分、イヤーピース部分、耳珠部分の3点をサポートすることにより、多くの人の耳に適合する圧迫感のない装着感を実現したとする。

イヤーピースは「TYPE E 完全ワイヤレス専用仕様」を5サイズ同梱。耳穴の入り口にソフトに密着するため異物感がほとんど感じず、「史上最高の装着感」を実現したとしている。サイズはSS/S/M/L/LLの全5サイズを用意し、隣サイズの軸色が異なっているため、サイズの判別もしやすくなっている。

本体はタッチ操作に対応し、再生/停止/通話/終話など各種操作が可能。タッチポイントは本体の正面後ろ側の面のため、装着時などの誤操作が起こりにくいとしている。また、オートペアリング機能も搭載し、ケースを開けるだけですぐにペアリングされ、電源もケースに収納することで自動でオフとなる。

片耳での使用も可能な「片耳モード」を搭載し、片方のイヤホンをケースに戻すだけで再生中の音楽が途切れずに自動的にモノラル再生に切り替わる。

本体と充電ケースの外観は、軽量の樹脂筐体でありながら、新開発の特殊加工を施したことにより光沢感のあるシボ塗装仕上げを実現。ケースは片手で気軽に開閉できる、使い心地を重視した形状としている。カラーバリエーションはブラックとホワイトの2色を用意する。

ケースは使い心地を重視した形状に

カラーバリエーションはブラック、ホワイトの2色を用意

Bluetoothバージョンは5.2、コーデックはSBC/AAC/aptXに加え、高音質・低遅延を実現するaptX Adaptiveをサポート。防水性能はIPX4規格に準拠。連続再生時間は本体のみで最大7時間、ケース込みで最大35時間。再生周波数帯域は20Hz〜20KHz。そのほか付属品として、USB TypeC 充電用ケーブルも同梱する。

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