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【PR】磨き上げられたバイノーラル/ASMR専用チューニング

“ASMR専用完全ワイヤレス”で最高の没入感を! ag「COTSUBU for ASMR」の実力をチェック

公開日 2021/12/24 06:30 高橋 敦
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「バイノーラル/ASMR専用音質チューニング」という振り切ったコンセプトを打ち出したfinal「E500」は、税込1,980円という手頃な価格もあり、ターゲットを絞った特化型でありながら大ヒットモデルとなっている。

そこで期待されていたのが、同様の音質コンセプトによる完全ワイヤレスイヤホンである。E500や続いて登場した「VR3000 for Gaming」の装着快適性はトップクラス。しかし「頭を動かしたらケーブルが首に触れてその感触で現実に引き戻されてしまった」というように、ケーブル周りの煩わしさでVR体験が損なわれてしまうことがあったからだ。

finalのワイヤレスブランドであるagから登場した「COTSUBU for ASMR」こそ、その想いに応えてくれた製品だ。さらに磨き上げたというバイノーラル/ASMR専用チューニング、そして好評モデル「COTSUBU」をベース機としたことで、さらに快適な装着感と、税込6,980円と完全ワイヤレスとしては手頃な価格も実現。まさに期待されていたアイテムそのものだ。

「COTSUBU for ASMR」:¥6,980(税込)

では実際、COTSUBU for ASMRはバイノーラル/ASMRコンテンツをどのように表現してくれるのか。その実力を、様々なバイノーラル/ASMRコンテンツで徹底的にチェックしてみよう。

「バイノーラル/ASMR専用音質チューニング」って?

その前に同社の「バイノーラル/ASMR専用音質チューニング」についておさらいしておこう。

まず「バイノーラル」とは、いまや多くの方にお馴染みだろう「ダミーヘッドマイク」を使って制作する立体音響のこと。人間の頭の形をした像の耳の中にマイクを仕込むことで、人間の鼓膜への音の届き方を、生々しさや立体的な空間表現までまるごと模写するという手法だ。また「ダミーヘッド録音ではないが、ダミーヘッド録音的に聴こえるように処理されているバイノーラル音源」もある。

九州大学大学院芸術工学研究院との共同研究の様子

そのバイノーラルは「ASMR」音源の制作にもぴったり。というのもASMR音源には、「心地よい場所の環境音に浸る」「心地よい物音を耳元で聴く」といったものも多い。環境音であればその場にいるような空間性がほしいし、耳元であれば生々しい耳元感がほしい。それらはまさにバイノーラルが得意とするところというわけだ。

ということで、いつのまにか身近になっているバイノーラル/ASMR音源。しかしその音源を従来のイヤホン、つまり一般的な録音方法による音源の再生しか想定していないイヤホンで聴くと、特に高音域に違和感が生じやすく、音源制作者の意図通りの音色や空間イメージを再現できていなかったという。

そこに着目・解消したのがfinalによる「バイノーラル/ASMR専用音質チューニング」というわけだ。

ASMR向けイヤホンの大ヒット作「E500」(写真左)が、ついにケーブルから解き放たれた!

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