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公開日 2018/04/24 12:27

ネイン、音声通知で “スクリーンフリー” 謳うヒアラブルBluetoothイヤホン「Zeeny」

アプリ連携でテキスト通知を読み上げ
編集部:押野 由宇
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株式会社ネインは、音声ユーザーインターフェースの搭載により「スクリーンフリー」を実現するというヒアラブル・ワイヤレスイヤホン「Zeeny(ジーニー)」を発売する。価格は13,000円(税抜)で、Amazon.comでは本日より予約販売を開始。蔦屋家電やビックカメラ、eイヤホンでは5月下旬ごろから発売開始予定となる。また、グローバルではIndieGoGoでのクラウドファンディングキャンペーンが5月上旬からスタート。リターンタイミングは7月以降を予定する。

「Zeeny」

Zeenyは、音声だけでメールやSNSなどの新着メッセージの通知確認が行えるBluetoothイヤホン。「Zeenyアプリ」をiOS/Android端末にインストールし接続することで、スマートフォンに届いたメッセージなどのテキスト通知を音声で読み上げる。

装着イメージ

ZeenyアプリとLINEやFacebook、ニュース、カレンダー、天気予報、メッセージなど任意のアプリを登録することで、通知情報を聞くことができる。これにより、スマートウォッチなどのスクリーンに目を向ける必要なく、より多くの情報をリアルタイムに得られるとする。

マイク付きリモコンを装備する

アプリ上でどこまでの内容を音声通知するか設定可能で、通知自体のオン/オフも切り替えられる。またAndroid端末では、音声をテキスト化してメール返信を行うことも可能なほか、Siri/Googleアシスタントなどにも対応する。

「Zeenyアプリ」との連携

音質面では10mmドライバーに高精度DSP技術を採用し、豊かな低音と伸びやかな高音を実現。さらに新開発の音質調整機能「Spicetone(スパイストーン)」を搭載。3種類のフィルターのなかから「SNSの画像編集フィルターのように」(同社)、手軽に音質を選択できるとする。このフィルターはプロの音楽制作で使用されるパラメトリックEQにより、1Hz単位の微細な音質調整により設定。今後のアップデートで、ユーザー自身でパラメトリックEQを使用した音質調整ができる機能を追加予定とのこと。

コーデックはAAC、aptXに対応するほか、HD Voice、cVcによって、音楽や電話、通知の読み上げなどを高音質に楽しめると説明。またHOYA社の音声合成エンジンBoiceTextを採用し、明瞭で聞き心地の良い音声で読み上げを行うとする。スピーカー特性は20Hz-20kHz(16Ω、±15%)。

デザイン面では、スマホ世代のファッションに対する感性を意識し、ガールズアワードが運営する「ガールズエール」のモデルである池田菜々、大塚愛理、北澤舞悠の3名とコラボレーション。カラーやクラウドファンディング時の特典などに意見を反映させた。それにより、マットな質感とメタリックパーツのコントラストによって、様々なファッションに合わせやすい外観を実現したとする。カラーバリエーションはブラック&レッド、ホワイト&ターコイズ、ブラック&ゴールド、ホワイト&ローズゴールドを展開する。

コラボレーションムービーも作成

本日ネインは、Zeenyの発表会を開催。発表会では同社の代表取締役兼CEO 山本健太郎氏が登壇した。本モデルの開発について、2020年にはグローバルのヒアラブル市場が約5兆円へと伸長する見込みであること、そしてヒアラブル端末への取り組みを同社が続けてきたことから取り組みがスタートしたと説明した。

山本健太郎氏

ネインは2015年に、スマートウォッチ対応アプリをローンチした。ただ「実際に使用していくなかで、メッセージを音で通知されることの必要性を感じた」ことから、音声通知を行うヒアラブルデバイスへの取り組みを開始。そして2016年9月に世界初となるAndroid対応リアルタイム音声通知ワイヤレスイヤホン「APLAY」を発売した。

APLAYはスマートウォッチユーザーから好評という。さらに、ビジネスユースやクリエイター、学生といった使用者から「スクリーンから自由になりたい」というフィードバックがあり、それを受けて、スクリーンフリーを目指して開発したのがZeenyとなる。

Zeenyアプリと他社のイヤホン・ヘッドホンとの組み合わせについては、「前モデルでは実験的に行っていた部分があり、他社製モデルでも音声通知が行えたが、今回のZeenyアプリは、モデルによって『できる、できない』といったことが起きないよう、Zeenyだけで使えるよう設計している」という。

また資本提携を結んでいるオンキヨーとの取り組みについては「販路拡大についてオンキヨーと協力する一方で、ネインからアプリに関する技術を共有するなど、可能性は色々あると考えている」とコメントした。

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