公開日 2012/01/10 22:53

<CES>ソニープレスカンファレンス − SENなど機器間連携サービスを訴求/4Kや3Dについての取り組みも説明

ウィル・スミスが特別ゲストで登場
ファイル・ウェブ編集部:小澤麻実
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ソニーは、米国時間1月9日にプレスカンファレンスを開催。別項でお伝えしているような新製品の紹介を絡めながら、「Sony Entertainment Network(SEN)」をはじめとした様々な機器間連携、そして4Kや3Dについての取り組みを説明した。

まず登壇したのは同社CEOのハワード・ストリンガー氏だ。同氏はPS VitaやVAIO新モデルといった、今回ブースに登場する新製品を紹介し「これらは新しいユーザー体験を生み出すもの」と語る。また、「Sony Entertainment Network(SEN)」で機器同士が融合・連携することで生まれるメリットをアピールした。同社は今後3年間で、連携機能を持った機器を3億台出荷することを目標にしているという。

ソニー ハワード・ストリンガー氏

今後3年間で、連携機能を持った機器を3億台出荷することを目標にしている

続いて平井一夫副社長が登場。「どこにいても、どんな時でも、気に入っているコンテンツをいろいろなデバイスを使って楽しめたら…というのはユーザーの願い。それを可能にする新しいプラットフォームが『Sony Entertainment Network』だ。ひとつの共通IDと決済システムで利用できるのは大きなメリット。映像配信サービス『Video Unlimited』は現在9カ国で利用することができ、ハリウッドの最新映画やテレビ番組などを楽しめる。また『Music Unlimited』は世界11カ国でサービスを提供している」と、SENをアピールする。

ソニー 平井一夫氏

「Sony Entertainment Network」などについて改めて説明し、訴求を行った

さらに、SENのほかにも同社が提供している様々な機器間連携サービスも訴求。「Play Memories Onliine」で撮影した動画・静止画をクラウド経由で簡単に共有したり、“Sony Tablet”からPlayStation Storeでゲームを買って楽しんだりできることを説明した。

そのほか同社は、4Kや3Dに対する取り組みも改めて説明。4Kについては業務用カメラやモニター、映画館やコンシューマー向け4Kプロジェクターといったハードから、映画作品などソフトまでトータルで制作していることをアピール。

トータルで4Kソリューションを提供していることをアピール

3Dについても、「Sony 3D Technology Center」をアメリカ・イギリス・インドに設立し、映画やテレビ、ゲームなど様々なコンテンツクリエイターが3D制作について学べる場を提供していることや、Discovery Communications、そしてIMAX Corporationと共同で3D番組の24時間配信を行う放送局“3net”を設立するなど積極的な取り組みを行っていることを説明した。

「Sony 3D Technology Center」で3Dを制作面からサポート

3D番組配信を行う放送局“3net”も設立している

会場には、来春公開となる3D映画「MIB 3」に出演するウィル・スミスさんらが特別ゲストとして登場し、場を大いに湧かせた。

特別ゲストとして登場したウィル・スミスさん

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