公開日 2011/02/01 12:31

オラソニックからウォークマンドック搭載スピーカーシステム「TW-D7WM」が発売

パッシブスピーカーとWM-Port搭載ドックポート部のセット
ファイル・ウェブ編集部
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
(株)東和電子は、自社オーディオブランド“Olasonic(オラソニック)”の製品第2弾として、“ウォークマン”用ドックを備えたスピーカーシステム「TW-D7WM」を3月1日より発売する。価格はオープンだが、21,800円前後での販売が予想される。カラーは新色のチタンシルバー。

TW-D7WM

「TW-D7WM」は、既に発売中のアクティブスピーカー「TW-S7」をベースに開発されたもので、WM-Portとアンプを内蔵したドックとパッシブスピーカーで構成される。「音の設計はTW-S7と同じ」(同社取締役社長 山本喜則氏)とのこと。

スピーカー部はパッシブ型になったという変化はあるが、音作りはTW-S7と同じとのこと。

口径60mm発砲ウレタンのパッシブラジエーターを搭載することで、低域をアコースティックな音で自然に持ち上げているという

スピーカー部は、φ60mmのコーン型ユニットとφ55mmのフェライトマグネット、φ60mm発泡ウレタン製パッシブラジエーターを組み合わせ。特徴的な卵形キャビネットに収めている。再生周波数帯域は60〜20,000Hzとなる。シリコンゴム製のインシュレーターも付属し、スピーカーの下に敷くことで、低音への振動の遮断はもちろん試聴角度の微調整も行える。

シリコンゴム製のインシュレーターも付属

TW-S7ではスピーカーに内蔵していたアンプは、ドックポート部へ移管。こちらは「Super Charged Drive System(SCDS)」回路を搭載することで、USB駆動ながら最大出力10W+10Wを実現しているものだ。「アンプを外側に出した分、スピーカーの内部部品の自由度が高くなった。また電源を安定して供給できるようになったのもメリット」(同・山本氏)という。

ドックポート部にはWM-Portに加えUSB端子とアナログ入力端子、3.5mmステレオミニジャックを搭載。ウォークマンを挿したままUSBでPCとつなげば、充電に加え楽曲の転送も可能だ。またヘッドホンアンプとしても使用できる。ボリュームにはラダー型ボリュームを採用。音質を損ねる可能性のあるミューティング回路を可能な限り排除し、音質にこだわったという。また、小音量時の低音不足を補うためのバスブースト機能も備えている。

ドックポート部

背面にはスピーカー端子、AC電源端子、USB端子を搭載


サイドにはアナログ入力端子、3.5mmステレオミニジャックを備える

AC電源駆動にも対応
電源はAC電源のほか、USBバスパワーにも対応する。またリモコンが付属し、音量調節などウォークマンおよび本機の操作が可能だ。

付属のリモコン

【問い合わせ先】
(株)東和電子 Olasonicサポートセンター
support@twa.co.jp

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

関連リンク

製品スペックを見る
  • ジャンルスピーカーシステム
  • ブランドOLASONIC
  • 型番TW-D7WM
  • 発売日2011年3月1日
  • 価格¥OPEN(予想実売価格21,800円前後)
【SPEC】●出力:10W+10W ●アンプ方式:スーパー・チャージド・ドライブ・システム(SCDS) ●周波数特性:60Hz〜20kHz ●スピーカ・ユニット:φ60oコーン型フルレンジ ●電源:USBバスパワー、AC電源 ●接続環境:Windows XP/Vista/7、Mac OS9.1/OSX10.1以降 ●オーディオ入力:WM-Port、アナログ入力、USBポート、3.5mmステレオミニジャック ●外形寸法:スピーカー部…108W×141H×108Dmm、本体…106W×39H×180Dmm ●質量:1.6g
クローズアップCLOSEUP
アクセスランキング RANKING
1 BRAVIAが空飛ぶ時代? 動画コンテンツの楽しみ方に押し寄せた大きな変化を指摘するソニーショップ店長。超大画面はさらに身近に
2 ネットワークオーディオに、新たな扉を開く。オーディオ銘機賞の栄えある“金賞”、エソテリック「Grandioso N1」の実力に迫る
3 Nothing、最大40%オフのウィンターセール開催
4 LG、世界初のDolby Atmos FlexConnect対応サウンドバー「H7」。オーディオシステム「LG Sound Suite」をCESで発表へ
5 「ゴジラAR ゴジラ VS 東京ドーム」を体験。目の前に実物大で現れる“圧倒的ゴジラ”の臨場感
6 衝撃のハイコスパ、サンシャインの純マグネシウム製3重構造インシュレーター「T-SPENCER」を試す
7 AVIOT、“業界最小クラス”のANC完全ワイヤレス「TE-Q3R」。LDAC、立体音響にも対応
8 ソニー「WH-1000XM5」に“2.5.1”アップデート。Quick AccessがApple Music/YouTube Musicに対応
9 「HDR10+ ADVANCED」が正式発表。全体的な輝度向上、ローカルトーンマッピングなど新機能も
10 クリプトン、左右独立バイアンプ機構のハイレゾ対応アクティブスピーカー「KS-55HG」新色 “RED”
12/19 11:02 更新
音元出版の雑誌
オーディオアクセサリー199号
季刊・オーディオアクセサリー
最新号
Vol.199
世界のオーディオアクセサリーブランド大全2025
特別増刊
世界のオーディオアクセサリーブランド大全2025
最新号
プレミアムヘッドホンガイドマガジン vol.23 2025冬
別冊・プレミアムヘッドホンガイドマガジン
最新号
Vol.23
プレミアムヘッドホンガイド Vol.33 2025 SUMMER
プレミアムヘッドホンガイド
(フリーマガジン)
最新号
Vol.33(電子版)
VGP受賞製品お買い物ガイド 2025年冬版
VGP受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2025年夏版(電子版)
DGPイメージングアワード2024受賞製品お買い物ガイド(2024年冬版)
DGPイメージングアワード受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2025年冬版(電子版)
WEB
  • PHILE WEB
  • PHILE WEB AUDIO
  • PHILE WEB BUSINESS
  • プレミアムヘッドホンガイド
  • ホームシアターCHANNEL
  • デジカメCHANNEL
AWARD
  • VGP
  • DGPイメージングアワード
  • DGPモバイルアワード
  • AEX
  • AA AWARD
  • ANALOG GPX