Rega、上位機の技術を継承したミドルクラスMCフォノアンプ「AOS MC」
「AOS MC」は、同ブランドのMCフォノアンプにおいて中級モデルと位置づけられる製品。フラグシップモデル「AURA」の設計思想やテクノロジーを継承しながら、横幅を約半分のハーフサイズとすることで設置性にも配慮している。
回路設計は入力段とRIAA段の2段構成による完全ディスクリート設計を採用。入力段にはウルトラ・ローノイズFETを用い、信号にノイズが回り込まないよう入力端子の直後にJFETオペアンプを配置している。これにより基板上の音質劣化を防ぎ、経路の短縮化を図った。
RIAA段では、上位機で開発された、RIAAカーブを高域と低域の2段階に分けて再構成するディスクリートRIAAイコライザーを継承している。
低域帯をアクティブフィルターに通すことで正確なRIAAカーブを実現し、RIAA特性±0.2dBを達成した。高周波ノイズの原因となるDSPをコントロール系に一切使わないピュアアナログ設計も取り入れている。
入出力端子はそれぞれRCA端子を備え、入力端子の負荷抵抗値は50/100/150/400Ω(オーム)から選択可能だ。また、出力端子の出力抵抗は100Ωとなる。
内部パーツには、大型のトロイダルトランスや4,400μFの大型オーディオコンデンサーを搭載。上位モデルの機構設計を展開したシャーシは、アルミ合金製のフロントパネルおよび天板と、スティールプレートのボトム部で構成される。
外部の温度変化の影響を受けにくい構造としたほか、内部の温度変化に対応するセルフサーボコントロール機能も備える。また、カートリッジの性能を引き出すため、抵抗値、コンデンサーの容量、ゲインの設定を左右独立で調整可能だ。無信号状態が続くと自動でスタンバイ状態に切り替わるオートスタンバイ機能も搭載した。
外形寸法は220W×80H×330Dmmで、質量は2.9kg。
























