• ブランド
    特設サイト
公開日 2008/05/08 20:10

デジタルドメイン、同軸スピーカーなど新ブランド第2弾製品を発表

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
(株)デジタルドメインは、新ブランド第2弾となる6製品を発表。本日より販売受付を開始する。ラインナップは以下のとおり。

■マルチビットSACDトランスポート 2930DSP-4 ¥398,000(税込)
■スピーカーシステム Karissima ¥2,520,000(ペア・税込)
■スピーカーケーブル S-2.5s/1.6s ¥1,050,000(ペア・税込)/¥420,000(ペア・税込)
■XLRケーブル R-2s ¥73,500(ペア・税込)
■RCAケーブル R-1s ¥52,500(ペア・税込)
■電源ケーブル P-1c ¥105,000(税込)

各製品の詳細は以下のとおりとなる。

■SACDトランスポート 2930DSP-4

2930DSP-4

製品の説明を行う(株)デジタルドメイン 西和彦氏

本機はデノンのユニバーサルプレーヤー「DVD-2930」にデジタルドメイン独自の技術を融合させた製品。本体にデジタルドメイン製DSPを4基追加し、SACDをマルチビット変換して出力することが可能になった。さらに、16bitや20bitの元情報から24bitへデータを拡張する、デノンの“AL24 Processing Plus”技術を全チャンネルに引き続き搭載している。

シリコンオプティクス社製のI/Pコンバーター“Reon VX”を搭載し、精度の高いI/P変換を実現。HDMI出力は、PC用の解像度(VGA、XGA、WXGA、SXGA)での映像信号の出力も可能となっている。

また、自然な輪郭補正を実現するD.P.I.C.(DENON Pixel Image Correction)機能や、高画質テクノロジーD.D.V.C.(Dual Discrete Video Circuit)を採用。DACには、216MHz/14bitビデオDACを採用している。

同社取締役社長の西 和彦氏によれば、「本機はもともとデジタルドメイン製DSPを開発するための試作機として使用していたもの。デジタルドメインのD/Aコンバーターを購入した人が、この試作機を聴いて例外なく“音が良い”と言ってくださるので、製品化に踏み切った」のだという。なお「2930DSP-4」の部品交換なども、デジタルドメイン社が行うとのことだ。

■スピーカーシステム Karissima

Karissima(右)

Karissimaの同軸ユニット

背面のスピーカー端子部

デジタルドメイン社は仏Cabasse社と代理店契約を結び、製品の取扱を開始。「輸入・販売だけでなく、今後は共同で製品開発もおこなっていく」(西氏)という。今回の代理店契約について、Cabasse社のChristophe Cabasse(クリストフ・カバス)氏は「お互いが作っている製品にとても魅力を感じたのがきっかけ」と説明した。

スピーカーシステム「Karissima(カリスマ)」は、ウェンジ、ワイルドチェリー、サントスの3種類の仕上げを用意。3ウェイ同軸ドライバーとウーファーを搭載している。同軸ドライバーは25mmトゥイーター、125mmミッドレンジユニット、200mmローミッドレンジユニットから構成され、それぞれ3,500〜22,000Hz、800〜3,500Hz、100〜800Hzをカバーする。

トゥイーターはドーム型で、全周角60度の範囲に対し±2dBという指向性を持つ。

ウーファーにはハニカムコーンを採用した300mmドームユニットを採用し、35Hz〜100Hzをカバーする。同軸ユニットの直下に配置することで位相のズレを軽減し、「実質ほぼ同軸4ウェイスピーカーだと言える」(カバス氏)とのことだ。

スピーカー全体の再生周波数帯域は20Hz〜25,000Hz。クロスオーバー周波数は100Hz、800Hz、3,500Hzとなる。

さらに本機はバイアンプ駆動にも対応。そのほか「2ch再生は勿論のこと、ホームシアターなどでマルチチャンネル再生に使用しても優れた特性を発揮する」(カバス氏)という。

「Karissima」の魅力についてカバス氏は「1952年から同軸スピーカー製作を手掛けているCabasse社ならではの優れた指向性により、空間に統一性を生むことができるスピーカー。機能を突き詰めた上に生まれた美しいデザインも特長のひとつだ」と述べた。

製品の説明を行うCabasse社のChristophe Cabasse氏

なお、「Karissima」はハイエンドショウトウキョウ2008スプリングにて試聴を実施。5月10日から設けられる「デジタルドメイン」のブースにて、その音を楽しむことができる。カバス氏は「欧州では昨年既に発売しており、リファレンスグレードのスピーカーとして受け入れられている。日本のユーザーに聴いてもらえるのはハイエンドショウが初めて。とても楽しみにしている」と語った。


■スピーカーケーブル S-2.5s/1.6s
■XLRケーブル R-2s
■RCAケーブル R-1s
■電源ケーブル P-1c

S-2.5s/1.6s

R-2s


R-1s

P-1c

スピーカーケーブルとXLR/RCAケーブルは単結晶の純銀を使用。電源ケーブルには純銅を採用している。


【問い合わせ先】
(株)デジタルドメイン
TEL/03-4590-6222

(Phile-web編集部)

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
製品スペックを見る
  • ブランドDIGITAL DO-MAIN
  • 型番2930DSP-4
  • 発売日2008年5月
  • 価格¥398,000(税込)
【SPEC】●映像端子:コンポーネント出力、D出力、コンポジット ●SN比:118dB ●全高調波歪率:0.001% ●ダイナミックレンジ:106dB ●消費電力:35W ●外形寸法:434W×102H×386Dmm ●質量:7.6kg
  • ブランドCABASSE
  • 型番Karissima
  • 発売日2008年5月
  • 価格¥2,520,000(ペア・税込)
【SPEC】
●クロスオーバー周波数:100Hz、800Hz、3,500Hz ●周波数特性:35〜22,00Hz±3dB ●再生周波数帯域:20Hz、25,000Hzで-6dB ●指向性:全周角60度に対して±2dB ●公称インピーダンス:8Ω ●定格入力:180W ●外形寸法:380W×1,450H×540Dmm ●質量:70kg
<230mm 3ウェイ同軸ドライバー>
●トゥイーターユニット:250mm ●ドームダイアフラム:3,500〜22,000Hz ●ミッドレンジユニット:125mm ●P2Cリング:800〜3,500Hz ●ローミッドレンジユニット:200mm ●デュオセルリング:100〜800Hz
<1×30ND40 300mmウーファー>
●300mm ハニカムドーム 35〜100Hz
  • ブランドDIGITAL DO-MAIN
  • 型番S-2.5s/1.6s
  • 発売日2008年5月
  • 価格¥1,050,000(ペア・税込)/¥420,000(ペア・税込)
  • ブランドDIGITAL DO-MAIN
  • 型番R-2s
  • 発売日2008年5月
  • 価格¥73,500(ペア・税込)
  • ブランドDIGITAL DO-MAIN
  • 型番R-1s
  • 発売日2008年5月
  • 価格¥52,500(ペア・税込)
  • ブランドDIGITAL DO-MAIN
  • 型番P-1c
  • 発売日2008年5月
  • 価格¥105,000(税込)
クローズアップCLOSEUP
アクセスランキング RANKING
1 Beats、ブランド史上最小の完全ワイヤレス「Solo Buds」。ケースにバッテリー非搭載
2 2023年後期朝ドラ『ブギウギ』の総集編放送。GW期間中にNHK総合とBSプレミアム4Kで
3 Apple Musicも聴ける高コスパ ネットワークプレーヤーeversolo「DMP-A8」。音質と使いこなしを徹底検証
4 オスカー受賞『ゴジラ-1.0』4K UHDをフラゲ!特典盛りだくさんのパッケージ開封の儀
5 女子プロゴルフ「ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ」、5/2からの放送・配信予定
6 英・コード製プリメインアンプの実力恐るべし!「Ultima Integrated」をB&W「800 D4シリーズ」で徹底検証
7 【moraアニソンTOP10】本当に令和? 「ツバサ」「Get Wild」がまさかのランクイン!
8 Amazon Prime Videoの人気8チャンネルが2ヶ月間99円に!GW期間中キャンペーン
9 Dolby Vision&Atmosでゴジラの圧倒的迫力と世界屈指のVFXを堪能!4K UHD BD版『ゴジラ-1.0』徹底レビュー
10 (nb)の耳を塞がないイヤホン「Open+」、発売日が5/17に決定。割引キャンペーンも
5/2 10:40 更新
MAGAZINE
音元出版の雑誌
オーディオアクセサリー192号
季刊・オーディオアクセサリー
最新号
Vol.192
オーディオアクセサリー大全2024~2025
別冊・ケーブル大全
別冊・オーディオアクセサリー大全
最新号
2024~2025
プレミアムヘッドホンガイドマガジン vol.21 2023 WINTER
別冊・プレミアムヘッドホンガイドマガジン
最新号
Vol.21
プレミアムヘッドホンガイド Vol.31 2024 SPRING
プレミアムヘッドホンガイド
(フリーマガジン)
最新号
Vol.31(電子版)
VGP受賞製品お買い物ガイド 2024年冬版
VGP受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2024年冬版(電子版)
DGPイメージングアワード2023受賞製品お買い物ガイド(2023年冬版)
DGPイメージングアワード受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2023年冬版(電子版)
音元出版の雑誌 電子版 読み放題サービス
「マガジンプレミアム」お試し無料!

雑誌販売に関するお問合せ

WEB
  • PHILE WEB
  • PHILE WEB AUDIO
  • PHILE WEB BUSINESS
  • ホームシアターCHANNEL
  • デジカメCHANNEL
AWARD
  • VGP
  • DGPイメージングアワード
  • DGPモバイルアワード
  • AEX
  • AA AWARD
  • ANALOG GPX