PR 公開日 2026/01/21 15:34

Zonotone「Granster AC-3000」レビュー。ラインケーブルで音をグレードアップ

サブウーファーもケーブルで音が変わる?!

ゾノトーン入門に最適なラインケーブル

ハイエンドケーブルブランドとして確固たる地位を築き上げたZonotone(ゾノトーン)。幅広いラインアップも魅力です。

なかでもGransterシリーズはエントリークラスに位置づけられ、リーズナブルな価格設定が目を惹きます。Hi-Fiファンのみならず、質を重視しつつもケーブルを大量に必要とするホームシアターユーザーにも好適です。

インターコネクトケーブル(RCA)Zonotone「Granster AC-3000
1.0mペア→¥33,000(税込)
1.5mペア→¥41,800(税込)
2.0mペア→¥50,600(税込)
※3.0mを超える長さについては1.0m間隔にて特注可能(RCA仕様の場合は5.0mの長さ仕様まで)

Grasnterシリーズの最新モデル「Granster AC-3000」(以下、AC-3000)は2本ペア販売のインターコネクト(ライン)ケーブルでRCAとXLRの2タイプを用意。使用線材や構造は上位モデルで培ったノウハウを継承するなどこだわりが凝縮されています。

芯線構造は上位「7NAC-Granster 5000α」の異種独立2層構造を採用。導体は前モデル「6NAC-Granster 3000α」で実績のある「超高純度6NCu」、「高純度無酸素銅線PCUHD」、「高純度無酸素銅OFC」に加え、新たに「高純度無酸素銅C1011」を追加し、4種の銅線を独自の最良とする比率で撚り合わせたハイブリッド品としています。

また、バランス伝送用に独立したグラウンド線1芯を装備。シールドは片側結線でソース側に落とす構造を取る本格派です。

インターコネクトケーブル(XLR)Zonotone「Granster AC-3000
1.0mペア→¥44,000(税込)
1.5mペア→¥52,800(税込)
2.0mペア→¥61,600(税込)
※3.0mを超える長さについては1.0m間隔にて特注可能

Grnster AC-3000はゾノトーンならではの異種導体ハイブリッド構造を採用していますが、特に注目すべきなのは、高純度無酸素銅「C1011」を新たに採用していることです。

導電性能と熱伝導性が高い同素材は、無酸素銅のなかで最高規格の電子管用無酸素銅で、JIS規格の認証を初めて取得した古河電気工業製の同素材を採用。

このC1011と、超高純度6NCu、高純度無酸素銅線PCUHD、そして高純度無酸素銅OFCとを独自の黄金比でハイブリッドにしています。

Grnster AC-3000は異種導体ハイブリッド構造を採用

1芯あたりの芯線構造は、上位モデルである「7NAC-Granster 5000α」で採用された、異種独立2層2芯構造を踏襲しています。

1芯が2層構造であるため、4芯構造とほぼ同等の構造となっていますが、2層2芯構造にすることで、より高い解像感、S/N感を実現しているといいます。

また、グラウンド線1芯を採用し、シールド線を機器側との片側接地にすることで安定した信号伝送を促しています。

異種独立2層2芯構造のイメージ

AVアンプとプレーヤーとのアナログ接続を試す

今回はホームシアター環境を想定し、プレーヤーはMAGNETAR「UDP900」、AVアンプはデノン「AVC-A1H」、スピーカーはBowers & Wilkins「702 S3 Signature」を使用。HDMIケーブル接続とAC-3000によるRCA/XLR接続で音質の違いを確認しました。経路や回路が異なるので、ケーブル単体の評価ではなく、体験の比較と捉えていただきたいです。

音元出版の視聴室で、レファレンススピーカーにBowers & Wilkins「702 S3 Signature」を用い、AVアンプとプレーヤーとのアナログ接続を試した

まずHDMI接続でSACD「Russian Violin Concertos/ユリア・フィッシャー」を試聴しました。キレよく繊細な音色が倍音で空間に広がる様が美麗な音源ですが、薄く硬い感が否めません。ハイエンド機材を投入しても伝送効率を重視したHDMI特有の劣化は避けきれないでしょう。

これをAC-3000のRCA接続に切り替えると違いは明らか。テクスチャーが濃く音色がリアルで、空間に漂う余韻も長く美しいです。

さらにXLRに切り替えると、解像度が増してハイのキレ上がりが気持ちよく、シャープな音像と定位で立体感が増します。音色に柔らかさが加わるのも好ましいです。アナログ接続のメリットを再認識しました。

ゾノトーンの代表・前園 力氏の解説に耳を傾ける鴻池賢三氏

サブウーファーのケーブル交換にも挑戦

なお、センターチャンネルやサブウーファーなどの用途を想定した1本売り版「Granster AC-3000AV」(以下、AC-3000AV)もラインアップしています。本製品はAC-3000と同等で、RCAとXLRの両タイプを用意します。

サブウーファー用インターコネクトケーブルZonotone「Granster AC-3000AV
RCA 1.0m→¥17,600(税込)
RCA 1.5m→¥22,000(税込)
RCA 2.0m→¥26,400(税込)
RCA 3.0m→¥36,850(税込)
※3.0mを超える長さについては1.0m間隔にて特注可能(RCA仕様の場合は5.0mの長さ仕様まで)。

サブウーファーとAVアンプとの接続に最適な1本売りのRCAケーブルです。1本売りなので、セパレートタイプのAVアンプの場合、プリアンプとパワーアンプのセンターチャンネルに使うのにも最適。

今回はサブウーファー接続で実験。イクリプスのサブウーファー「TD725SWMK2」を用い、デフォルトのRCAケーブル「X」とAC-3000AVを交換して比較試聴しました。

イクリプスのサブウーファー「TD725SWMK2」を用い、デフォルトのRCAケーブル「X」と「Granster AC-3000AV」を交換して比較試聴

そもそも、周波数帯域が低く限定的で0.1chと数えられるサブウーファーに対し、ケーブルが音質に影響を及ぼすのでしょうか。筆者は疑念を持ちつつ試聴に臨みました。

結果は驚くべきもので、サブウーファーを交換した、くらいのインパクトを覚えました。

実際のサウンドは映画「グレイテスト・ショーマン」でさまざまなシーンを視聴して確認しました。ケーブル「X」では底が硬く突き上げられるように感じる場面が多いのですが、AC-3000AVに交換すると超低域帯までスムーズに伸び、大きな違いを感じました。

音場がナチュラルに広がり、エネルギー感も増します。空間がすっきりとしてセリフが活き活きと聴きやすくなる効果も体感できました。

Zonotoneケーブルの魅力であるS/Nの高さと力感は、サブウーファーとも好相性と思える体験でした。

独自の多種線材による多芯構造を採用するブランド

ちなみに、Zonotone(ゾノトーン)とは、2007年に前園俊彦氏によって設設立された、日本を代表するケーブルブランドのひとつです。

「オーディオファイルの心を揺さぶる音楽の深い感動を追求する」ことをケーブル製作の目的とし、導体純度の追求とともに、7Nや6Nの高純度銅とPCUHD、C1011、純銀コート銅線、4N無酸素銅線などを独自の黄金比でハイブリッドさせる手法により、圧倒的な地位を確立しています。

そのサウンドは正統派そのもので、ボリューム感ある中低域、立体的な音場感、前方にせり出してくるような躍動感が楽しめることで定評があります。(編集部)

異なる線材を独自の黄金比でハイブリッドさせる絶妙な手法と独自の構造により、次々と話題のケーブルを発表しているZonotone

製品情報・スペック

「Granster AC-3000」(RCA or XLR)

SPEC ●導体構成:超高純度6NCu、高純度無酸素銅線PCUHD、高純度無酸素銅C1011、高純度無酸素銅OFC ●構造:4種素材によるハイブリッド、2芯ダブルシールド構造、異種独立2層2芯導体(4芯コアに相当)をホット、コールドとして端末に結合 ●導体サイズ:ホット線/コールド線ともにそれぞれ0.73スケア(1芯) ●シース:透明で鮮やかなブルーのPVC ●絶縁体:高純度ポリエチレン ●シールド:アルミラップと高密度錫メッキ銅編組の2重シールド ●介在:高純度ポリエチレン ●外径:直径8.5mm

「Granster AC-3000AV」(RCA)

SPEC ●導体構成:超高純度6NCu、高純度無酸素銅線PCUHD、高純度無酸素銅C1011、高純度無酸素銅OFC ●構造:4種素材によるハイブリッド、2芯ダブルシールド構造、異種独立2層2芯導体(4芯コアに相当)をホット、コールドとして端末に結合 ●導体サイズ:ホット線/コールド線ともにそれぞれ0.73スケア(1芯) ●シース:透明で鮮やかなブルーのPVC ●絶縁体:高純度ポリエチレン ●シールド:アルミラップと高密度錫メッキ銅編組の2重シールド ●介在:高純度ポリエチレン ●外径:直径8.5mm

(提供:前園サウンドラボ)

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