PR 公開日 2025/08/22 06:30

音質も画質も驚愕の変化。インクレケーブルの「iEARTH」をプレーヤーからスピーカーまで9機種に接続して徹底検証!

デジタルからアナログまで全6種類をラインナップ

あまりに画期的なのでその場で購入を決めてしまった

機器の端子に接続し、ノイズを吸収、軽減させるというアクセサリーは数多いが、アメリカ、INCRECABLE(インクレケーブル)社の「iEARTH(アイアース)」は、次元の違う効果だ。

麻倉怜士氏の自宅リスニングルームに導入された「Black iEARTH」。画質にも音質にも効く!

私はHDMI対応の「Black iEARTH」(EBV-3)を試聴する機会があり、その音質改善に驚いた。ひとことで言ってノイズレベルが極端に下がり、代わりに音楽レベル(つまり音楽性)が極端に上がるのである。そんなアクセサリー、これまであったか。

HDMI対応iEARTHがあまりに画期的なので、その場で購入を決めてしまった。日常的に使っていると、効果に驚かされる毎日だ。私のリスニングルームでのソース機器、マグネター「UDP900」プレーヤーのHDMI端子にBlack iEARTHを挿すと、“これは何だ!?” というほどにクオリティが向上した。音の粒子サイズが目立って細かくなり、音のグラテーションが緻密になった。

さらに驚いたのは、MQA-CDを再生した時のこと。メリディアンの「ULTRA DAC」と同軸デジタルで接続し、UAレコードの新譜MQA-CD、情家みえ『ボヌール』を176.4kHzのハイレゾ帯域に復元して再生したMQA音の素晴らしいこと。粒子がさらに細かくなり、それらの絡みがより有機的になり、さらに質感がブリリアントになった(詳細は後に記す)。

麻倉氏&潮晴男氏がプロデュースするUAレコード最新アルバム『ボヌール』(MQA-CDにて9月10日発売)

コネクタに合わせて専用設計、6種類をラインナップ

さて、こうした使用前/使用後効果を体験するともう、これ無しには音楽生活を送れなくなった。だからBlack iEARTHを導入したのだが、そうすると、 他のiEARTHも試したくなった。一般的な端子接続型のノイズアクセサリーは、どんな種類の機器でも端子が合っていれば使えるというのが通り相場だが、iEARTHは専用設計なのがまず、違う。

6種類の「iEARTH」。それぞれコネクタごとに専用設計となっている。価格はすべて165,000円(1個・税込)。ちなみに型番末尾の3は第三世代を意味する

(1)ネットワークノイズ専用でLAN端子に挿すBlue iEARTH (EBN-3)
(2)デジタルノイズ専用で同軸端子に挿すGrey iEARTH (EBD-3)
(3)デジタルノイズ専用で、HDMI端子に挿すBlack iEARTH (EBV-3)
(4)アナログノイズ専用でRCA端子に挿すGold iEARTH (EBA-3)
(5)低レベルノイズ専用で、レコードプレーヤーの出力端子に挿すRed iEARTH (EBP-3)
(6)高電流ノイズに対応するスピーカーノイズ専用で、スピーカーのマイナス端子に挿すSilver iEARTH (EBS-3)

と現在まで発売されているiEARTHはすべて専用設計だ。これらを自宅リファレンスルームで試すという壮大な実験に取り掛かる。

その前にiEARTHの技術について、検証しよう。

(1)付属ケーブルにて接続された機器からノイズを収集し除去する。ジャンパー線でリンクされている二つの四角体の中で除去作業が行われる。そのやり方、具体的な構造は完全にブラックボックスだ

(2)ベース部のスチールボールが機器に溜まった静電気を収集除去し、振動電気エネルギーに変換。左右の四⾓体の性能を強化する

(3)設置した下の機器を制振する

iEARTHの同梱アイテム。本体の他、左右を接続する短いケーブルとパッド、それにHDMI等の専用ケーブルが付属する。パッドは本体の真下に設置するもので、本体の位置決めと、熱などによる経年変化を避ける役割を持つ

取扱説明書に従って簡単に組み立て完了!

本体の裏側にスチールボールが配置されており、ここから静電気や振動を収集する

(2)(3)の効果を得るためには接続した機器の上にiEARTHを置くことが推奨されているが、空気の揺らぎでも発電するので、機器の上への設置が難しい場合は離して置いても良いとしている。

さて、これらのiEARTHたちをひとつずつ使い、使用前/使用後の違いをリポートしよう。リファレンス曲はUAレコードの情家みえ「チーク・トゥ・チーク」(前作『エトレーヌ』より)。テスト時のメモをそのまま披露しよう。また効果の程を最大☆5つで評価している。

麻倉怜士氏の自宅リスニングルームにてテストを開始!メインスピーカーは基本JBLの「K2 S9500」

次ページデジタル端子からテストを開始

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