• ブランド
    特設サイト
PR 公開日 2024/03/28 06:30

【レビュー】7千円台のながら聴きイヤホンで充実の基本性能!SOUNDPEATS「GoFree2」は驚きのコスパ

価格以上に機能盛りだくさん
折原一也
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
ハイコスパでお馴染みのSOUNDPEATS(サウンドピーツ)は、オープンイヤー型イヤホンでもコスパ抜群!パワフルな低音、ロングバッテリー、防水仕様、マルチポイント対応など、7千円台の価格ながら基本性能をバランスよく備えた「GoFree2」の魅力を解説しよう。


SOUNDPEATSといえば、近年ネット通販で人気を博している完全ワイヤレスイヤホンの新定番ブランドだ。その最新モデルとして、耳をふさがずに周囲の音が聞こえるオープンイヤー型イヤホン「GoFree2」が登場した。

SOUNDPEATS「GoFree2」(7,880円/税込)

まず、誰もが惹かれるポイントが税込7,880円という価格設定。メイン機としてカナル型イヤホンを既に所有している人も手を出しやすい、お手頃価格のオープンイヤー型イヤホンなのだ。しかし、GoFree2は決して機能や性能に妥協したモデルではない。7,880円という価格ながら、基本性能をバランスよく備えているのだ。

■16.2mmドライバーでボリューム感ある低域


最初に、片耳で質量9gと軽量かつ装着性が快適なイヤホンであることを強調しておきたい。イヤーハンガー部がシリコンで柔らかく曲がるので、耳にラフに引っ掛けるだけでフィットして、落ちる心配も少ない。サウンドを再生するドライバーユニットを、耳のすぐ真横に軽く重ねるような装着イメージ。IPX5の防水保護等級にも対応しているところも抜かりない。

急な雨や汗をかいても安心のIPX5の防水仕様に対応。また、耳をふさがないオープンイヤータイプなので、アウトドアやランニングなどでも安全性を確保しながら音楽を楽しむことができる

そして、価格以上に音質にもこだわり抜いたモデルでもある。16.2mm径の大型振動板を採用するとともに、独自技術「ラムダ型音響空間2.0」を搭載。ドライバーユニットからサウンドを放出する際に、ドライバー後部のキャビティ(音響空間)にあるラムダ型(三角形)の伝搬回路を通過させることで、アコースティックな構造により低周波の拡張と出力を増強し、切れ味がよく量感あふれる低域を実現しているという。

なお、ラムダ型音響空間2.0は、同社のオープンイヤー型ワイヤレスイヤホン「RunFree」に採用されていた「ラムダ型音響空間」をベースにGoFree2に最適化したものだ。

16.2mmドライバーの後部キャビティには「ラムダ型音響空間2.0」を搭載。ドライバーから出た音を、ラムダ型(三角形状)の伝搬回路を通過させることで、低域を増強するという仕組みだ

音声通話の高音質化にも取り組んでいる。通話マイクは左右各2基、合計4基のマイクで集音する仕様のほか、周囲のノイズを低減するENCノイズキャンセリングにも対応。また、イヤホン左右どちらも片耳だけ装着する片耳モードにも対応する。

片側2基ずつの計4基の音声通話用マイクで集音するほか、環境ノイズを低減するENCノイズキャンセリングを搭載。自分の声を相手にクリアに届けることができるので、オンライン会議等にもおすすめ

ワイヤレス部ではハイレゾワイヤレス認証コーデックのLDACにも対応。最大990kbpsの伝送レートを確保することで、96kHz/24bitまでの音質伝送を実現している。スマホやPCなど複数台同時接続可能なマルチポイント対応というところも、多数の完全ワイヤレスイヤホンを手がける同社らしい先進性だ。

スマホやPCなどの親機となるデバイスを同時に2台Bluetooth接続できるマルチポイントに対応。たとえば、PCでオンライン会議を終了した後、スマホで音楽を再生するだけで接続が替わり、切り替えがスムーズ

実際にGoFree2のサウンドを試してみると、オープンイヤー型のイヤホンとしては十分過ぎる高音質。コストパフォーマンスは非常に高い。たとえばYOASOBI『アイドル』を聴くと、女性ボーカルはクリアかつ優しいニュアンスを伴って聴こえるし、音の定位感が見通せるような広がり感もある。そして、低域はボリューム感たっぷりだが、専用アプリ「SOUNDPEATS」(iOS/Android対応)でイコライザーを操作することで、さらに低音のアタックを引き出せる。

■普段使いでも便利な機能/性能がそろっている


耳をふさがずオープンになるため、音楽リスニング中でも周囲の音はクリアに聞こえる。故に、周囲が騒がしい環境だと音楽への没入はしづらいが、車の走行音などははっきりとわかるし、物音や人の声にも気付きやすい。

一方で音漏れはどうなのだろうか。家族の協力のもと、自宅で肩が触れるほどの距離で音漏れをチェックしてもらった。iPhoneの音量4(音量25%)でも音漏れは聞こえない程度。実際に聞こえるかどうかは周囲の騒音次第ではあるが、屋外の音楽リスニングでも音漏れにさほどナーバスになる必要はなさそうだ。

オープンイヤー型というと屋外での使用を想像しがちだが、個人的には自宅での音楽リスニングが想像以上に便利だった。たとえば自宅の自室で音楽を聴いたり動画を視聴する際にGoFree2を利用すれば、家族の呼びかけや来客のインターホンの音にも気付けるので、着けっぱなしで過ごすような用途にも便利だ。

着けっぱなしの用途を考えると、ビジネスのビデオ会議などでGoFree2を使うシーンもあるだろう。実際にマルチポイント接続を活用して「MacBookAir」とペアリング、ビデオ会議で通話マイク音質を確認してみると、予想以上に優秀。声の情報を低音まで素直に拾ってくれるが、隣の部屋で流れていたテレビの音声は拾わない。騒音下でもクリアに通話できるようにENCノイズキャンセルが働くようだ。

イヤホン単体で最大9時間、充電ケースと併用すれば最大35時間もの再生時間を確保している。通勤・通学はもちろん、出張など遠出する場合にも安心だ

GoFree2は7,880円という価格を考えると、非常に完成度が高いモデルだ。いま急速に人気が高まっているオープンイヤー型イヤホンという製品カテゴリーのなかで、たとえ高価な機種であっても、GoFree2ほど完成度の高いモデルはなかなかない。コスパに優れたモデルとして、オープンイヤー型イヤホンを探している人すべて、そして、サブ機を探しているという方にも推薦したい。


SOUNDPEATS 完全ワイヤレスイヤホン「GoFree2」
SPEC●通信方式:Bluetooth Ver.5.3 ●対応コーデック:SBC、AAC、LDAC ●ドライバー口径:16.2mm ●連続再生時間:最大9時間(ケース込み35時間) ●質量:約9g(イヤホン片側)、約71g(ケース部) ●付属品:USBType-C充電用ケーブル


(協力:SOUNDPEATS)
※本記事は「プレミアムヘッドホンガイド Vol.31 2024 SPRING」からの転載です。

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
クローズアップCLOSEUP
アクセスランキング RANKING
1 井上尚弥VSネリ、日本におけるPrime Video史上最大のピーク視聴数を記録
2 『ゴジラ-1.0』だけじゃない! GWに観たい「最近サブスク解禁された話題作」まとめ
3 【moraアニソンTOP10】川崎発、狂犬ロックアニメ『ガールズバンドクライ』OPが人気急上昇!
4 ゼンハイザー、ニュートラルサウンドと広い音場を両立させた密閉型ヘッドホン「HD620S」
5 パナソニック、最新「ミニLEDバックライト液晶」ハイエンド・4Kビエラ。AI高画質エンジンも新世代
6 1万円以内でANC/音質ともに充実!EarFun初のヘッドホン「Wave Pro」レビュー
7 ミスター・ビッグの最新アルバム『TEN』&武道館公演ライヴ映像が高音質フォーマットにて発売
8 ORION、“若者やオーディオ入門にオススメ”のBluetooth対応CDステレオ「SMC-140BT」
9 パナソニック、初の専用Fire TV搭載の最上位・4Kビエラ「Z95A」。「マイクロレンズ有機ELパネル」刷新
10 パナソニック、専用Fire TV導入の4K有機ELテレビ「Z90A」。独自のパネル制御技術「Bright Booster」も強化
5/9 10:36 更新
MAGAZINE
音元出版の雑誌
オーディオアクセサリー192号
季刊・オーディオアクセサリー
最新号
Vol.192
オーディオアクセサリー大全2024~2025
別冊・ケーブル大全
別冊・オーディオアクセサリー大全
最新号
2024~2025
プレミアムヘッドホンガイドマガジン vol.21 2023 WINTER
別冊・プレミアムヘッドホンガイドマガジン
最新号
Vol.21
プレミアムヘッドホンガイド Vol.31 2024 SPRING
プレミアムヘッドホンガイド
(フリーマガジン)
最新号
Vol.31(電子版)
VGP受賞製品お買い物ガイド 2024年冬版
VGP受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2024年冬版(電子版)
DGPイメージングアワード2023受賞製品お買い物ガイド(2023年冬版)
DGPイメージングアワード受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2023年冬版(電子版)
音元出版の雑誌 電子版 読み放題サービス
「マガジンプレミアム」お試し無料!

雑誌販売に関するお問合せ

WEB
  • PHILE WEB
  • PHILE WEB AUDIO
  • PHILE WEB BUSINESS
  • ホームシアターCHANNEL
  • デジカメCHANNEL
AWARD
  • VGP
  • DGPイメージングアワード
  • DGPモバイルアワード
  • AEX
  • AA AWARD
  • ANALOG GPX