公開日 2023/04/17 06:30

4Kテレビはネット動画やゲーム対応がトレンド! 40インチ超えでも置きやすい大画面モデルに注目

新生活を豊かにするオーディオ・ビジュアルアイテム

映像コンテンツを観る際、スマホでの利用時間が増え、テレビによる視聴時間は短くなったという印象が広まっているが、昨今の4Kテレビはそういった風潮も察してか、使い勝手や機能性が進化している。テレビならではの映像コンテンツの楽しみ方を再認識できる流れがきていると言える。本稿では、4Kテレビのトレンド踏まえ、新生活をより豊かにしてくれるアイテムとしての魅力を紹介していきたい。

■ネット動画への対応がスタンダード


近年、ネット動画で映像コンテンツを楽しんでいるユーザーがほとんどだと思うが、店頭にならぶほとんどの4Kテレビがネット動画に対応している時代になった。いつもスマホで楽しんでいる、YouTubeやAmazon Prime Video、Netflixやディズニープラスといった動画配信サービスが、4Kテレビでも手軽に観られるようになった。

ほかにも多数の動画配信サービスに対応しているモデルも登場しているので、各4Kテレビの仕様表などチェックしてみてほしい。また、リモコンに動画配信サービスのダイレクトボタンを搭載する4Kテレビであれば、スマホのアプリを選ぶ感覚でスムーズにネット動画を再生できるのもポイントだ。


TVS REGZAの4Kテレビでは、動画配信サービスのダイレクトボタンがリモコンに搭載されていて便利

■スマホとの連携機能も豊富


スマホとの連携機能の搭載も増えている4Kテレビ。Google TVやAndroid TVを搭載しているモデルならスマホ画面をキャストやミラーリングできたり、AirPlay 2対応モデルであればiPhoneやiPadと連携してミラーリングやストリーミングが可能だ。

各社の独自アプリによってミラーリングなどできる場合もあるので、確認してみてほしい。また、テレビのコントロールアプリを開発しているブランドの製品であれば、テレビの操作もスマホひとつできる。

■ゲームユーザーも配慮した機能を搭載


普段からコンソールゲームを楽しんでいるユーザーにも、最近の4Kテレビはオススメできる。ゲームを低遅延でプレイできるALLM、コマ落ちなどを低減してくれるVRRに対応するモデルも増えてきている。またモデルによっては、よりゲームを楽しむのに適した画質調整にしてくれる「ゲームモード」を映像モードのひとつとして用意してくれていたり、メニュー画面自体が特別なゲーム仕様になるブランドもあるので、ぜひチェックしてみてほしい。


ゲームモードをオンにすることで、低遅延など含む、自動で適した画質にしてくれる機能をソニーでは採用する

■大型インチサイズでも置きやすいデザイン


4Kテレビのラインナップは、40インチを超える大型サイズが主流だが、近年のモデルは画面周りのベゼルが非常に薄くなっており、従来よりも圧迫感が抑えられてきている傾向にある。ハイエンドモデルだけでなく、比較的に購入しやすいスタンダードモデルにも、その流れは顕著であり、“コスパの高い大型テレビ” も購入の視野に入れやすくなっただろう。

また、液晶モデルだけでなく、有機ELモデルにも40インチ台のモデルが各社から登場してきており、4K有機ELテレビも設置しやすいモデルが増えてきている。また、メーカーによっては無線伝送技術とキャスター付きスタンドによって家中どこでも移動しやすい “レイアウトフリーテレビ” というジャンルも確立されるなど、生活空間に溶け込むユーザーフレンドリーな製品にも注目だ。


家中を自由に移動できる、パナソニックから登場した「レイアウトフリーテレビ」
“テレビは放送番組を観るもの” といった概念から、“多彩なコンテンツを観るもの” と進化を遂げた4Kテレビを、この春の新生活のタイミングで導入してみてほしい。

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