PR 公開日 2022/07/12 06:40

Sonos「Arc」×「Sub」で極上の映画・音楽体験を。次元を高める“鍵”はサブウーファー

サブウーファーの効果は低域だけじゃない

Sonos Sub(Gen 3):¥94,800(税込)
冒頭から私事で恐縮だが、最近住まいを引っ越した。手狭に感じていたリビングが広くなり、住環境としての満足度はアップした。しかし、スペースと引き換えに大きく質を落とした要素もある。それが、テレビの音だ。

もともと低価格のサウンドバーを使っていて、以前のこぢんまりしたリビングで鳴らすにはそれで十分だった。しかし、広くなった新居ではどうにも音が弱々しく迫力に欠ける。特に気になるのが低域の量感だ。テレビと視聴場所が離れたこともあり、明らかに低音が弱々しい。こんなケースで欲しくなるのがサブウーファーだ。

サブウーファーは、サウンドバーのようなメインスピーカーが表現しきれない低域を補う機器で、単体では使わない。そのため、導入の優先順位が後回しになりがちだ。しかし、その効果は絶大。

低域が豊かになるのはもちろん、ソースに含まれる低域の大部分を引き受けることでメインスピーカーの負荷を軽減してくれる。結果的に再生に余裕が生まれ、メインスピーカーを含んだサウンド全体の音質向上につながる。

そこで今回は、テレビを中心にホームシアターサウンドシステムを構築できるSonosの製品から、サウンドバー「Sonos Arc」、スマートスピーカー「Sonos One」、そして、サブウーファーの「Sonos Sub(Gen 3)」を使って、サブウーファーの効果を試したい。

ワイヤレス接続で利便性が高いSonosのホームシアターシステム

Sonosはアメリカのカリフォルニア州で2002年に誕生したブランドだ。「Listen Better(より良い音楽を聴く)」をスローガンに、洗練されたデザインと先進的なテクノロジーを融合した製品を多数手掛け、Wi-Fiによる音楽リスニングとマルチルーム再生に対応したアイテムを得意とする。

洗練されたデザインに加え、Wi-Fiネットワークでの音楽再生など機能性の高さを持ち合わせるSonos製品。ミニマルなホワイトに加え、精悍なブラックモデルなども用意する

今回、使う製品もすべてWi-Fiによるワイヤレス接続に対応している。「Sonos Arc」(以下、Arc)は、立体音響のドルビーアトモスなどに対応するプレミアムクラスのサウンドバー。幅1,142×奥行113×高さ87mmとスリムなボディの内部には全部で11基のスピーカーとクラスDアンプを内蔵する。また、Alexa Built-inをサポートし、音声操作にも対応する。

「Sonos One」(以下、One)は、ネットワーク機能とマイクを備え、Alexa Built-inに準拠したスマートスピーカー。サイズは幅120×奥行112×高さ162mmとコンパクトだが、トゥイーターとミッドレンジ用スピーカーを備えた2ウェイ仕様となる。本機単体ではモノラルだが、2台を組み合わせることでステレオ再生にも対応する。

そして今回のテストの主役がサブウーファーの「Sonos Sub(Gen 3)」(以下、Sub)だ。Gen 3とあるのは、従来モデルのブラッシュアップモデルのため。メモリー容量が増えたほか、CPUの処理性能がアップするなど大幅な機能強化が図られている。

本機の特長の1つが、数字の「0(ゼロ)」のような形状だ。中央の穴の長辺に向かい合うようにして2基のドライバーユニットを配置し、双方の振動をキャンセルする「フォースキャンセリングドライバー」を採用する。アンプはクラスDで、各ドライバーに1基、合計2基を備える。

サイズは幅402×奥行158×高さ389mm。大きく感じられるが、縦置きでも横置きでも使えるので設置の自由度は意外と高い。また、サブウーファーながら、ネットワーク接続にも対応する。

数字の0のようなシルエットが特徴的。その内側には向かい合うようにドライバーが配置されており、振動を打ち消し合うため床などに響かないという

次ページSubでパワーアップするのは低音だけ“じゃない”

1 2 3 次へ

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
クローズアップCLOSEUP
アクセスランキング RANKING
1 オーディオ銘機賞「ベストバリュー大賞」受賞! DALIの技術と美学を凝縮した「KUPID」の実力に迫る
2 “スイング式”インシュレーターに薄型モデルが登場!セレニティ 静寂-Shijima-の「SWI-10」使いこなしレポート
3 トップクラスのながら聴きイヤホンにさらなる機能性がプラス!Shokz「OpenFit 2+」レビュー
4 <ポタフェス>SHANLING、水月雨監修のポータブルCDプレーヤー「Crossover」世界初公開/ONIX、超小型DAC「Tocata XM2」初展示
5 <ポタフェス>見た目も音もこだわった、HiBy Digitalの「初音ミク」コラボアイテム展示/FAudio「Major」に後継機か
6 大好きな車とバイクを眺める6畳空間に、4K/100型のホームシアターを実現
7 SHANLING、サブミニチュア真空管をデュアル搭載したポータブルDAC/アンプ「UA7」
8 Oriolus、落ち着いた音色と現代的な機能性を両立したBluetoothアンプ「1795MKII」
9 ピクセラ、テレビを見るとポイントが貯まるワイヤレスチューナー「ポイテレ」
10 <ポタフェス>オーディオテクニカ、フラグシップ機「ATH-ADX7000」「ATH-TWX9M2」を堪能
12/15 11:02 更新
音元出版の雑誌
オーディオアクセサリー199号
季刊・オーディオアクセサリー
最新号
Vol.199
世界のオーディオアクセサリーブランド大全2025
特別増刊
世界のオーディオアクセサリーブランド大全2025
最新号
プレミアムヘッドホンガイドマガジン vol.23 2025冬
別冊・プレミアムヘッドホンガイドマガジン
最新号
Vol.23
プレミアムヘッドホンガイド Vol.33 2025 SUMMER
プレミアムヘッドホンガイド
(フリーマガジン)
最新号
Vol.33(電子版)
VGP受賞製品お買い物ガイド 2025年冬版
VGP受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2025年夏版(電子版)
DGPイメージングアワード2024受賞製品お買い物ガイド(2024年冬版)
DGPイメージングアワード受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2025年冬版(電子版)
WEB
  • PHILE WEB
  • PHILE WEB AUDIO
  • PHILE WEB BUSINESS
  • プレミアムヘッドホンガイド
  • ホームシアターCHANNEL
  • デジカメCHANNEL
AWARD
  • VGP
  • DGPイメージングアワード
  • DGPモバイルアワード
  • AEX
  • AA AWARD
  • ANALOG GPX