公開日 2019/05/30 10:13

音楽とゲーム、両方楽しみたいならこのイヤホン! XROUND「AERO」のコスパがすごい

【特別企画】音楽&ゲーム
クラウドファンディングで目標達成率2,288%という驚異的な支持を集めたイヤホン「AERO(エアロ)」。本モデルは、独自技術が生み出すサウンドによる “オールジャンルの対応性” を特徴としている。早速その実力を、山本 敦氏がチェックした。


アジア発の個性的で、ハイCPなポータブルオーディオ製品が近ごろ脚光を浴びている。2015年に台湾で音響工学のスペシャリストたちが集まって設立した若いオーディオ系ベンチャー、Embrace Audio Labから発売された入魂のイヤホンAEROの実力に迫る。

Embrace Audio Labは音楽にVOD、ゲームなどモバイルエンターテインメントのサウンドに革新をもたらすことをミッションに掲げる台湾の気鋭ベンチャー。昨年には独自の音声信号処理技術「XROUND」を搭載したスティック型サラウンドプロセッサー「XPUMP」(レビュー記事12)も日本で発売されて勢いに乗る。

同社が作年秋にクラウドファンディングサービスのMakuakeで開発資金を募り、このたび正式に一般発売を迎えるハイレゾ対応のイヤホンがAEROだ。価格は12,000円前後。本機のコストパフォーマンスにも注目しながら、ハイレゾや配信音源、動画やゲームのサウンドをチェックしてみよう。

様々なデバイス&コンテンツに対応する仕様

まずはAEROに採用されたEmbrace Audio Labの独自技術から見ていこう。

AEROはスタイリッシュなルックスの有線カナル型イヤホンだ。長さ1.2mのケーブルはインラインにシングルボタンのユニバーサルリモコンを設けている。プレーヤー側の端子はアナログの3.5mmステレオミニ。同社はAEROのコンセプトについて「音楽もゲームもこの1台で楽しめる汎用性の高いイヤホン」を目指したと説明している。新旧様々なデバイスと接続ができて、特にゲームを遊ぶ際に大事な「グラフィックと音声のズレが発生しない有線接続のイヤホンならではの優位性」が活かせると判断したのだろう。

リモコンにはマイクを内蔵。このマイクはボイスチャットでもクリアな音質を実現する

ドライバーにはチタンコーティングをかけた8mm口径のPET振動板を採用。クリアでヌケの良い中高域、弾力と切れ味を併せ持つ低音を特徴としている。20Hzから40kHzまで広帯域をカバーするハイレゾ対応のイヤホンだ。

マグネットをボイスコイルの外側に配置した「外磁型ボイスコイル」を採用したことによって、一般的な内磁型ボイスコイルを搭載するイヤホンに比べて、本体のサイズ感はそのままに、入力された音声信号に対する感度を高めた。歪を抑えた伸びやかなサウンドも上手に引き出した。音像の定位が鮮やかで、解像感にも優れている。

ノズルの素材はSPCCクロム鋼とした。Embrace Audio LabがMakuakeのページで公開している動画解説の中で、AEROの音づくりを設計顧問の立場から支えた台湾の音響機器製造企業のCTOは、表面の平滑性が高められるステンレスノズルが、スムーズで臨場感あふれる理想的な音を実現できた決め手になったと口にしている。

ノズルにはステンレス素材を採用。細部まで音作りのための技術が投入されている

さらに独自の「VORTEX ACOUSTIC DAMPING」技術を採用。これは小さなハウジング内部の空気をスムーズに流してエアフローをコントロールするというものだ。高音域のサ行が刺さるキツさを抑えながら、エネルギーを減衰させないようにバランスを整えた。

次ページ「迫力」と「リアリティ」を両立したサウンド

1 2 3 次へ

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

関連リンク

トピック

クローズアップCLOSEUP
アクセスランキング RANKING
1 女子プロゴルフ「大東建託・いい部屋ネットレディス」7/23から4日間の放送・配信予定
2 Amazon、「FUJI ROCK FESTIVAL ’26」無料配信のタイムテーブル発表
3 “ディスクプレーヤー”の救世主、MAGNETARの目指すもの。フラグシップトランスポート「ULTIMA」の狙いを訊く
4 AVIOT、ピエール中野氏監修のブランド初Bluetoothスピーカー「WS-Q1PNK」
5 1万円台に爆誕した有線イヤホンSGENE「Kaimei」は「値札を二度見するくらいバランスのいい音」
6 【moraアニソンランキング】『逃げ上手の若君』2期オープニング、中島健人「鬼事」が1位!
7 ユニバーサル ミュージック、ジョン・ウィリアムズの記念碑的アルバムをUHQCDで発売。ブックレットも充実
8 TOPPINGのDACやアンプが8/3から値上げ。SHANLINGのCDトランスポート「CR60」も
9 「販売店様との信頼関係は永久不変」ラックスマン新営業部部長 相田和喜氏に聞く、101年目の成長戦略
10 レグザ、ハイビジョン液晶テレビ「V35T」「S25T」。レグザエンジンHR搭載
7/23 11:13 更新
音元出版の雑誌
オーディオアクセサリー 201号
季刊・オーディオアクセサリー
最新号
Vol.201
世界のオーディオアクセサリーブランド大全2025
特別増刊
世界のオーディオアクセサリーブランド大全2025
最新号
プレミアムヘッドホンガイドマガジン vol.23 2025冬
別冊・プレミアムヘッドホンガイドマガジン
最新号
Vol.23
プレミアムヘッドホンガイド Vol.34 2026 SUMMER
プレミアムヘッドホンガイド
(フリーマガジン)
最新号
Vol.34(電子版)
VGP受賞製品お買い物ガイド 2025年冬版
VGP受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2025年冬版(電子版)
DGPイメージングアワード2024受賞製品お買い物ガイド(2024年冬版)
DGPイメージングアワード受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2025年冬版(電子版)
WEB
  • PHILE WEB
  • PHILE WEB AUDIO
  • PHILE WEB BUSINESS
  • プレミアムヘッドホンガイド
  • ホームシアターCHANNEL
  • デジカメCHANNEL
AWARD
  • VGP
  • DGPイメージングアワード
  • DGPモバイルアワード
  • AEX
  • AA AWARD
  • analog Grand Prix