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【特別企画】つないでスイッチオンするだけで効果バツグン

ゲーム世界に完全ダイブ! XROUND「XPUMP」の“サラウンド効果”で没入レベルがアップした

2018/11/07 岡安 学
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XROUNDから登場した、独自の音声技術で自然なサラウンドを実現するアイテム「XPUMP」。音楽再生や映像鑑賞に用いた第一回『“手のひらシアター” XROUND「XPUMP」レビュー。独自サラウンドでスマホやPCのサウンドが劇的進化!』に続き、今回はゲームに使用したした場合のインプレッションを、岡安 学氏がレポートする。


以前、ファイルウェブでも紹介した「XPUMP」。ひょんなことから筆者にレビューの依頼が舞い込んできました。山本氏の懇切丁寧な解説っぷりにこれ以上のことを言う必要はないのでは? と思うところですが、今回は音源をゲームに特化すると言うことで、白羽の矢が立ったようです。

まずは、今回の記事でもあらためて、XPUMPの説明をしておきます。このXPUMPはUSBメモリー程度のサイズながらどんなイヤホンやヘッドホンもサラウンド効果をもたらしてくれるスグレモノです。

Embrance Audio Labというところが開発した「XROUND」と言う技術で、左右の音を完全に独立させ、再生することで、かつてないサラウンド効果を付与してくれます。かつてないは言い過ぎかも知れませんが、とりあえず「こうかはばつぐんだ!」くらいはあります。

音源との接続はミニジャックのアナログ接続とUSBによるデジタル接続ができ、音源となる機器や音楽のフォーマットにかかわらず、なんでもサラウンド効果を生み出してくれたりします。10月末の価格改定で市場想定価格は税込12,960円と値段もますます手頃になったこともポイント。ということで、今回はゲームを対象にどのようなサラウンド効果が得られるか実証してみました。

今回はXPUMPでゲームでの効果を検証する

つないでスイッチオン、それだけでサラウンド効果が得られるデバイス

音楽や映像作品と同様に、ゲームも音楽や効果音などがかなり重要だったりします。音が聞こえていない状況だと、ゲームプレイにおける状況判断が遅れたり、理解しきれなくなってしまうこともあります。もちろん、臨場感などゲームを楽しむことそのものにも大きな影響を与えていることは言うまでもないですね。

さて、それほど重要なゲームサウンドを、どのように向上させてくれるのか? まずは据え置き機から試してみました。今回の視聴で使用するのは、PS4『ストリートファイターVアーケードエディション』です。何故、このタイトルを選んだかと言うと、毎日のようにプレイしているので、感覚的に違いが分かりやすいからです。

まずはPS4とXPUMPを接続してみました。接続手段はふたつあり、ひとつめはモニター(テレビ)側のイヤホンジャックと接続する方法。ふたつめはPS4のコントローラー(デュアルショック4)についているイヤホンジャックを使う方法です。どちらも効果的にはほとんど変わらず、接続の手間も変わりませんでした。けれど、デュアルショック4ならワイヤレスで使えるので、テレビから離れた場所でもXPUMPを繋げてヘッドホンやイヤホンが使えるので、便利な感じです。

出力端子には3.5mmステレオミニ端子を1系統備える

コントローラーと接続した様子

XPUMPの両端にはイヤホンジャックのINとOUTがあり、IN側に音源の機材、OUT側にヘッドホンなどを接続するだけでOK。あとはレベルスイッチを押して、レベルを切り替えるだけで効果が得られます。レベルスイッチが無灯だと通常再生、1回押して白く光ると音の細部を強調する音楽向けのレベル1、2回押してオレンジに光ると全体的に強調するゲーム向けのレベル2になります。

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