公開日 2026/03/13 11:25

ビックカメラの新店「池袋西口IT tower店」3/14オープン。新基軸の「体験型」ショップを一足先に見てきた

従来型店舗との違いは?
編集部:竹内 純
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従来家電店とは大きく異なる体感を軸にした斬新なアプローチ

ビックカメラは、「商品やサービスを体験しながら、自分らしい“暮らし”や“発見”が見つかる場所」をコンセプトに掲げ、従来店舗とは異なる斬新なアプローチで最新家電による豊かな生活を提案する新店舗「ビックカメラ池袋西口IT tower店」を314日(土)にオープンする。

池袋 西口に誕生した新たなランドマークとなる超高層複合オフィスビル「IT tower TOKYO」の24階に、心が動く3つの出会い「衣」・「食」・「住」をテーマにしてそれぞれフロアを構える。報道向けの事前内覧会が催され、同店店長・小野雅彦氏がその魅力や注力ポイントを説明した。

新しいコンセプトを打ち出した店舗のメインターゲットを、小野店長は20代・30代の若い人たち、特に女性を強く意識したと説明する。

同社が池袋エリアでウイークポイントとする若年女性層を新規顧客として取り込みを狙うと同時に、池袋本店をはじめとする既存店との棲み分けをはかった。

顕著にその“違い”を実感できるのが、「ファッション×オーディオ」をテーマに打ち出したイヤホン・ヘッドホンコーナー。

「若い女性は特に、機能や音質より、そのモデルを身に着けている自分の“見た目”を重視して商品を選ばれる方が多い」(スタッフ)と、音質や機能の訴求は二の次だ。

“見た目”を重視した売り場には、微妙な色合いの違いも確認できるようにカラバリを全色展示した商品も数多く揃えた。

身に着けた姿をすぐに確認できるように鏡をそこかしこに配置。これまでの音質・機能を重視したイヤホンコーナーの常識を覆すアプローチを展開する。

400点の美容家電が自由に試せる「トライフルスタジオ」

同コーナーを構える3階は「衣」のフロア。見え方や使い方をイメージしながら、自分だけの“好き”に出会うことができる場所と位置付けた。

その目玉となるのは、ドライヤーやヘアアイロンなど約400点の美容家電を自由に試すことができる「トライフルスタジオ」。

展示商品の近くには随所にコンセントが設けられ、商品を持って移動することなく、その場ですぐに試すことができる。

ヘアクリームやドライシャンプーなどスタイリング剤もあわせて用意され、こちらも多数設置された鏡の前で、身だしなみを整えながら気になる商品の価値を確認できる。

さらに、サブスク・レンタル「エアクロモール」が提供する「持ち帰り家電レンタルサービス」のコーナーもビックカメラ初お目見え。

高価格帯であるなど、購入するか否か迷ってしまう商品を、自宅に持ち帰ってじっくり試して、納得した上で購入を判断できるというもの。当初は3ブランド約60アイテムからのスタートとなるが、今後、拡充が予定されている。

フロア中央には、ビックカメラとクラウドファンディング「CAMPFIRE」との共同企画「ビックFIRE」の特設ブースを設置する。

オープン時には「生成AIで描き替える、紙のような質感の電子インクフレーム」など10点以上の商品を展示。約1カ月で入れ替えが行われる。

小野店長は「メーカーにとっては、通常はインターネット上でしか閲覧できないクラウドファンディング商品を、実際に見て、触って、良さを実感いただける貴重な機会。お客様にとっては、ここに来れば常に新しいものを発見することができます」と訴えた。

 

“映すインテリア”にもなるプロジェクター

4階は「住」のフロア。リアルな生活シーンのなかで使い心地を確認しながら、自分に合った“暮らし”に出会うことができる場所。

ダイニングキッチン、デスクルーム、ランドリールームなど様々な暮らしのシチュエーションを再現した提案型売場「#暮らしライブラリー」から、シーンに関連した家電製品による“暮らしのヒント”を投げ掛ける。

伸長著しいプロジェクターを生活に取り入れたコーナーでは、「プロジェクターは暗くないと使えないのでは…」という不安を払拭するため、明るい部屋に適した商品を取り揃え、テレビと遜色なく明るい場所でも楽しめることをアピール。

さらに、“映すインテリア”として、時計、フォトフレーム、風景の映像などを壁面に映し出し、プロジェクターは動画視聴だけにとどまらず、空間をやさしく彩る自然に溶け込む新しいインテリアにもなることを紹介している。

オーディオを取り入れたコーナーでクローズアップするのは「レコードプレーヤー」。

サブスクが主流となり、手間をかけて音楽を聴くこと少なくなっている。しかしその一方、人気若手アーティストが新作をリリースする際に、レコード化にも積極的な動きを見せるなど、気になるレコードに囲まれたエモーショナルな空間を演出し、音を聴く新しい価値観を訴えている。

また、2月に発表されたばかりのビックカメラオリジナルブランド「ビックアイデア」を、特設コーナーで大々的に展開。

同ブランドでは、「『良いより、よくぞ。』の思想のもと、“欲しい”との出会いを設計し、購買が予定調和になりつつある時代に、物欲を科学するアプローチで、納得感と発見性を両立する商品開発を推進する」とのこと。同店にて先行販売が開始され、41日(水)から全店での販売が開始される。

気になる家電で調理した食材を味わえる「試食堂」

2階は「食」のフロア。実際に味わい、納得して選べる“美味しさ”と出会える場所だ。

店舗の入口でもあり、足を踏み入れるとすぐ目に飛び込んでくるのが、大きなキッチンカウンターに炊飯器やトースター、コーヒーメーカー、さらには食材がズラリと並んだ「試食堂」。気になる家電製品で調理した食材を実際に味わうことができる。

314日(土)・15日(日)には、ビックカメラの調理家電マイスターがタイガー炊飯器で美味しいお米の食べ方紹介する実演イベント、最新コーヒーマシン8機種の飲み比べができる「最新コーヒーメーカー試飲会」を開催。イベントも盛りだくさんだ。

お米、食雑貨、ギフトを扱う「AKOMEYA」商品をビックカメラとして初めて導入した。

小野店長は「今までは家電単体での訴求でしたが、食と合わせて最新家電の魅力をアピールすることができます」と同店ならではの特別な食体験を提案する。

さらに、思わず目を奪われるのが、壁面にずらりと並ぶお酒。日本酒や国産のワインをとりわけ多く取り揃えている。ワインテイスティングも用意され、気軽に飲み比べを楽しむことができる。

座ってリラックスできる休憩スペースも設けられている。ビックカメラ初の試みとしてソフトクリームを提供(税込・150円)しており、「学生さんにもふらっと立ち寄っていただきたい」と地域の憩いの場にもなりそうだ。

これまでのように商品をただ選ぶだけではなく、見て・触れて・試して、新しい自分と出会える、リアル店舗としての強みを存分に活かした体験型ショップとして登場した「ビックカメラ池袋西口IT tower店」。

小野店長は「創業の地である池袋で、今までの当社の店舗とは一線を画す新しいチャレンジができることを、大変うれしく、そして誇らしく思っています」と意気込みを見せる。年間売上目標は50億円。

「ビックカメラ池袋西口IT tower店」概要

オープン日:2026314日(土)12:00
所在地:東京都豊島区西池袋3-28-13
売場面積:約2,450平方メートル
営業時間:10002100  ※開業日314日のみ1200オープン
取扱商品:生活家電、テレビ、パソコン、カメラ、美容家電、健康家電、ゲーム機器、寝具、酒類、雑貨 など

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