公開日 2025/10/03 00:00

JMGO、世界初Google TV 5.0採用の超短焦点4Kプロジェクター最上位機「O2S Ultra 4K」

10月7日から11月17日の予約期間には20%オフで販売
編集部:長濱行太朗
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日本ビジネス開発は、JMOGブランドからGoogle TV 5.0を世界初搭載した超短焦点4Kプロジェクターのフラグシップモデル「O2S Ultra 4K」を11月18日に発売する。価格は499,180円(税込、以下同)。なお、新発売記念として、10月7日から11月17日までの予約販売期間には、予約限定割引&予約特典を実施している。予約限定割引価格のラインナップは以下のとおり。

「O2S Ultra 4K」

<予約限定割引>
「O2S Ultra 4K」 予約価格399,744円 (一般発売価格 499,180円より20%オフ)
「O2S Ultra 4K」+「VIVIDSTORM」(スクリーン) 予約価格557,744円 (同697,180円より20%オフ)
「O2S Ultra 4K」+「Liberty Wide」(スクリーン) 予約価格636,944円 (同796,180円より20%オフ)

<予約特典>
上記モデルを予約したお客様には、メーカー保証1年に加え、延長保証2年をプレゼント。合わせて3年間の保証となる。

「O2S Ultra 4K」+「VIVIDSTORM」(スクリーン)

O2S Ultra 4Kは、0.47型DMDを搭載したDLPプロジェクター。4K(3840×2160)解像度に対応し、日亜化学工業製の3色レーザーモジュール「QuaLas RGB」を導入したJMGO独自開発の3色(RGB)レーザー光源エンジン「MALC3.0」を搭載。従来よりも光学効率が30%向上し、3,650ルーメン(ISO)の輝度を実現している。

JMGO独自開発の3色(RGB)レーザー光源エンジン「MALC3.0」を搭載

色域はBT.2020を110%カバーし、色の均一性も96%以上を達成。独自技術「LSR(Laser Speckle Reducers)」の上下左右に不規則に振動させる動作によって、スペックルノイズも97%以上除去するという。HDRフォーマットはDolby Vision/HDR10+/HDR10をフォローする。

Google TV 5.0を搭載した最新チップ「MediaTek MT9679」により、多くの新機能を備えている。映像モードは、AI・強化/ビビッド/標準/ソフト/映画/オフィス/シネチューナーマスター/ダイナミックが選択でき、「AI・強化」と「シネチューナーマスター」は新たなモードとなる。

AIによりオブジェクトの判別を行い、適切な映像処理を施す「AI・強化」モードを新搭載

映像モードに「シネチューナーマスター」も新たに追加された

AI・強化は、文字通りAIを活用して映像を最適化するモードで、人物/食べ物/生き物といった被写や風景などオブジェクトの判別、スポーツやアニメなど映像ジャンルの識別をAIで行うことで、適した映像処理を施すことができるという。

今回、どの映像モードにおいても、明るさ/コントラスト/彩度/色調/シャープネスなど、細かな映像設定項目を調整できるようになったこともトピックだ。さらにシネチューナーマスターモードでは、ユーザー自身で映像設定をカスタマイズしたものを「マイテンプレート」として新規保存でき、加えて、他のJMGOプロジェクターユーザーと映像調整の内容をシェアできるようになった。

Google TV 5.0の採用によって各プリセットの映像モードからも各種映像調整が可能になった

シネチューナーマスターでは、ユーザー自身でカスタマイズした映像設定の登録、他のユーザーとの共有、プロの映像調整設定を使用することが可能になる

シネチューナーマスターでは、JMGOの国際化PQ調整専門家が開発した複数の画質パラメーターも全面的に開放するとしており、ユーザーがプロの映像調整を実際に体感できることも魅力だという。これらの機能は今後のアップデートで対応予定とのこと。

映像設定項目の中には、低解像度の映像でも画像処理によって高解像度化するアップスケーリング技術として、「AISR」機能が新しく追加されている。例えば、DVDなどのSD画質や低解像度の映像フォーマットまでしかないVODサービスのコンテンツを、4K解像度にマッチした高解像度映像として再現できるとアピールする。

「AISR」の映像調整項目では、低解像度のコンテンツに対するアップスケーリング処理効果を調整できる

「HDMI低遅延モード」「スーパーフレームレート」といったゲーミング関連の機能も搭載しており、高速応答性が重要となるゲームプレイでもスムーズに楽しむことができるとしている。

ゲームプレイに関連する機能として「HDMI低遅延モード」や「スーパーフレームレート」を備える

搭載する10W+10Wのスピーカーには、Hi-Fiオーディオブランドとして名高いDYNAUDIOブランドを採用した。立体音響フォーマットのDolby Atmos/DTS:Xの再生にも対応。サウンドモードは標準/映画/音楽/スポーツ/ゲーム/スタジアム/ユーザーの各モードを用意する。

内蔵スピーカーにはHi-FiオーディオブランドDYNAUDIOの音響システムが採用されている

音声モードは「サウンドスタイル」から調整でき、「ドルビーオーディオ処理」なども設定可能

設置性を高める機能としては、オートフォーカス/シームレス台形補正/スクリーン補正/明るさ自動調整/壁面色自動適応などを搭載。障害物回避の機能は非搭載となる。各オート機能をオンにし、プロジェクターを移動した際や電源を付けた直後にも調整されるように設定することも可能だ。

自動台形補正機能を搭載しており、プロジェクターの位置をずらしてもすぐに自動調整するシフト設定もできる

オートフォーカスのオン/オフはプロジェクター設定の「フォーカス」から調整でき、手動オートフォーカスも備える

「シフト・自動スクリーン調整」をオンにしておくことで、プロジェクターを移動させた時に、すぐにスクリーンフィット機能が効くようになる

実際にプロジェクターの位置を動かしてみると、その位置から改めて「自動画面フィッティング」が開始された。スクリーンを組み合わせた状態だったが、使用しているスクリーンサイズにピッタリ合うように自動でサイズ/台形補正/フォーカスが最適化された。

実際にプロジェクターの位置を変更してみたが、すぐに「自動アジャストの手順」が表示される

スクリーンのサイズや形に合わせて、自動でスムーズに画面設定が実行された

「画面の平坦化」機能も新たに追加されている。従来は、壁色自動適応によって壁紙の色に合わせた調整まで対応していたが、本機能が加わったことで、凹凸がある壁紙の質感に対しても最適化を行ってくれるようになった。

壁の色に合わせて映像の色味などを調整してくれる「壁面色自動適応」も備える

新たに導入された「画像の平坦化」では、壁の凹凸も検知して、オートで映像を最適化してくれる

また、デジタルズーム機能による画面サイズの調整やプロジェクターの光を遮った際に発動する「視力保護機能」も搭載している。

「視力保護機能」を搭載しており、高感度/中程度の感度/低感度/オフから選べる

デジタルズーム機能を備えており、さらに画面サイズを縮小することができる

超短焦点プロジェクターであり、短い投写距離でも大画面が楽しめることが大きなメリットで、壁から15cmの距離で100型の大画面映像を投写可能だ。推奨画面サイズは100型から120型、最大サイズは150型としている。

Google TV 5.0を搭載しているため、YouTube/Prime Video/Netflixをはじめとする多数のVODサービスを楽しめるほか、音声アシスタント機能のOK GoogleやChromecast buit-inにより、スマートフォン/タブレットから映像をプロジェクターに映し出すスマート機能を備えている。

O2S Ultra 4Kの付属リモコン。YouTube/Netflix/PrimeVideoのダイレクトボタンやショートカットボタン、カーソルモード、Google TV Freeplayの「Live TV」も備える

ワイヤレス機能は、Bluetooth ver 5.2、Wi-Fi 6に対応。主な入出力端子は、HDMI×2基(eARC)、光デジタル音声出力×1基、USB Type-A×1基、LAN×1基を装備。

O2S Ultra 4Kの背面端子部。HDMI端子はeARCに対応する

消費電力は240W、騒音は26dB以下、外形寸法は312W×140H×290Dmm、質量は約4.5kg。

 

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