公開日 2009/10/31 23:59

ziotoneの新DDC/DAC&オーディオPC/完全分離構造&バランス出力のインターシティのヘッドホンアンプ/注目の周辺機器多数

秋のヘッドフォン祭2009レポート
Phile-web編集部
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(株)フジヤエービック主催のヘッドホンイベント「秋のヘッドフォン祭 2009」が本日、中野サンプラザで開催された。本項ではエトワールルームに出展していた周辺機器やアクセサリーを中心にお伝えする。

■zionoteは注目新製品多数。開発中のオーディオPCも登場

styleaudioのUSB-DAC“CARAT”シリーズなどの取り扱いでお馴染みのzionoteのブースには、年内発売予定の新製品が登場していた。

まず注目なのは、JAVSブランドのDDコンバーター「UDT-1」とDAコンバーター「DAC-2 MARCH」の組み合わせ。音楽信号とクロックを別々に伝送・出力できるI2S信号を取り扱えるのが特徴で、これによりノイズの低減が可能だという。気になる価格は「各3〜5万円前後になるのでは」(同社説明員)ということだ。

「UDT-1」と「DAC-2 MARCH」

SOtMのDAC「mDAC-2v」

SOtMのDAC「mDAC-2v」も、年内発売予定。電源はUSBバスパワー方式だが、ジッタークリーナー回路によってPCからのノイズを低減するという。また、低ノイズレギュレーターを搭載。DAC部は旭化成マイクロシステムのAK4396を、USBコントローラーはTIのTUSB3200Aを採用している。価格は6〜7万円前後を予定しているという。

オーディオ用PC「spec5」

また目を引くのが、オーディオ用PC「spec5」。「PCをオーディオ用にチューンアップする」のではなく、「オーディオ機器にPCの機能を加える」という考え方で、オリオスペックと共同開発中だという。静音、廃熱、共振対策、制震処理にこだわった製品。spec5の他にもエントリーモデルのspec1、ミドルクラスのspec3を試作中とのことだ。なお発売日、価格はともに未定。

■zionote:http://blog.zionote.com/

■業務用機器のノウハウを活かしたインターシティのヘッドホンアンプ

コンソールなど放送局向けなど業務用音響機器のメーカーだというインターシティは、そのノウハウを活かしたヘッドホンアンプを展示していた。

インターシティのヘッドホンアンプ。見た目もシンプルで洗練されており魅力的

「MSA-1S」は、左右ch用に加え「コモンアンプ」という3つめのアンプを搭載しているのが特徴。コモンアンプが常に0ボルトになるよう働くことで、高域になるにつれ悪くなるクロストークを改善し、自然な定位感を実現するという。こちらはオープン価格だが、199,500円程度での販売がされている。

もうひとつのヘッドホンアンプは、「MBA-1 Platinum Edition」。バランス出力にこれは左右を完全に分離した構造が特徴。電源もボリュームも2つずつ、アンプも2×2個ずつ搭載しており、内部構造もセパレートしている。これによりクリアな音を楽しめるということ。価格はこちらもオープンだが、229,800円程度で販売されている。

■インターシティ:http://www.intercity.co.jp/

■ナカミチブランドのiPod用スピーカーなどを揃えたサードウェイブブース

サードウェイブブースでは、同社が取り扱うヘッドホン関連製品を多数展示していた。

11月1日より発売されるナカミチブランドのiPod用2.1chスピーカー「mySoundSpace」は、バス/トレブルの調整も可能。iPodの操作は本機のリモコンで行うことができる。価格は52,500円(税込)。

ナカミチブランドのiPod用2.1chスピーカー「mySoundSpace」

Grado初のカナル型イヤホン「GR8」

またGrado初のカナル型イヤホン「GR8」も展示している。価格は31,395円(税込)。ムービングアーマチュアドライバーを搭載し、周波数特性は20〜20,000Hz。インピーダンスは120Ωで、最大入力は20mW。感度は118dB/1mWとなる。わずか9gという軽量さにも注目。本機はまだ試聴できる実機がないとのことだ。

■サードウェイブ:http://www.twctokyo.co.jp/

■グラストーン

グラストーンのブースでは、7月に発売した192kHz/32bit対応のDAコンバーター「MY-D3000」を出展。DACは旭化成エレクトロニクスの32bit対応DAC「AK4399」を搭載。これに導電性高分子アルミニウム個体電解コンデンサーとセラミックコンデンサーを組み合わせることで、高周波まで低インピーダンス特性を維持することができるという。また、多層基板によりGNDパターンのインピーダンスを低減させ、分解能の高い音再生が可能とのことだ。

HPA-20

DAHP-100も人気製品だという

また、ヘッドホンアンプ「HPA-20」の次期モデル開発が始まることも明らかになった。こちらはよりコンパクトな抵抗コンデンサーを採用するなど、部品を変更。バランスタイプ、アンバランスタイプを用意する予定という。価格も「HPA-20」よりやや安くなるのでは、とのことだった。発売時期は未定だが、「来年頭くらいには」(同社説明員)ということだ。

■Jeben Network

Jeben Networkはシンガポールのブランド。主にヘッドホンの取り替え用ケーブル(ゼンハイザー、アルティメットイヤーズなど)を販売している。

取り替え用ケーブルをラインナップ

「GoVibe Shaps」と「Govibe PPK」

また、GoVibeのヘッドホンアンプ新製品「GoVibe Shaps」と、「Govibe PPK」も登場していた。こちらは11月半ばから12月頭頃の発売が予定されている。価格は未定とのことだが、Sharpsは330ドル、PPKは280ドルということから推測することができるだろう。

■Jeben Network:http://www.jaben.net/

■エントリージャパン

低反発ポリウレタンチップ「Comply」(コンプライ)の輸入販売を手がけるエントリージャパン。春のヘッドホン祭でもお目見えした赤/青/黒のカラーバリエーションモデルなどを出展していた。また、イヤーチップ中央の穴にメッシュ素材を埋め込み、耳あか汚れを防止する「TXタイプ」も展示。通常のComplyに比べ格段に周囲の音が聞こえやすいスポンジタイプの「Aタイプ」も置かれていた。これらの新モデルの国内発売時期はまだ未定とのことだ。

多彩なチップを展示

スポンジタイプの「Aタイプ」

■エントリージャパン:http://www.entry-japan.com/j/index.html

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