公開日 2009/10/07 16:00

ヤマハが提案する音楽と技術の未来 −「セカイカメラ」や「初音ミク」とコラボ

CEATEC JAPAN 2009レポート
Phile-web編集部
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ライフコンテンツフロンティアゾーンにブースを構えるヤマハは、“PLAY iT”と銘打ち、音楽と最新技術を組み合わせた、未来を感じさせる試みを多数行っている。

■あの「セカイカメラ」とコラボ!エアタグで音楽情報を残せる

デモのしくみ

各所で話題を呼び、先月24日についてに一般頒布がスタートしたiPhone用アプリ「セカイカメラ」。iPhoneのカメラを通じて、空間にポストイットを貼るような感覚でコメントや写真、音を「エアタグ」として残せる「セカイカメラ」と、ヤマハのiPhone用アプリ「FingerPiano Share」がコラボした。FingerPiano Shareで弾いた音楽を、セカイカメラのエアタグとして投稿できるデモが行われている。

セカイカメラで見たヤマハブース。画面に浮いているのがエアタグで、キーボード型をしているのがFingerPianoShareへつながるエアタグ

エアタグをクリックするとこのような再生画面へ遷移。タギングされた音楽を再生できるほか、自分も演奏できる

セカイカメラを開発している頓智・(とんちドット)株式会社の井口尊仁氏は、「これまでピアノといえば、それが置いてあるところでしか弾いたり聴いたりすることができなかった。しかし、FingerPiano Shareを使えばどこでも弾くことができるし、エアタグとしてアップすることで、その場にいなかった人も聴くことができる。さらにセカイカメラの“エアポケット”機能を使えば、気に入った演奏のエアタグを持ち帰って楽しむことも可能。ピアノが、音楽が、とても開放的になった」とコメントした。

頓智・(とんちドット) 井口氏

■センサー付きピアノであの人の演奏を保存&リプレイ

ヤマハから発売されている自動演奏機能付きのピアノ「disklavier」を使用し、演奏を記録・再現する「Piano Lifelog」もデモされている。ディスクラビアの鍵盤の下とハンマーの下に備えられたセンサーで演奏をMIDIデータとして保存。再現することができるのだ。例えば、小さな頃からの演奏を記録しておき、時を超えて残すことなどが可能。小さいころのたどたどしい演奏、だんだん上達してきた演奏などをリアルに再現してくれるので、あたかもその時が甦ったかのような懐かしい気持ちを味わえるはずだ。


デモのしくみ
また、単に再生するだけでなく、記録した演奏と連弾することもできる。鍵盤を叩くタッチの強さなどは127段階の記録が可能とのこと。

個人的にはこれを利用して有名ピアニストの演奏を記録・販売してくれたら楽しいだろうなと思った。タッチを感知するセンサーの精度向上や、権利関係などの課題はあるだろうが、まさしく「アーティストを自室にお迎えする」体験ができるはず…と、夢が膨らむデモンストレーションだった。

また、単にdisklavierで記録/再生するだけでなく、上記のセカイカメラ×FingerPiano Shareと連携して楽しむことも可能だ。たとえばライブハウスのピアノで弾いた演奏をエアタグで投稿しておく。すると次にそこに来た人がそのエアタグを読み込んで聴くこともできるし、その演奏と連弾することも可能。


■産総研の美少女ロボット・ミームちゃんが“初音ミク”声で歌う!


産総研の美少女ロボット・ミームちゃん

デモのしくみ
産業技術総合研究所(産総研)が製作した美少女ロボット・ミーム(未夢)ちゃんと、クリプトン・フューチャー・メディアのボーカロイド「初音ミク」のコラボも行われた。これは「初音ミク」で作ったボーカルトラックに、ミームの動きをシンク。伴奏は「disklavier」が担当した。ミームちゃんの動きは遠目から見ると人間と間違えてしまいそうなほどリアルだ。初音ミクのコスプレで登場し「みっくみくにしてあげる」などを歌ってくれる回もあるそうなので、来場の際はぜひチェックしてほしい。

歌うミームちゃんの動画はこちら。

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