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公開日 2008/09/30 19:23

<CEATEC2008:パイオニア>9Gプラズマ視聴シアター/"KURO"液晶テレビ登場/空間センサー付き3Dモニター

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パイオニアブース
本日より開幕したCEATEC 2008。パイオニアブースでは、先日発表された“KURO”を中心に展示を行っている。

■新プラズマテレビ/モニターを視聴できるブースを用意

「STUDIO KURO」と「HIGH-END THEATER」を用意し視聴を行っていた

ブース内で何より目を惹くのが、シアタールーム「STUDIO KURO」と「HIGH-END THEATER」だ。こちらでは同社のプラズマテレビKRP-600Aや、プラズマモニターKRP-600M、BDプレーヤーBDP-LX71などを視聴することができる。注目の製品とあって、ブースの前には視聴希望者の長蛇の列ができていた。

なおパイオニアは、ブース外にも別室を設け「TAD Reference One」や「crrozzeriaX」製品を視聴できるリスニングルームも用意している。

ブース内にはICEpower社と共同開発の「ダイレクトエナジーHDアンプ」を搭載したAVアンプ「SC-LX81」「SC-LX71」やBDプレーヤー「BDP-LX71」、「BDP-LX91」のモックアップなども展示。25日に発表されたばかりのスピーカー「S-4EX/8EX」もお目見えした。


SC-LX90/81/71も登場

BDプレーヤーのフラグシップ「BDP-LX91」は内部構造が見られるモックアップを用意


同社初のフルレンジSP「A-8」(写真中)や創業70周年記念スピーカーユニット「PE-101A」(写真左)も展示された

先日発表したS-4EX/8EXをはじめseries8など新スピーカーが勢揃い


■シャープとのコラボ発表 − 欧州モデルの“KURO”液晶テレビも登場

「Collaboration with SHARP」と冠された一角には、協業を行っている同社の技術を持ち寄って生まれた製品群が登場している。

・新AQUOSに搭載されたパイオニア製スピーカーが展示

本日発表された新AQUOSに搭載されたスピーカー

本日発表された新AQUOS(関連ニュース)に搭載された、新開発の薄型スピーカーも展示されていた。

17.5mmという薄さながら、150Hz〜10kHzという広帯域再生が可能な新スピーカー。磁気回路にはネオジウムを採用している。ウーファーも、新形状の振動板を採用し、27mmという薄さ。設置角度を内振りにすることで音の指向性を制御し、音やセリフを安定して聴けるエリアを拡大している。

・パイオニアとシャープの技術を融合させたラックシアター

シャープ製品にパイオニアのエッセンスを投入した“AQUOSオーディオ”

本機の詳細

また1ビットシアターラックシステム“AQUOSオーディオ”「AN-ACX2」(製品データベース)を改良したモデルも参考出品されている。こちらはウーファーとトゥイーターの位置調整を行っているほか、アンプ部の音質設計に手を入れ、パイオニア独自のABD(Acoustic Balance Drive)技術も投入。まさしくシャープとパイオニアの技術を融合させた製品と言える。「現行のAN-ACX2も素晴らしいが、ここをこうしたらもっと良くなるだろう、というパイオニアの考えがあった。お互いの技術を持ち寄って良い製品を作れるというひとつの結果(説明員)だという。なお、パイオニアブランドからのシアターラックシステムの発売予定は現在のところ、ないとのことだ。

・欧州発売の液晶テレビ“KURO”が登場

液晶テレビ“KURO”

ソリッドなデザインを採用している

ベゼルの下部にスピーカーを設けている

また、欧州で今秋より発売している液晶テレビ“KURO”KRL-32V、KRL-37V、KRL-46Vもお目見えした。日本での発売についてはまだはっきり決まっていないとのこと。

46V型の「KRL-46V」は、ネイティブコントラスト比2,000対1、上下左右の視野角は178度。欧州では2,500ユーロで販売されている。

「“KURO”シリーズの高画質・高音質思想が受け継がれる」液晶テレビということで、黒表現を高めるため、通常液晶テレビに用いられるAG(Anti-Glare)フィルターではなく、AR(Anti-Refrection)フィルターを採用。「奥行きやコントラスト感に優れるほか、ハッキリした輪郭表現を実現した」(説明員)という。そのほか、同社技術者による画質チューニングを施し、高画質化を図っている。

外観はソリッドなデザインが特徴的。ベゼルもアルミ調とし、高級感をアピールしている。

■空間センサー付き3Dディスプレイも展示

今回のCEATECでひとつの大きな目玉となっている3Dディスプレイだが、パイオニアも15V型の「3Dフローティングビジョン」を展示していた。こちらは既に受注生産を開始しており、ゲーム機や自動販売機など業務用製品向けに販売されているという。

空間センサーを搭載した3Dモニター。モニターに投影された図柄に「触れる」ことで連動動作も可能

本機は、明るい色は飛び出て見えるなどの「映像による心理的立体効果」を利用して作られた映像を、特殊な3D用レンズを通すことによって立体視を得るもの。メガネをかけなくても3D映像が視聴できるほか、目が疲れにくいことも特徴だ。さらに空間センサーも備えており、映像に触れると連動動作する演出も可能としている。


(Phile-web編集部)

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