公開日 2026/02/03 06:30

“身近で入りやすい”オーディオ専門店「オーディオスクエア」が池袋に誕生。お客様の心をがっしりと掴み好発進

随一の防音設備を誇る試聴室を完備
編集部:竹内 純
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“オーディオ専門店空白域”池袋で早くも存在感

家電量販店ノジマの一角に展開する“身近な” オーディオ専門店「オーディオスクエア」。藤沢店、相模原店、トレッサ横浜店、幕張新都心店に次ぐ5つめの店舗「池袋東武店」が2025年11月1日にグランドオープンした。2か月後に設定した売上目標をわずか1か月で達成するなど、オーディオファンの心をがっしりと掴み、好調な滑り出しを見せている。

“第5” のオーディオスクエアが池袋に誕生 

東武百貨店 池袋店4階に構えるノジマ池袋東武店内に、商品展示・試聴スペース28.53平米&試聴室28.56平米からなる独立して仕切られた新エリアとして登場。オーディオ市場のトレンドやオーディオスクエア各店で良く売れているもの、各販売員の推しなど厳選して商品を取り揃える。

オープンスペースの奥に自慢の試聴室を構える 

近隣にあるビックカメラ池袋本店、ヤマダデンキ LABI池袋本店でもハイファイオーディオの取り扱いがあり、それらと重複しない、同店でしか聴けないミドルクラス以上の品揃えを充実させている。

品揃えはミドルクラス以上を充実。開店後に来店されたお客様の要望に応え、さらにハイエンドの商品導入を計画する 

さらに、二極化するオーディオ市場を背景に、マランツ「MODEL M1」、デノン「HOME AMP」、ティアック “Referenceシリーズ” などの小型アンプと、ダリ「KUPID」など小型ブックシェルフスピーカーを組み合わせたコーナーも充実。「お店に入りやすく、選びやすく、聴きやすく」をコンセプトに掲げるオーディオスクエアならではの強みを活かし、新規層掘り起こしにも力を入れる。

エントリー層やダウンサイジングの要望に応えた小型モデルをクローズアップ 

同店部門リーダー・入江達彦氏は「お客様とお話ししていると、もっとハイエンドの商品も期待されています。オーディオスクエア他店と比べると、お客様から求められているものが少し違っているようです」と東武百貨店内への立地による客層の違いを実感する。

池袋へ出店した理由のひとつとして入江氏は「オーディオ専門店の空白地帯であり、お客様を独占できると考えました」と説明したが、想定を上回る期待が押し寄せている。

部門リーダーをつとめる入江達彦氏はオーディオスクエア相模原店、藤沢店を歴任。スタッフはほかに、相模原店から異動した茨城裕一氏、ノジマから起用された北林 繁氏、音楽が大好きという女性アルバイトの計4名体制 

埼玉県越谷市のショッピングモール「イオンレイクタウン」にあるノジマ レイクタウン店内で展開していた「オーディオスクエア越谷店」が2019年4月14日に閉店。埼玉県民の都内への交通網の拠点である池袋への出店は、同店のお客様を呼び戻し、空白域となっていた埼玉商圏をフォローする意味合いも込められている。実はノジマ池袋東武店の2021年8月26日オープンと同時にという構想もあったそうだ。

オーディオスクエア随一の防音設備を誇る試聴室は一番の強み

「間違いなく一番の強みとなります」と入江氏が力を込めるのが、オーディオスクエアのなかでも一番の防音設備を誇る試聴室。ハイファイオーディオを没頭して本格的に聴いてもらう空間であると同時に、天井に6つのシーリングスピーカーを備えた13.1chのホームシアターシステムも備えている。

DAIKENの協力を得て採用した防音建材は、ノジマ本部の残響の多い会議室で実演を行い、本部従業員にも効果を体感してもらったもの。「防音に対する相談先(DAIKEN)ができたことが何より一番」とより説得力の高い防音の提案も可能になった。オーディオスクエアの目指す「いい音をお届けする」という延長線上としても位置付けられ、今後、住環境における近隣の騒音対策や人の声を聞きやすくするオフィスの応接室など、新たな切り口も見えてくるかもしれない。

オーディオスクエアで随一の防音設備を誇る試聴室 

本来ならピュアオーディオとホームシアターそれぞれに試聴室があるのが理想だが、スペースの都合もあってひとつにまとめていると説明した入江氏。「今は専用室ばかりでなく、リビングルームでオーディオも映像も両方楽しめる環境を整える方が増えています。両者は切り離せない関係にあり、そうした今の流れに合致した提案が行えるメリットもあるかと思います」と語る。

入江氏こだわりの“赤”を採用した試聴室の防音扉 

試聴システムには、ハイファイオーディオはプリメインアンプ「E-5000」などアキュフェーズを中心に、スピーカーにBowers&Wilkins「804D4」。ホームシアターシステムはメインスピーカーのDALI「RUBIKORE6」などRUBIKOREシリーズのスピーカーを配し、プロジェクターにREGZA「RLC-V7R」、AVアンプにデノン「AVC-A10H」/マランツ「CINEMA 50」で構成する(取材時)。

ハイファイオーディオではアキュフェーズを前面に打ち出す 

また、ここ数年で大きく伸長してきたネットワークオーディオに対しても、「既存店ではネットワーク環境の構築が後追いとなり、条件によっては対応できないなど多少不便な点も見受けられますが、そこももちろん万全です。オーディオもホームシアターも、求められていること全てにスムーズに対応することができます」と胸を張る。

何かあったら思い出してもらえる“記憶に残る店”に

ノジマとのシナジーも見逃せないポイントのひとつだ。例えば “テレビの音”。お客様へより掘り下げた説明が必要であれば、ノジマのスタッフからオーディオスクエアのスタッフへバトンタッチできる。ニーズをより的確に引き出すことで、必ずしもサウンドバー一択とは限らず、手軽な単品コンポーネントの組み合わせなど別の選択肢をお薦めすることもできる。

「ノジマ池袋東武店」の一角にオーディオスクエア池袋東武店を構えている 

「ゆっくりと説明ができるオーディオスクエア内にお客様をご案内して、希望があれば視聴室でホームシアターを体験することも可能です。お客様の想像を超える音の世界を実際に体験いただくことできます」とオーディオスクエアならではの強みを訴える。

「オーディオやホームシアターを体験したお客様に “驚き” を与えることができれば、『音楽をもっといい音で聴いてみたい』『テレビをもっといい音で楽しみたい』とふと思ったときに、『確かあの店で体験したな』と思い出してもらえることができます。そんなお客様の記憶に残る店でありたいですね」

大きな注目のもとにグランドオープンを迎えたが、「新規のお客様を集客できる絶好の機会と位置付けています」と力を入れるのはイベント開催。2025年11月15日(土)「アニソン試聴会」、12月13日(土)「マッキントッシュ&REVIAL AUDIO試聴会」、12月21日(日)「アキュフェーズ セパレートアンプのオーディオ相談会」、2026年1月17日(土)「Bowers &Wilkins×Marantzハイエンドシアター試聴イベント」と目白押しだ。

「都内での展示はここだけ」と入江氏一押しのREVIAL AUDIOのスピーカー「ATLANTE 3」 

さらに、秋恒例の一大イベント「東京インターナショナルオーディオショウ」との連携や東武百貨店 池袋店との連携など、「都心にある」=「人が集まる」という特性を存分に生かしてシナジーを打ち出していく構え。

好調な立ち上がりに、「多くのお客様に喜んでもらえて本当によかったです。新しい色々な試みを試せる場所。メーカー各社からも大きな期待を寄せられています。今後、スタッフ一人ひとりの価値をさらに高めて、“人” で買っていただける店にしていきたいですね」と意気込みを語る入江氏。

オーディオ業界の将来を左右する、長年の課題でもある若年層を中心とした新規層獲得にも、「オーディオ専門店ではジャズやクラシックを聴かないといけないのではないかと心配される方も少なくないようですが、当店のスタッフは4名中3名が30代以下。それぞれ自分の好きな音楽でオーディオを楽しんでいます」とハードルの低さをアピールする。

「オーディオの機材はあくまで道具であり、目的は音楽を楽しむこと。是非、当店自慢の試聴室で体験してください。体感してもらわないことには “違い” もわかりません。ここまで入りやすいオーディオショップはありませんから」と気軽に好きな音楽を聴きに来てほしいと呼び掛ける。

 

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