公開日 2018/09/14 16:00

TAD、EvolutionシリーズのクラスDステレオ・パワーアンプ「TAD-M1000」。135万円

Dual logic-Circuit Technologyを採用
編集部:小澤貴信
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TAD(テクニカル オーディオ デバイセズ ラボラトリーズ)は、Evolutionシリーズのステレオ・パワーアンプ「TAD-M1000」を9月下旬より発売する。価格は1,350,000円(税抜)。カラーはブラックとシルバーの2色を用意する。

「TAD-M1000」(シルバー)

「TAD-M1000」(ブラック)

すでに発売されているEvolusionシリーズのUSB-DAC搭載SACDプレーヤー「TAD-D1000MK2」とD/Aコンバーター「TAD-DA1000」とデザインや価格帯を揃えた、クラスDステレオ・パワーアンプ。定格出力は500W(4Ω、2ch駆動時)。

会場に展示されていたブラックモデル

こちらはシルバーモデル

同社Evolutionシリーズの現行ラインナップにはパワーアンプ「TAD-M2500MK2」(185万円)が用意されているが、型番やMK1モデルの発売タイミングからもわかる通り、TAD-D1000MK2/TAD-D1000とはデザインコンセプトが異なっている。そのためTAD-D1000MK2/TAD-D1000とデザインを統一したパワーアンプへの要望がこれまでも多かったとのこと。

TAD-D1000MK2などと組み合わせてデモが行われた

また、同社においてはスピーカーシステム「TAD-ME1」(ペア100万円)がスマッシュヒットとなっているが、これと組み合わせるのに好適な価格帯のパワーアンプへの期待も大きかったという。こうした要望を背景に、100万円前半の価格でTADならではのサウンドが実現できるアンプの開発を進め、今回のTAD-M1000として実現するに至った。

詳細を説明してくれたエレクトロニクス技術部マネージャーの沼崎裕光氏

TAD-M1000は、正負の電流発生源が完全に同一であること、回路方式や構造面などあらゆる面での対象性を追求した「Dual logic-Circuit Technology」に基づいて開発。増幅回路は、入力から出力まで完全に独立した2台のアンプでフルバランス伝送するBTL方式を採用する。電源回路についても。正負電源の対象はもちろん、電源トランスから整流回路、安定化回路などすべての電源回路を各チャンネル独立設計としている。

「Dual logic-Circuit Technology」に基づいて開発

構造面でも、電源トランスの配置や基板パターン、配線長まで左右同一としたデュアルモノ構成を採用している。

背面端子部

制振制御も徹底。スパイク内蔵型インシュレーターによる3点支持構造を採用することで、床からの振動影響を低減したISOマウントを実現。荷重ポイントの明確化や床からの振動の影響を低減することで、アイソレーション性能を強化した。

制振対策も徹底された

さらにオーディオラック等に収める際や大型ケーブルを接続した際にスピーカーターミナルにかかるストレスを低減するため、上位のReferenceシリーズで採用されているより大型で強固な大型スピーカーターミナルを搭載する。

Referenceシリーズと同じ大型ターミナルを採用

クラスDの出力段には、リード端子レスでON抵抗値が極めて低いパワーMOSFETを採用。90%以上という高効率特性を達成したとする。出力段はこのMOSFETを核にシンプルな構成として、純度の高い音質を実現している。

電源にはトランスドロッパー方式によるアナログ電源を採用。高品質オリエント材を使用した1kVAのトロイダル型電源トランスをL/Rに1基ずつ搭載。それぞれ1次および2次巻き線を結合させることでエネルギー変換ロスを低減する。また、TAD専用に開発した33,000μFの電解コンデンサーと高速ショットキーバリアダイオードで構成された整流回路を採用する。

バイアンプ機能も搭載。本機を2台用いてスピーカーをバイアンプ駆動することができる。

消費電力は250W(待機時0.5W)。外形寸法は440W×148H×479Dmm、質量は29kg。

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