公開日 2015/11/03 19:33

独ゼンハイザー、超弩級ヘッドホン「Orpheus」正式発表。5万ユーロ

ネクストマイルストーンが正式発表
編集部:風間雄介
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
独ゼンハイザーは、超弩級ヘッドホン「Orpheus」を発表した。同社が70周年記念イベントで披露した、プロジェクト「Next Milestone」(関連ニュース)が正式にOrpheus後継機として発表された格好。価格は5万ユーロ(1ユーロ133円換算で約665万円)程度を見込む。発売時期は2016年中頃を予定する。日本での販売時期や販売価格、販売方法は未定。

新「Orpheus」

初代Orpheusは、1991年に発売された、真空管アンプと静電型ヘッドホンのセットシステム。ヘッドホン部は「HE90」、ヘッドホンアンプ部は「HEV90」という名称でも知られている。当時の価格は12,900ドルで、300台のみ限定販売された。今回、約25年の時を経て、その後継機が発表されたことになる。なお初代Orpheusは、2013年1月のInternational CESなど、近年の展示会にも登場していた。

2013年のInternational CESに展示された初代Orpheus


ゼンハイザーは今回の新Orpheusについて、「オーディオの新しいチャプター」と表現。「きっと世界最高のヘッドホンだ」とも述べている。同社CEOのDaniel Sennheiser氏は、「全く独自の方法で、音に直接浸されたような、完璧なイリュージョンを作り出した」と表現している。Daniel Sennheiser氏が先月来日した際のインタビュー記事はこちら

同じくゼンハイザーCEOのAndreas Sennheiser氏は、「Orpheusは、パーフェクトサウンドを追求するという我々のコミットメントを示すもの」とコメント。専門家チームが約10年間に渡り開発を行ったという。

アンプ部とヘッドホン部のセット

ヘッドホン部

今回の製品は、ヘッドホン部「HE 1060」とヘッドホンアンプ部「HEV 1060」で構成されている。

アンプ部は真空管アンプとトランジスターアンプの長所を組み合わせた、革新的な構成を採用。アンプのハウジングには、イタリアのカラーラで採れた大理石を採用している。ボリュームは真鍮削り出しで、クロームメッキが施されている。

アンプ部の背面には、デジタル入力として4系統を装備。同軸、光、USB、HEADPHONE 2端子を備えている。またアナログ入力はXLRバランスとRCAアンバランスを装備。アナログ出力も同じくXLRバランスとRCAアンバランスを搭載している。

上から見たところ

背面部

内部の回路写真も公開。DACにESSのES9018Sが搭載されていることがわかる。ほかにXMOSの姿も見える。



スイッチを入れると各種パーツが動いて出てくることも特徴で、ボタンを押すと前面のボタンがせり出し、真空管が上に現れる。さらにヘッドホンを覆うカバーが開かれ、ヘッドホンが登場する。ヘッドホンは静電型。

部品は6,000以上で、いずれも細心の注意を持って選択されたという。ヘッドホン部には金を蒸着させたセラミック電極や、プラチナを蒸着させたダイヤフラムなどを採用している。







70周年記念イベントで公開された際の動画は以下の通り。

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
クローズアップCLOSEUP
アクセスランキング RANKING
1 Amazon、広告なし新プラン「Prime Video Ultra」。値上げの代わり特典強化
2 オーディオの未来を見据えるオンリーワンなブランド、LINN。CEOに聞くネットワーク再生のこれまでとこれから
3 デノン、カートリッジ/フォノイコ搭載レコードプレーヤー「DP-500BT」。BluetoothはaptX Adaptive対応
4 ティアックストア、マクセルのBluetooth対応CDラジカセ「MXCR-200」を取り扱い開始
5 等身大の大画面とかんたんオンオフで家族の一日に寄り添う110型スクリーン・シアター
6 大事な記録を集めて共有!UGREEN「NASync DH2300」は複数人で使っても便利
7 JBL、小型Bluetoothスピーカー「Grip」に春らしい2色「ピンク」「ターコイズブルー」を追加
8 BeatsとNikeが初コラボ。完全ワイヤレスイヤホン「Powerbeats Pro 2 - Nike Special Edition」
9 光城精工「仮想アース」「電源コンディショナー」「電源タップ」比較試聴会。秋葉原のテレオンで3/28開催
10 オーディオスペースコア、JORMA DESIGNの最上位ケーブル「PARAGON」試聴会を4/4、5に開催
3/19 11:00 更新
音元出版の雑誌
オーディオアクセサリー200号
季刊・オーディオアクセサリー
最新号
Vol.200
世界のオーディオアクセサリーブランド大全2025
特別増刊
世界のオーディオアクセサリーブランド大全2025
最新号
プレミアムヘッドホンガイドマガジン vol.23 2025冬
別冊・プレミアムヘッドホンガイドマガジン
最新号
Vol.23
プレミアムヘッドホンガイド Vol.33 2025 SUMMER
プレミアムヘッドホンガイド
(フリーマガジン)
最新号
Vol.33(電子版)
VGP受賞製品お買い物ガイド 2025年冬版
VGP受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2025年冬版(電子版)
DGPイメージングアワード2024受賞製品お買い物ガイド(2024年冬版)
DGPイメージングアワード受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2025年冬版(電子版)
WEB
  • PHILE WEB
  • PHILE WEB AUDIO
  • PHILE WEB BUSINESS
  • プレミアムヘッドホンガイド
  • ホームシアターCHANNEL
  • デジカメCHANNEL
AWARD
  • VGP
  • DGPイメージングアワード
  • DGPモバイルアワード
  • AEX
  • AA AWARD
  • ANALOG GPX