• ブランド
    特設サイト
公開日 2008/10/10 21:50

<ハイエンド2008>ムジカのヘッドホンアンプ/マイクロピュア 新コンパクトスピーカ

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
Eルームには6ブースが出展しているが(関連ニュース)、本項ではチームACHM、マイクロピュア、ベルエアーサウンドリサーチのブースの模様をお伝えする。

■チームACHM

チームACHMは、アレグロ、ムジカ、CSE、ヒノエンタープライズが共同で出展しているブースだ。


ヘッドホンアンプ「hpa40」(左)、バッファアンプ「cdb40」(右)
ムジカは新製品のヘッドホンアンプ「hpa40」、デジタル機器用バッファアンプ「cdb40」をお披露目した。

「hpa40」は83W×63H×260Dmmの小型モデルながら重厚な低音とハイスピードな高域の再生を両立させたというヘッドホンアンプ。RCA入力端子を1系統、ノイトリック社製6.5mmヘッドホン端子を装備する。今月中に発売予定で価格は49,800円(税込)。初回限定品として100台分は高性能コンデンサーを採用したものを発売する。同じく今月発売予定の「cdb40」はCDプレーヤーなどのデジタル機器に使用する真空管バッファアンプ。1MΩという高インピーダンスを実現している。

CSEからはノイズフィルター「NFW-100」が参考出展。発売は年末頃で価格は「20万円以下を目標にしている」(担当者談)という。コンセントボックスにノイズフィルターを搭載した本製品はノイズ除去部分とコンセントボックス部分が分離したセパレート構造となっている。電源ケーブルは28Sqで伝送ロスを低減させた。


ノイズフィルター「NFW-100」

ケーブル部
アレグロは、同社が取り扱う英Sonneteer(ソネッティア)ブランドのオーディオセンター「Morpheus(モーフィアス)」を参考出展し、デモも行っている。


オーディオセンター「Morpheus」

英語表記のみだがディスプレイも搭載
発売時期や価格は未定だが来年には発売される予定だ。イーサネット端子を装備しコントロールプロトコルはUPnP。UPnP対応のNASをオーディオサーバーとして利用することが可能なほか、対応のPCと音楽情報をシェアすることができる。インターネットラジオ、オンデマンド配信サービスにも対応する。再生対応フォーマットは最終決定ではないが担当者によると「MP3を中心にWAV、ATRACなどほぼすべてのハイレゾに対応していきたい」とのことだ。またフロント部にモーションセンサーを搭載しており、近づくと自動で電源が立ち上がる。ディスプレイ部の表記は英語のみに対応する。

なお本機はパワーアンプを内蔵しているがオプションで取り外すことも可能で、デジタルプリアンプとしての使用にも対応するという。

ヒノエンタープライズは今年9月に発売されたばかりのLebenのMM対応真空管フォノイコライザー「RS-30EQ」などを展示している。CR型のイコライザー回路を搭載し、ナチュラルな真空管独特のサウンドを再現するという。


新製品の真空管フォノイコライザー「RS-30EQ」

真空管プリメインアンプ「CS300」

真空管プリメインアンプ「CS600」も展示
■マイクロピュア


マイクロピュアの展示ブース
マイクロピュアはスピーカーシステム「Cz201ES」「Cz310ES」を展示。11月後半に発売予定の新製品「Ap5001II」もお披露目した。「Ap5001II」は150W×165H×183Dmmという手のひらサイズのコンパクトスピーカー。現行モデル「Ap5001」の後継機で、従来より三次高調波歪みを20dBから最大40dB低減まで低減させた新開発のフルレンジユニットを搭載。さらに6N純銅線ボイスコイルを採用する。価格は7万円前後を予定しているという。インピーダンスは4Ω、平均出力音圧レベルは89dBとなる。


「Ap5001II」(ホワイト)

「Ap5001II」(ブラック)
カラーラインナップはブラックとホワイトを用意。説明員によると「とりあえず2色を用意しているがもっと増える可能性もある」とのことだ。

また参考出品として「Cz302ESII」も展示。新ユニットを搭載しさらに6N純銅線ボイスコイルを採用する。発売は来年の春頃を予定しており価格は未定だ。


「Cz302ESII」も参考出展
■ベルエアーサウンドリサーチ


ベルエアーサウンドリサーチの展示ブース
ベルエアーサウンドリサーチはEルーム入口付近にブースを構えハイエンドスピーカー「LXM-2000」などを展示している。

注目はホーン型スピーカーシステム「LX-M1000」。20cmのダブルコーン、ホーントライバーを搭載したモデルで、650,000円(ペア)で発売している。


左が「LXM-2000」、右は「SLX-7000マークII」

「LXM-2000」の背面

「SX-301-09」
また真空管式モノラルパワーアンプ「SX-301-09」はパーツ、回路、配線など全てを一新させた新モデルで3675,000円(ペア/出力管別)で発売。出力段は300Bシングル、出力は9Wを実現する。

(Phile-web編集部)

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
クローズアップCLOSEUP
アクセスランキング RANKING
1 Beats、ブランド史上最小の完全ワイヤレス「Solo Buds」。ケースにバッテリー非搭載
2 2023年後期朝ドラ『ブギウギ』の総集編放送。GW期間中にNHK総合とBSプレミアム4Kで
3 Apple Musicも聴ける高コスパ ネットワークプレーヤーeversolo「DMP-A8」。音質と使いこなしを徹底検証
4 オスカー受賞『ゴジラ-1.0』4K UHDをフラゲ!特典盛りだくさんのパッケージ開封の儀
5 女子プロゴルフ「ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ」、5/2からの放送・配信予定
6 英・コード製プリメインアンプの実力恐るべし!「Ultima Integrated」をB&W「800 D4シリーズ」で徹底検証
7 【moraアニソンTOP10】本当に令和? 「ツバサ」「Get Wild」がまさかのランクイン!
8 Amazon Prime Videoの人気8チャンネルが2ヶ月間99円に!GW期間中キャンペーン
9 Dolby Vision&Atmosでゴジラの圧倒的迫力と世界屈指のVFXを堪能!4K UHD BD版『ゴジラ-1.0』徹底レビュー
10 (nb)の耳を塞がないイヤホン「Open+」、発売日が5/17に決定。割引キャンペーンも
5/2 10:40 更新
MAGAZINE
音元出版の雑誌
オーディオアクセサリー192号
季刊・オーディオアクセサリー
最新号
Vol.192
オーディオアクセサリー大全2024~2025
別冊・ケーブル大全
別冊・オーディオアクセサリー大全
最新号
2024~2025
プレミアムヘッドホンガイドマガジン vol.21 2023 WINTER
別冊・プレミアムヘッドホンガイドマガジン
最新号
Vol.21
プレミアムヘッドホンガイド Vol.31 2024 SPRING
プレミアムヘッドホンガイド
(フリーマガジン)
最新号
Vol.31(電子版)
VGP受賞製品お買い物ガイド 2024年冬版
VGP受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2024年冬版(電子版)
DGPイメージングアワード2023受賞製品お買い物ガイド(2023年冬版)
DGPイメージングアワード受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2023年冬版(電子版)
音元出版の雑誌 電子版 読み放題サービス
「マガジンプレミアム」お試し無料!

雑誌販売に関するお問合せ

WEB
  • PHILE WEB
  • PHILE WEB AUDIO
  • PHILE WEB BUSINESS
  • ホームシアターCHANNEL
  • デジカメCHANNEL
AWARD
  • VGP
  • DGPイメージングアワード
  • DGPモバイルアワード
  • AEX
  • AA AWARD
  • ANALOG GPX