<ハイエンド2008>異電圧オーディオ再生の世界/オーディオリファレンスの新製品群

公開日 2008/10/10 22:39
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本項では「Dルーム」に出展するボルトアンペア&コンダクト、オーディオリファレンスインクの展示内容をご紹介しよう。

異電圧オーディオ再生の世界をデモするボルトアンペア&コンダクト


GPC-T
コンダクトとボルトアンペアのブースでは、ボルトアンペアのステップアップトランス内蔵電源整合器「GPC-T」により、電圧環境を100V/120Vに切り替えながら、それぞれの音の違いを楽しませるデモを行っている。

MYRADのCDプレーヤー「Z112-CD」、プリメインアンプ「Z142-AMP」

SYSTEM AUDIOのスピーカー「SA Explorer」(写真左)「SA2K Master」


ATLASのケーブルラインナップ

ATLASのオーディオケーブル
デモにはコンダクトが取り扱うMYRADのCDプレーヤー「Z112-CD」、プリメインアンプ「Z142-AMP」に、SYSTEM AUDIOのスピーカー「SA Explorer」「SA2K Master」を組み合わせ、CDやアナログレコードを音源にセレクト。ケーブルはすべてスコットランドのATLASブランドでコーディネートされている。

米国と同じAC120Vの電圧環境をつくり出すことにより再現される音楽は「100V環境下よりも圧倒的にスピード感が増すことが特徴。米の音源などは、現地の録音スタジオで収録されたサウンドがそのまま再現できることが魅力」とボルトアンペアの宮寺氏は語る。「GPC-T」では鍵式の切り替えスイッチを採用することで、誤動作防止を防ぐ工夫も凝らされている。

新製品が目白押しのオーディオリファレンスインク


オーディオリファレンスインクの試聴システムの一部
オーディオリファレンスインクのブースには、同社取り扱いの様々なブランドから届いた新製品が集結した。

同社の新規取り扱いとなるHANSS ACOUSTICからは「イベント開幕の前日に到着したばかり」(展示説明員談)という、アナログターンテーブルやオーディオラックが参考出展されている。

T-30

T-20


PA-20

ES-403
アナログターンテーブルは上位の「T-30」(¥1,029,000・税込)、「T-20」(¥609,000・税込)の2製品が並ぶ。今回両モデルともにデモが行われる予定だという。T-20にはMM/MCが切り替え可能なフォノイコライザー「PA-20」が組み合わされている。価格は税込で126,000円。オーディオラックの新製品「ES-403」は税込262,500円となる。いずれのモデルも11月から年末頃までに発売が検討されているそうだ。


Flight Phono
AUDIAからはMM/MC対応のフォノイコライザー「Flight Phono」が出展されている。価格は税込で735,000円。アナログ回路をモジュール化し、インピーダンスやキャパシタンスの切り替え機能を搭載している。電源を別筐体とした設計を採用する。


「Monitor 1」(写真右)と「Music 1」
ONIXからはスピーカーの新製品が2モデル登場した。いずれもブックシェルフタイプのモデルとなり、比較的大柄な「Monitor 1」は、Vifa製の6.5インチウーファーと1インチリングラジエーター式トゥイーターを搭載する2ウェイ・バスレフタイプ。再生周波数帯域は45Hz〜45kHzをカバーする。キャビネットの容積を大きく取り、豊かな量感あふれる中低域の再生を可能にしている。価格は315,000円。

「Music 1」はATOM製の5.25インチウーファーとVifa製1インチリングラジエーター式トゥイーターを搭載する2ウェイ・バスレフスピーカー。再生周波数帯域は42Hzから35kHzをカバーする。価格は税込で210,000円。


(Phile-web編集部)

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