PR 公開日 2025/04/18 06:30

先進の高画質パネルを惜しみなく投入!TCLの4K Mini LED液晶テレビ「Q7Cシリーズ」徹底レビュー

EC専売モデルの最上位シリーズならではの実力を発揮!

中国発のテレビブランドとして、国内市場でも存在感を増してきたTCL。ここ数年は圧倒的なコストパフォーマンスに注目されていた同社だが、2025年はそのイメージを覆す一年となりそうだ。そんなTCLブランドのラインナップの中から、ECサイト専売モデルの4K Mini LED液晶テレビ “Q7Cシリーズ” を取り上げていきたい。

ES専売モデルの最上位・4K Mini LED液晶テレビ“Q7Cシリーズ”をチェック。最大98型まで用意

本シリーズは、ECサイト専売モデルの最上位シリーズであり、「価格以上の画質・音質」という枠を超えており、高画質技術で圧倒するテレビブランドとしての進化を遂げたモデルと言える。

Q7Cシリーズは、55/65/75/85/98型の5サイズを用意しており、本稿ではシリーズ最大サイズの98型「98Q7C」を中心に、売れ筋サイズでもある55型「55Q7C」も交えて、同社が新たに投入したパネルアーキテクチャーの技術と実力を徹底レビューしていこう。

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TCLでは“Q7Cシリーズ”と“Q6シリーズ”を対象モデルとした5%OFFクーポンの配布を実施中。注文時に上記コードを入力してください。期間は101日(水) - 1017日(金)23:59まで、クーポンがなくなり次第終了。

HVA技術とハロー制御テクノロジーで高コントラスト&広視野角を実現

Q7Cシリーズは、同社の4Kテレビの上位機種で採用されている映像技術のベースともいえる、Mini LEDバックライトの採用をはじめ、広色域を叶える量子ドット技術、そして高コントラストを成し得るバックライトコントロール技術「プレサイスローカルディミング」といった高画質技術が導入されている。

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最新世代のMini LEDバックライトを搭載
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量子ドット技術の導入で広色域を実現

Mini LEDバックライトの発光源には、超高密度実装の「マイクロOD構造」を使用。バックライトからパネルまでの距離を従来の70mmから60mm以下に短縮し、レンズとの距離を最適化することで、光の拡散を抑えた集光効果を最大化させている。

「マイクロOD」の導入で、従来モデルで発生していたハローを大幅に低減

多数の高画質技術が投入されているが、中でも注目の高画質技術のひとつが、同社が自社グループ内で開発・製造を手掛ける液晶パネル「HVAパネル」の採用だ。HVAパネルは、従来のVA方式をベースに、液晶分子を垂直方向に高精度で配列させる構造を用いることで、VAパネルの高コントラストとともに広視野角を実現。いわばVAパネルとIPSパネルの良い所を兼ね備えた、進歩的な液晶パネルである。

明るさが従来モデルよりも34%増加し、エネルギー効率の10%向上にも繋がった強力な発光チップの採用や、発光チップからの光をより均一な明るさにするためのレンズ技術「超凝縮マイクロレンズ/凝縮マイクロレンズ」が装備されている。

高分子材料ポリイミドを液晶分子に採用した超・高ネイティブコントラストパネル「HVA」
発光チップからの光を調光し、ムラがなく均一な明るさを可能にする「超凝縮マイクロレンズ/凝縮マイクロレンズ」

独自技術「全領域ハロー制御テクノロジー」は、調光ゾーン単位の制御を超え、ミクロンレベルの単位でバックライトの干渉をコントロール。暗部の黒浮きや、明部との境界で発生しやすい「ハロー現象」を実質的に解消し、映像の純度と明暗の境界線を高精度で描写する。

 

AI技術導入「AiPQ Proプロセッサー」で高次元の映像最適化処理を成す

さらに映像エンジン「AiPQ Proプロセッサー」を搭載しており、シーンに合わせて映像を最適化する「AI-シーン」をはじめ、「AI-HDR」「AI-コントラスト」「AI-カラー」「AI-クラリティ」「AI-モーション」といった6種類の映像処理をリアルタイムで行うことができる。

映像エンジンにはAI技術を採用した「AiPQ Proプロセッサー」

 

映像のシーンごとに特徴を分析して最適な高画質処理を施す「AI-シーン」をはじめとするAI技術が活用できる

HDRフォーマットは、HDR10+/Dolby Vision/HDR10/HLGと幅広く対応しており、ゲーミング機能ではVRR(144Hz)やALLMはもちろん、独自アルゴリズムでリフレッシュレートを最大288Hzまでアップグレードできる「TCL Game Accelerator」、ゲームに対して自動で最適な映像調を施す「オートゲームモード」、FPSゲームなどで活躍する「陰影機能強化」「照準補助」といった機能も備えている。

高いゲーミング性能も併せ持っており、144Hz VRRやALLMなどの機能を装備

高音質技術については、実用最大出力60Wのアンプを備え、オンキヨー製スピーカーとサブウーファー、高さ方向の再現用にトップトゥイーターを搭載。立体音響フォーマットもDolby AtmosやDTS:X、そしてバーチャル技術のDTS Virtual:Xをカバーするため、没入感の高い3Dサウンドを楽しめるようになっている。

オンキヨー製のスピーカーユニットを搭載している

機能面においては、Googe TVをベースとしているため多数のVODサービスを利用可能で、また同社のアートテレビ「A300W NXTFRAME TV」でも採用されていた「AI ART」と「アートギャラリー」機能も装備。ワイヤレス機能はBluetooth ver5.2やWi-Fi6をフォローし、AirPlay 2やChromecast Built-inも対応する。

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Google TV搭載でさまざまなVODサービスを楽しめる
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付属リモコンにはVODサービスのダイレクトボタンを多数備えている
スタイルやテーマと選ぶだけでスクリーンを自分好みにカスタマイズできる「AI ART」

 

驚くほどの明るさと鮮やかさ、暗部階調の立ち上がりの早さも優秀

はじめに98Q7Cの表現力をチェックしてみよう。映像を観てみると、同社のラインナップでミドルクラスのグレードとは思えない、別次元の高画質を実現している。最大ピーク輝度3,000nitsを誇る本モデルの映像は非常に明るい。放送番組では「インテリジェンスモード」にて視聴すると、驚くほどの画面全体の明るさと鮮やかさを発揮。

映像モードは「画質設定」から切替可能で、AI技術が活用された「インテリジェンス」モードを備える

モードに応じた画質調整が可能で、「FILMMAKER MODE」では押さえた色温度が良好で、人物の肌色でも自然な質感が感じられる。55Q7Cで観てみると、視野角の広さを実感でき、従来モデルよりも非常に優秀な映像再現となっている。

映画作品など製作者が意図する映像表現を再現する「FILMMAKER MODE」も採用

4K UHD BD『Spears & Munsil Ultra HD ベンチマーク(2023)』の映像コンテンツを再生してみると、冒頭の白い雪のシーンは画面全体の輝度感と階調を両立させる一方で、夜景のシーンではハローが全く見えないほどに押さえられている。

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「映画」「スポーツ」「ゲーム」といったコンテンツジャンルをはじめ、「IMAX Enhanced」モードも投入
 

次ページ映画コンテンツも98型「98Q7C」で画質チェック

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