PR 公開日 2024/05/10 06:30

高まった装着感とリーズナブルな価格。Shokz「OpenFit Air」は“ながら聴き”イヤホン最良の選択肢

豊富な3色のカラバリも魅力
Shokz(ショックス)といえば、骨伝導方式のワイヤレスイヤホンに数多くの人気ラインナップを持つ、トップランナーというイメージを強く持つ方も多いと思う。耳にスピーカーを近づけて音を聞く、“ながら聴き”が可能なShokzの空気伝導方式による完全ワイヤレスイヤホン「OpenFit」は、2023年夏の発売後から瞬く間に注目をさらった。

そして今年、ShokzはそのOpenFitをベースに、装着性を一段と高め、よりリーズナブルになった新製品「OpenFit Air」をリリースする。本稿では、そんなOpenFit Airの特徴や仕様、気になる試聴インプレッションなどを紹介していきたい。

Shokz「OpenFit Air」(ホワイト)オープン価格(予想実売税込価格19,880円前後)

■全3色の豊富なカラバリ。前モデルより細身になった本体とイヤーフック



まずはデザイン面。前モデルOpenFitはブラックとベージュの2色展開だったが、OpenFit Airにはホワイトとブラックに華やかなピンクを加えた全3色が揃っており、幅広いカラーバリエーションを展開する。

ホワイトとブラックに華やかなピンクを加えた全3色をラインナップ

耳に触れる本体とイヤーフックはマットなシリコン仕様で、外側側面にメタリックなシルバーライト・リングを配置。ひと目でOpenFit Airを選んだユーザーであることがわかるような、アクセントを効かせたデザインが好印象だ。

ひと目でOpenFit Airとわかるアクセントを効かせたデザイン

充電ケースは手のひらに収まるコンパクトサイズ

装着時は、イヤーフックを耳の上側から掛け、本体を耳穴の手前に添えるように装着。耳をふさがずに音楽や動画、ゲームのサウンドトラック、ハンズフリー通話の音声などが聴ける。OpenFitシリーズは「いい音」を聴くことに加えて、落下等による故障などを気にかけることなく安心して使用できるよう、しっかりとフィット感にも配慮。Shokzが蓄えてきた人間工学の知見が活きている。

前モデルからイヤホン本体とイヤーフックの両方がより細身になっており、一段と装着感の快適さが増した。芯には柔軟に曲がる0.75mmの極細なニッケルチタン形状記憶合金を配置。表面をソフトなシリコンで覆う “Airイヤーフック” と名付けられており、イヤホン全体が耳に広く接触するデザインとしたことで、とてもやさしいフィット感が得られる。

表面をソフトなシリコンで覆う “Airイヤーフック” により、とてもやさしいフィット感が得られる

また、イヤーフックは眼鏡のテンプルとぶつかって、装着状態が不安定になることもない。ジョギングや身体を動かす家事をしながら長い時間身に着けてみたが、耳元でビクともしなかった。イヤーフックは先端部分を肉抜きして質量を可能な限り軽くしたことで、片側8.7gの軽さを実現している。装着感については、OpenFitよりもブラッシュアップされていると筆者は感じた。

OpenFitよりもブラッシュアップされた装着感を実現

■OpenFitの独自サウンド技術をしっかりと踏襲。通話性能もチェック



音質面では、音の中核を担う基本のサウンドテクノロジーがOpenFitと共通しており、耳をふさがずに装着しているイヤホンであることが、にわかに信じられないほどパワフルなサウンドを楽しませてくれる。

心臓部のドライバーは独自のスクウェア形状。カスタム設計による18×11mmのダイナミックドライバーがバランスの取れたパワフルなサウンドを鳴らす。また、超軽量カーボンファイバー製のドーム型振動板を、ポリマーシリコン製のリング状のパーツにより固定することで、不要な振動が発生しない設計としている。

オープン型イヤホンの懸念点として、使用中は「音漏れ」を気にする必要があるが、OpenFit Airでは、Shokzのエンジニアが自動車の排気マフラーやテールパイプの騒音防止構造に着想を得たという、音漏れを強力に防ぐ独自技術「DirectPitch™」を採用している。

自動車の排気マフラーやテールパイプの騒音防止構造に着想を得たという、音漏れを強力に防ぐ独自技術「DirectPitch™」を採用

本技術では、ドライバーから生まれるサウンドを耳に直接伝えるための出口のほかに、複数のチューニングホールを備え、この小さな孔が耳に届けるサウンドの音圧を増幅しながら、外に漏れる不要な音を打ち消すという位相キャンセルの役割を担うことで音漏れ抑制を図っている。

次ページ気になる試聴インプレッション!通話性能や音漏れ具合もチェック

1 2 次へ

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
クローズアップCLOSEUP
アクセスランキング RANKING
1 レコードの音楽を読み取って光るターンテーブル。オーディオテクニカ「Hotaru」一般販売スタート
2 ダイソンとPORTERがコラボした特別デザインのヘッドホンとショルダーバッグ。全世界380セット限定販売
3 LUMINの進化は終わらない。初のディスクリートDAC搭載「X2」の思想を開発担当者に訊く!
4 Spotif、2025年に最も聴かれた邦楽は「ライラック」。国内外で最も聴かれた楽曲・アーティストの年間ランキング発表
5 DUNU、7ドライバー/トライブリッド構成を採用したイヤホン「DN 142」
6 カセットテープとともに過ごすカフェ「CASSE」。12/17渋谷でグランドオープン
7 Vento、3次元特殊メッシュを採用したハイブリッド拡散パネル「DAP180 / DAP120」
8 AVIOT、最大120時間再生と小型軽量を両立したオンイヤー型Bluetoothヘッドホン「WA-G1」
9 サンワサプライ、省スペース設置できる木製キャビネットのサウンドバー「400-SP120」
10 アイレックス、ALBEDO/AUDIAブランド製品の価格改定を発表。2026年1月1日より
12/5 10:47 更新
音元出版の雑誌
オーディオアクセサリー199号
季刊・オーディオアクセサリー
最新号
Vol.199
世界のオーディオアクセサリーブランド大全2025
特別増刊
世界のオーディオアクセサリーブランド大全2025
最新号
プレミアムヘッドホンガイドマガジン vol.23 2025冬
別冊・プレミアムヘッドホンガイドマガジン
最新号
Vol.23
プレミアムヘッドホンガイド Vol.33 2025 SUMMER
プレミアムヘッドホンガイド
(フリーマガジン)
最新号
Vol.33(電子版)
VGP受賞製品お買い物ガイド 2025年冬版
VGP受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2025年夏版(電子版)
DGPイメージングアワード2024受賞製品お買い物ガイド(2024年冬版)
DGPイメージングアワード受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2025年冬版(電子版)
WEB
  • PHILE WEB
  • PHILE WEB AUDIO
  • PHILE WEB BUSINESS
  • プレミアムヘッドホンガイド
  • ホームシアターCHANNEL
  • デジカメCHANNEL
AWARD
  • VGP
  • DGPイメージングアワード
  • DGPモバイルアワード
  • AEX
  • AA AWARD
  • ANALOG GPX