PR 公開日 2022/08/04 06:35

これがモダンなV-MODAサウンド。「Crossfade 3 Wireless」が見せる“普遍性”と“チャレンジ”

機能面がアップデートしつつ価格はお手頃に

「Crossfade 3 Wireless」¥OPEN(想定実売価格:税込33,000円)
V-MODAデザインを踏襲しつつ、現代的なサウンドにアップデート「Crossfade 3 Wireless」

DJカルチャーに寄り添った先鋭的なオーディオアイテムを展開するブランド、V-MODA。2004年に人気DJでもあるVal Kolton(ヴァル・コルトン)氏によって設立されるとすぐに注目を集め、加えてローランド社の傘下となってからは、同社の総合的な技術力と膨大な経験値という新たな推進力も獲得。個性と技術の両輪によってそのポジションを固めてきた。

そのV-MODAから、この夏にリリースされるワイヤレス&有線両用ヘッドホンの最新世代モデルが「Crossfade 3 Wireless」だ。前モデル「Crossfade 2」をベースに、最新チップ搭載によるaptX HDコーデック対応、現代の音楽をより意識した新たなサウンドチューニングなどのアップデートを実施。にもかかわらず、そして昨今の物価上昇傾向にもかかわらず、前モデルからの低価格化までも実現されているのだから嬉しい。

それにしても、ニューアイテムということで確認して改めて感じるのは、V-MODAのアイテム、特にヘッドホンのデザインの素晴らしさ。Crossfade 3 Wirelessにおいても、そのデザインにシリーズ初代機である「Crossfade Wireless」からの大きな変化はない。

それどころか2010年発売の同社ヘッドホンデビュー作「Crossfade LP」のときから、そのアウトライン「ハウジングのヘキサゴンフォルムとヘッドバンドのVアクセント」に変わりはないのだ。

それが現在でも古さを全く感じさせず、新製品を手にするたびにいつも新鮮なのだから、当時のデザインの先鋭性と完成度に驚かされる。ハウジングのフェイスプレート部の交換で好みのカラーにカスタマイズ可能なオプション「カスタムシールド」にも引き続き対応しているので、ユーザー側での個性の表現もOKだ。

V-MODAの特徴であるヘキサゴンフォルムを踏襲しつつ、中身をアップデート。シールドの交換ももちろん可能だ

そういったデザインのアウトラインは不変/普遍でありつつ、細部の改良はもちろん常に行われている。「デザイン性と耐久性と装着の快適性の全てを兼ね備える」ことは、同社ヘッドホンで当初から意図されてきたであろうポイント。新製品ごとにの細かな調整や工夫が積み重ねられてきた結果、その最新の成果となる本機はその課題をハイレベルにクリアするに至った。

特に装着感は印象的。十分な厚みを備え、しかしふかふかではなくほどよい硬さも残したイヤーパッドと、それをこれまたほどよい強さで耳に押し当ててくるヘッドバンドの側圧設定が絶妙だ。リラックス系に寄りすぎず適度な手応えを残したその装着感が、装着した瞬間に「音楽に向かい合う緊張感」みたいなものをスッと高めてくれる。

折りたたみヒンジやヘッドバンド調整に設けられた硬めのクリック感も、同じく気分を高めてくれる要素。ルックスだけでなく耳や手に伝わる感触からも、音楽に向かい合う気分を演出してくれるアイテムだ。

そのほか、アプリのイコライザー機能でサウンドを調整可能、マルチポイント&マルチペアリング対応、前モデルから倍増超の連続再生時間30時間など、機能性や基本スペックも万全。

ガンメタル・ブラックに加えブロンズ・ブラックの2カラーを用意する

次ページアップデートされたサウンドは“大人のクラブ系”

1 2 3 次へ

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

トピック

クローズアップCLOSEUP
アクセスランキング RANKING
1 オーディオ銘機賞「ベストバリュー大賞」受賞! DALIの技術と美学を凝縮した「KUPID」の実力に迫る
2 “スイング式”インシュレーターに薄型モデルが登場!セレニティ 静寂-Shijima-の「SWI-10」使いこなしレポート
3 トップクラスのながら聴きイヤホンにさらなる機能性がプラス!Shokz「OpenFit 2+」レビュー
4 <ポタフェス>SHANLING、水月雨監修のポータブルCDプレーヤー「Crossover」世界初公開/ONIX、超小型DAC「Tocata XM2」初展示
5 <ポタフェス>見た目も音もこだわった、HiBy Digitalの「初音ミク」コラボアイテム展示/FAudio「Major」に後継機か
6 大好きな車とバイクを眺める6畳空間に、4K/100型のホームシアターを実現
7 SHANLING、サブミニチュア真空管をデュアル搭載したポータブルDAC/アンプ「UA7」
8 Oriolus、落ち着いた音色と現代的な機能性を両立したBluetoothアンプ「1795MKII」
9 ピクセラ、テレビを見るとポイントが貯まるワイヤレスチューナー「ポイテレ」
10 <ポタフェス>オーディオテクニカ、フラグシップ機「ATH-ADX7000」「ATH-TWX9M2」を堪能
12/15 11:02 更新
音元出版の雑誌
オーディオアクセサリー199号
季刊・オーディオアクセサリー
最新号
Vol.199
世界のオーディオアクセサリーブランド大全2025
特別増刊
世界のオーディオアクセサリーブランド大全2025
最新号
プレミアムヘッドホンガイドマガジン vol.23 2025冬
別冊・プレミアムヘッドホンガイドマガジン
最新号
Vol.23
プレミアムヘッドホンガイド Vol.33 2025 SUMMER
プレミアムヘッドホンガイド
(フリーマガジン)
最新号
Vol.33(電子版)
VGP受賞製品お買い物ガイド 2025年冬版
VGP受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2025年夏版(電子版)
DGPイメージングアワード2024受賞製品お買い物ガイド(2024年冬版)
DGPイメージングアワード受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2025年冬版(電子版)
WEB
  • PHILE WEB
  • PHILE WEB AUDIO
  • PHILE WEB BUSINESS
  • プレミアムヘッドホンガイド
  • ホームシアターCHANNEL
  • デジカメCHANNEL
AWARD
  • VGP
  • DGPイメージングアワード
  • DGPモバイルアワード
  • AEX
  • AA AWARD
  • ANALOG GPX