• ブランド
    特設サイト
公開日 2022/03/31 06:30

Shure「AONIC」×アプリで自由自在に音を追求!最新完全ワイヤレス&NCヘッドホンを聴く

【PR】他にはない「パラメトリックEQ」の魅力に迫る
岩井 喬/プレミアムヘッドホンガイド編集部
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
米国が誇るプロオーディオブランド、Shure(シュア)から続々と民生用ワイヤレス製品が登場している。それらがハードウェアとして高音質や耐久性を追求しているだけでなく、アプリによってプロ仕様のイコライザーを活用できることはご存知だろうか?ほかのメーカーにはない、シュアならではの取り組みにフォーカスしてみよう。

アプリまでがプロ仕様!パラメトリックEQで音楽をクリエイティブに楽しむ(編集部)

音の入口となるマイクから出口となるヘッドホンまで。プロの音楽家を支え続けるプロフェッショナルブランド、米国シュアがイヤホン/ヘッドホンの新作として「AONIC」シリーズを続々とリリースしている。

AONICシリーズ×ShurePlus PLAYで自由自在に音質を追求しよう!

AONICは「Acoustic」と「Sonic」を組み合わせた造語で、音質のこだわりを表した彼ららしいネーミングだ。製品ラインナップも、プロ仕様の有線タイプ(高遮音性イヤホン)だけでなく、この冬には一体型の完全ワイヤレスイヤホン「AONIC FREE」、そしてコンパクトになった折り畳み式のノイズキャンセリングヘッドホン「AONIC 40」など、無線タイプも昨今は充実させてきている。

しかし、そこはシュア。いたずらにトレンドを追いかけるだけでなく、それぞれに妥協なく、音質を追い込んでいる。とりわけアンプ/回路設計、車でいえばエンジンの部分にフォーカスするアプローチはシュアならではといえるもので、まったく独自の視点で高音質化に挑んできた。

一体型の完全ワイヤレスイヤホン「AONIC FREE」

ノイズキャンセリングヘッドホン「AONIC 40」

そんなシュアが、ハードウェア面の進化と同時に取り組んできたのが、「ShurePlusTM PLAY」アプリだ。スマートフォンと組み合わせてのハイレゾ再生や各種再生操作設定など、利便性を高める機能にばかり注目が集まりがちだが、ここで読者のみなさんにご紹介したいのは「パラメトリックEQ」を採用した音質調整だ。

一般的な完全ワイヤレスイヤホンのアプリには、周波数帯域が固定されるグラフィックイコライザーが採用されていたり、「ロック」や「ジャズ」など、音楽ジャンルで選ぶタイプのものだったりが多い。

しかしシュアは違う。プリセットとしては「De-ess(サ行の刺さりなど歯擦音を低減する)」や「ラウドネス(低音量時のリスニングの明瞭度を高める)」のほか、執筆時点で7つのモードが用意されているものの、そこからの調整の自由度の高さが真骨頂。周波数やゲイン、Q値(帯域幅)を自由自在に、そして直感的に追い込んでいくことができるのだ。

これはもう、楽器ひとつひとつの音色を調整していくような、プロのエンジニアが活用するような機能である。利用したときの違いを具体的にイメージしやすいように、オーディオ評論家の岩井 喬氏による、EQ調整値の事例も紹介しているので、ぜひその効果を試してみてほしい。

スマホに保存された楽曲だけではなく、Apple Musicなどのストリーミングサービスでも自分の大好きな作品を、自分で創作したEQカーブで楽しむことができるのはシュアならでは。イヤホンやヘッドホンを次に選ぶなら、ぜひ「ShurePlusTM PLAY」アプリに対応したアイテムを、選択肢に加えてみてほしい。



オーディオ評論家 岩井 喬が、EQ調整を試してみた

楽曲の明瞭度を高める



ベースやキックのアタックは80 - 90Hz周辺、ボーカルのボディ感は300 - 500Hz周辺。明瞭度に繋がるのは2 - 4kHz周辺だが、上げすぎるときつくなる。シンバルなどの煌びやかさは10 - 13kHzを上げるとよい。BW値を多くするとより広範囲に効果をかけられるが、特定周波数だけスポット的に増減したいときはBW値を小さく。


アコースティック系の音源に



アコースティックが中心の音源(特に弦楽器)に対し、適度なヌケ感と際立ちを与えるセッティング。170Hz、2.5kHz、16kHz周辺を2 - 3dBほど増やす。まずゲインを通常ではありえない6dB以上、BW値を最少とし、周波数だけ増減させていくことで、調整したい特定の音がどの周波数帯にいるのか、ポイントを確認する “周波数探り” をするとよいだろう。


ボーカルに抜け感とシャープさを



特定の帯域を相対的に凹ませることで、声や楽器を逆に浮き立たせることもできる。200 - 500Hzの中域成分を抑え、2 - 4kHzの高域を多めにすることで、ボーカルの明瞭度が向上する。カナル型IEMではBW幅を調整して谷を深くすることで、4 - 6kHz周辺のノズル共振点を抑えつつ、90Hz周辺のリズム隊のアタック感を増やすことでバランス感を整える。


次ページ完全ワイヤレス「AONIC FREE」&NC/BTヘッドホン「AONIC 40」を詳しくレビュー!

1 2 次へ

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
クローズアップCLOSEUP
アクセスランキング RANKING
1 女子プロゴルフ「パナソニックオープンレディースゴルフトーナメント」、4/26からの放送・配信予定
2 売価アップも品薄も問題にしないアキュフェーズの強さに感服 <販売店の声・売れ筋ランキング3月>
3 ソナスの新製品スピーカー「Lumina II Amator」が鋭い立ち上がり <ハイファイオーディオ売れ筋ランキング3月>
4 Prime Video、『ゴジラ-1.0』ほかゴジラ邦画実写全30作品や、Prime独占EP配信の『岸辺露伴は動かない』第4期など5月配信
5 ゲオ、43V型で4万円を切る狭額縁デザインの4K液晶テレビ
6 Anker、最大半額セールを楽天で実施中。完全ワイヤレスイヤホンは割引でさらにポイントアップも
7 『鬼滅テレビ -柱稽古編放送直前SP-』5/4 13時25分から無料配信。公開生放送の観覧受付開始
8 KEF、「LS60 Wireless」など一部スピーカー製品を値下げ。4月25日より
9 スカパー!、スティック型ストリーミング端末「スカパー!+(プラス)ネットスティック」を新開発
10 Netflixで「ご利用世帯の登録」画面が表示された場合の対処法は?
4/26 10:36 更新
MAGAZINE
音元出版の雑誌
オーディオアクセサリー192号
季刊・オーディオアクセサリー
最新号
Vol.192
オーディオアクセサリー大全2024~2025
別冊・ケーブル大全
別冊・オーディオアクセサリー大全
最新号
2024~2025
プレミアムヘッドホンガイドマガジン vol.21 2023 WINTER
別冊・プレミアムヘッドホンガイドマガジン
最新号
Vol.21
プレミアムヘッドホンガイド Vol.31 2024 SPRING
プレミアムヘッドホンガイド
(フリーマガジン)
最新号
Vol.31(電子版)
VGP受賞製品お買い物ガイド 2024年冬版
VGP受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2024年冬版(電子版)
DGPイメージングアワード2023受賞製品お買い物ガイド(2023年冬版)
DGPイメージングアワード受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2023年冬版(電子版)
音元出版の雑誌 電子版 読み放題サービス
「マガジンプレミアム」お試し無料!

雑誌販売に関するお問合せ

WEB
  • PHILE WEB
  • PHILE WEB AUDIO
  • PHILE WEB BUSINESS
  • ホームシアターCHANNEL
  • デジカメCHANNEL
AWARD
  • VGP
  • DGPイメージングアワード
  • DGPモバイルアワード
  • AEX
  • AA AWARD
  • ANALOG GPX