公開日 2017/08/21 12:17

音質大幅アップ&高コスパ! プロゲーマー御用達“Razer”の新ヘッドホンは音楽リスニングも◎

[PR]「Kraken Pro V2 Oval」の実力をチェック
■Razerの新ハイエンドヘッドホンはゲーマーだけなくオーディオファンも要注目!?

2005年にアメリカのサンディエゴに誕生したRazerは、世界中のe-Sportsの舞台で活躍するプロゲーマーから支持を集めるゲーミングデバイスブランドだ。ゲームの世界にプレーヤーをより深く引き込むハイクオリティなサウンドや映像が再現できるRazerのプロダクトには、ありふれたAV機器にはない独特な個性があるにちがいない。今回はRazerのラインナップの中でもとりわけハイエンド志向の強いヘッドホンの最新モデル「Kraken Pro V2 Oval」の実力をチェックしてみよう。

Kraken Pro V2 Oval


Razerが扱う商品カテゴリーにはゲーム用のハイスペックPCのほか、Android TV搭載のセットトップボックス、ウェアラブル端末などITの先進デバイスのほか、本機をはじめとするヘッドホン、そして以前に当サイトで折原一也氏がレポートしているポータブルBluetoothスピーカー「Razer Leviathan Mini」のようなオーディオ系のラインナップがある。

プロゲーマーが愛機とするヘッドホンには、クリアで緻密なゲームサウンドの再現性と、長時間身につけていてもストレスを感じさせない快適な装着感が求められる。音についてはゲームの舞台を広く見渡せる解像感や音像の明快な定位感を再現できることがプレイの品質に直結するため、特にシビアな評価に晒される基準値だ。

ヘッドホン「Kraken Pro」には40mm口径のネオジウムマグネットを採用するドライバーが搭載されていたが、次期モデルの“V2”ではドライバーの口径がさらに大型化されて50mmに拡大。オーディオ再生のパフォーマンスにゆとりを持たせた。

全3色をラインナップ

さらに、最新モデル「Kraken Pro V2 Oval」では楕円形のイヤーパッドを採用。正円よりも人間の耳により近い楕円形イヤーパッドによって装着感や遮音性の一層の向上を図っている。なお、初代機からV2への進化の時点でイヤーパッドのクッションを柔らかいものに代えて、クランプ圧も最適化していた。

オーバル型イヤーパッドを採用

またボディには軽量アルミを使って軽量化も図った。ヘッドバンドとアームの部分にアルミ素材を使ったことにより剛性も高めている。筐体にメタル素材を使ったことで、サウンドの安定感も増したようだ。新旧モデルの音質比較は後ほどゆっくり行いたい。

なお本機はゲーム用途も想定するヘッドセットでもあるので、ボイスチャット用のマイクが内蔵されている。マイクの先端を伸ばすと口元まで持ってくることができるが、使わない場合はハウジングに格納できるので、見た目にはオーディオ用ヘッドホンと変わらない。カラバリはブランドのシンボルカラーであるグリーンのほか、落ち着いたブラックとホワイトが揃う。ケーブルは本体片出しで、インラインにボリュームコントローラーを装備する。

ゲームヘッドセットとしてのマイクは収納可能

■前モデルから音質はどう進化した?

新機種の「Kraken Pro V2 Oval」と前世代の「Kraken Pro」を並べながら用実力を比べてみよう。

まず身につけたときの装着感は、明らかに新製品の方が快適だ。ドライバーが大型化したことで、イヤーカップの内側も容積が増した。耳を包み込むほどゆったりとしたサイズ感だ。イヤーパッドは楕円形になって中のクッションが柔らかくなっただけでなく、外皮の肌触りがより滑らかになっているので、メガネをかけたままヘッドホンを装着しても締め付けられる感じがしなかった。

次ページ大きく飛躍した音質。コストパフォーマンスも高い

1 2 次へ

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

トピック

クローズアップCLOSEUP
アクセスランキング RANKING
1 レコードの音楽を読み取って光るターンテーブル。オーディオテクニカ「Hotaru」一般販売スタート
2 ダイソンとPORTERがコラボした特別デザインのヘッドホンとショルダーバッグ。全世界380セット限定販売
3 LUMINの進化は終わらない。初のディスクリートDAC搭載「X2」の思想を開発担当者に訊く!
4 Spotif、2025年に最も聴かれた邦楽は「ライラック」。国内外で最も聴かれた楽曲・アーティストの年間ランキング発表
5 DUNU、7ドライバー/トライブリッド構成を採用したイヤホン「DN 142」
6 カセットテープとともに過ごすカフェ「CASSE」。12/17渋谷でグランドオープン
7 Vento、3次元特殊メッシュを採用したハイブリッド拡散パネル「DAP180 / DAP120」
8 AVIOT、最大120時間再生と小型軽量を両立したオンイヤー型Bluetoothヘッドホン「WA-G1」
9 サンワサプライ、省スペース設置できる木製キャビネットのサウンドバー「400-SP120」
10 アイレックス、ALBEDO/AUDIAブランド製品の価格改定を発表。2026年1月1日より
12/5 10:47 更新
音元出版の雑誌
オーディオアクセサリー199号
季刊・オーディオアクセサリー
最新号
Vol.199
世界のオーディオアクセサリーブランド大全2025
特別増刊
世界のオーディオアクセサリーブランド大全2025
最新号
プレミアムヘッドホンガイドマガジン vol.23 2025冬
別冊・プレミアムヘッドホンガイドマガジン
最新号
Vol.23
プレミアムヘッドホンガイド Vol.33 2025 SUMMER
プレミアムヘッドホンガイド
(フリーマガジン)
最新号
Vol.33(電子版)
VGP受賞製品お買い物ガイド 2025年冬版
VGP受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2025年夏版(電子版)
DGPイメージングアワード2024受賞製品お買い物ガイド(2024年冬版)
DGPイメージングアワード受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2025年冬版(電子版)
WEB
  • PHILE WEB
  • PHILE WEB AUDIO
  • PHILE WEB BUSINESS
  • プレミアムヘッドホンガイド
  • ホームシアターCHANNEL
  • デジカメCHANNEL
AWARD
  • VGP
  • DGPイメージングアワード
  • DGPモバイルアワード
  • AEX
  • AA AWARD
  • ANALOG GPX